ギターは “ 見た目 “ で選んでます。 (後編) | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

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  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』


『中-後編』から つづく。)

 



“ 一目惚れ “ で購入したギター、

『Fender  PLAYER PLUS STRATOCASTER  (Tequila Sunrise)』



購入後早々に手を入れた箇所、

[1] ピックガードを「白/3プライ」→「白/1プライ」に換装
[2] トーン兼用の フロントP.U. ON/OFF スイッチを「PUSH/PULL」→「PUSH/PUSH」に変更

に関するお話の最終回。(← の つもり。)


前回は[2]の作業で、デフォルトの リアP.U. 用トーンコントロール(PUSH/PULL SW付き)の抵抗値の謎をスルーして、新規購入の「500kΩ」(PUSH/PUSH SW付き)を組み込んだところまで。


この機体、着荷直後に ちょろっと確認程度に音を鳴らしてはみましたが、その後すぐに新ギター入手時のルーティーンの「ゲージを換えて/弦高やフローティング調整」などとまとめて上記 2点に着手したため、デフォルト状態の “ 音 “ がどんなだったかは覚えておりません。
・・・ってゆーか、またまた繰り返しにはなりますが。
私の耳ではその辺りの音の違いは聴き分けられないし/特に「こんな音にしたい!」というビジョンもございません。
従って、トーンコントロールの抵抗値が少なからず音質に影響を及ぼすであろうことは承知しつつも、この機体に関してはポッド交換後の状態を以って「元々こういうもの。」と納得してしまうことにいたします。
まあ、何某か実用面で支障を来す様なことがあれば考え直しますけど・・・。



で、アッセンブリーの組み直し。(前回 既に組み付け後の画像が露出してます。)

この段階でナットを締め込む前に新品のピックガードの保護フィルムを剥がしておきます。

これ ↓ が “ おニュー “ のテカテカ状態・・・かと思ったら。


削り込んだネックの喰い込み部分、加工したラインが歪んでいるのは置いといて、何故かエッジがボソボソしていて 何度ツメで擦ってみてもカスが取れない。
「もしや!?」と思って表面をカリカリしてみると・・・。

あ~、保護フィルム、もう 1枚 被ってた!!
きっちり組み上げてしまう前に気付いてよかった~。
2枚目も剥がしてホントの “ おニュー “ のテカテカ状態 ↓ に。

・・・ってことは、手持ちの楽器で他にも 2枚目を剥がし忘れているヤツがあるんじゃないのか?
(実際にありました。)


バックパネルも「白/1プライ」に換装。

因みに、ネックプレートには文字の刻印で細か〜く千切れた保護フィルムがしつこくへばり付いていたので、こちらも後でちゃんとキレイに剥がしておきました。


ついでに他の装備も一通り見回してみる。
ペグはロック式。

念の為と思ってナットの締め具合を確認してみたら、「えっ!?」と思うほどにユルユルでした。着荷直後の試し弾きで「なんだかチューニングが安定しないな~。」と思ったのは気のせいではなかったかも。(ペグ固定は表側のナットのみで、裏にはビスが無いタイプ。)
「この緩さもメキシカン・クオリティ?」とも思いましたが、もしかしたらその辺の加減って何かノウハウがあったり・・・しないか。
しっかり 増し締めしておきました。



うわ〜〜い! 出来上がり!!



と思ったら・・・。(Reprise)
ボリュームノブがリアの P.U. 固定ビスに干渉している!

デフォルト状態では問題はなかったので、リプレイス用ピックガードの穴位置がズレているのか/若しくは穴がちょっと大き目でポットがガタの分 ビス側に寄ってしまったのか・・・。
いずれにしても “ 要解決 “ です。


あと、もっと根本的なところが・・・。


“ 案の定 “ と申しましょうか。
せっかく交換したピックガードですが、同じ「白/1プライ」でも『’57』(画像 ↓ 右側)とは ずいぶん趣きが違う。



『’57』に対して実際に 0.2mm 程度厚いというのもさることながら、それ以上にやっぱり外周のテーパー加工が余計にぶ厚く錯覚させてしまうってのは予想通りでした。(3P じゃなくて 1P だから尚更目立つので。)
しかも、素材の白の具合が『’57』に対してビミョ~に “ 透け感 “ があって、どうにもぼんやりした印象に。
「見た目重視」のためのピックガード換装でしたが、目的を果たせておりませぬ。
このままでは この機体を見る度に「コレじゃない・・・。」と思ってしまうという不幸な関係性に陥ってしまうので、解決を画策いたします。


とりあえず思い付くのは、

 ● ボディのビス穴は無視して、『’57』仕様の「白/1プライ」で済ませてしまう。

若しくは、

 ● 基本的に『’57』仕様だけど、ビス穴だけ『’72』仕様のオリジナルをオーダーメイド。

くらいでしょうか。
この際「完全自作」とか、自ら泥沼にハマり行くのは避けたい。出来るだけ “ 手間は惜しみたい “ ので。


もうちょっと粘ってネット検索してみたところ、ありました!
「豪雨の後の名古屋『矢場公園』のぬかるみ」くらいには生還確率高そうな、ちょうど良い加減の湿地帯(?)が・・・。

これ ↓ です!!




(おわり。)





・・・と、あたかも米国の刑事ドラマのシーズン最終回にありがちな、

 〜 レギュラーメンバーの一人が悪者に拉致されてしまう/又は 銃弾に倒れて「すわ、殉職か!?」というところで「To be continued...」で終わる。

みたいな感じにしたかっただけです。
(この場合、フツーは次シーズン 第1話で「無事解決」/若しくは ホントに「殉職」・・・など。)


当連載記事、結局まだ終われなかったので次回 恐らく『後-後編』みたいな謎のタイトルでホントに完結予定。(時期未定。)

そういえば米ドラマの場合、既にシリーズ打ち切りが決まっていて “ ヤケクソ “ で放り出したまま終了ってパターンもあったよな〜、確か。





『後-後編』に つづく・・・はず。)

 




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