今回の『覚え書き』、全体的に項目数は少な目ですが、ちょいと説明を要するところもございまして。
前/後編 2分割にて。
「説明を要する」ってゆーか、むしろ「言い訳」成分濃い目な感じですけど。
どっちにせよ求められてる気はしない・・・。
《2018年》
(以下、敬称略。)
● 4月7日(土) 大阪 梅田 Soap opera classics
13:00 ~
ツヅリ・ヅクリ『新譜「ニジミカヅキ」発売記念ワンマン!大阪編 菫の月』
◆ ツヅリ・ヅクリ
サポート
・G. : 笠間洋平
・Vn. : 坂本尚史
ちょうど野暮用で大阪へ出向くタイミングと重なりまして。
『ツヅリ・ヅクリ』さん レコ発ワンマンの大阪編観覧。
楽曲もさることながら、おふたりのキャラのバランスも絶妙でございます。
新譜 CD 『ニジミカヅキ』は、事前にタワレコ予約で購入済み。
最近 意外にこのパターンが多いことに今更気付いて、これまで拒絶していたタワレコポイントカード作ってもらいました。
会場の「Soap opera classics」は 2年振りくらい 2度目の訪問・・・と思ってましたが、違った。
別の会場と勘違いしてました。未だにそれがどこだったのかは不明。
周辺のどの駅からもビミョ~に遠くて、「あれ? こんな感じだっけ?」とは思ってましたけど。
(その時点で気付け。)
ツヅリワンマンではもうレギュラーの Vn. サポート『もっち』さん、インストデュオで活動中とのことで、 CD ゲット。ピアソラ風のかっちょいい楽曲、など。
あと、一度もライブには行けてない『ムム』さん ソロの CD もゲットいたしました。
● 4月13日(金) 静岡 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
19:30 ~
『やまぼうしライブ』
◆ FJ KOBA
◆ あやあね
FLOATING JAM の相方、『FJ KOBA』ソロにて出演。
毎年お世話になっている『PAしのらり』さん 主催。
ライブ直後の当ブログ記事は ↓ こちら。
・2018年4月15日 記事:『やまぼうしライブ』終了いたしました。
ちょっと唐突ではございますが・・・。
● 4月14日(土)
13:00 ~
『葛飾柴又寅さん記念館』
● 4月14日(土)
13:30 ~
『山田洋次ミュージアム』
● 4月14日(土) 東京 葛飾区柴又帝釈天 題経寺
14:00 ~
『帝釈堂彫刻ギャラリー:大庭園(邃溪園(すいけいえん))』
4/14(土)、ひとまずこの日のここまでの流れをまとめて解説。
主目的は ↓ 事項の『オレンチェ』さん 出演のライブ観覧。
同ライブには過去 2回、たまたま東京で他件あっての流れでおジャマしておりました。
その当時まで『柴又』って「お寺&下町」で 浅草 とイメージがダブっておりまして。ロケーション的にも「大体その辺りだろう。」くらいに勝手に思い込んでました。
実際に行ってみて、新宿から電車で 1時間も掛かることを知ってビビりましたけど。
帝釈天の本堂外周に施された彫刻が見応えありというウワサを耳にして(ってゆーか、山田五郎氏の BS の番組で見ました。)ちょっと気になってました。
チャンスがあればそっちも覗いてみたい。
ただ、観覧時間が 16:00 で終了ということで、他件の流れで行ったらもう時間切れ・・・というのが過去 2回。
あと。
『柴又』と言えばやっぱり『寅さん』。
以前から何度も書いてますが、ライブ観覧遠征の際には極力「観光的要素」を排除しております。
理由は、
「せっかく○○へ行くんだから・・・。」
みたいな謂れのない強迫観念から自らを解放するため。
じゃあ、今回は『柴又』自体を " 目的 " にして行ってしまえば、そんな強迫観念から解放されるじゃないか!
・・・という言い訳。
実は、これまで映画『男はつらいよ』シリーズは 1本も観たことありませんでした。
事項 ↓ のライブに出演の『漣みなみ』さん、以前は『オレンチェ』のリーダーとして、現在はソロでシンガー&タレントとして活動中。
自称「寅さん芸人」(← 何故か " 芸人 " )とのことで、その『男はつらいよ』について熱~く語る姿に感化されて「私も近いうちに観てみよう。」とは思っておりました。
あと。
奇しくも『AKI』さん が、
「これまで『男はつらいよ』はちゃんと観たことなかったけど、改めて観るとよいね~。」
的なことをブログに綴っておられました。
これはシンクロニシティかっ!?
( ・・・かどうかは気の持ち様ひとつなわけで、偶然と言ってしまえばそれまでなのね。)
何れにしても、いつもなら「そのうちに・・・。」とか思いつつ結局 " 観ない " で終わるパターンなのですが・・・。
父親が、実家の TV 内蔵のレコーダーに『男はつらいよ』録ってたのを思い出した。
この正月、実家に帰った際に初めて第1作目を観て「あぁ、ナルホド。」と。
作品自体は観たことがないものの、過去数十年の人生の中であらゆる方面からの断片的かつ膨大な情報の蓄積によって『男はつらいよ』という作品やら/寅さん 本人とか脇役の面々の人物像などについては " 概ねこんな感じ " というイメージは構築されておりました。
実際に作品を観て、「正にそのイメージ通り」と確認した次第。
第1作については、「ストーリーの展開が早い!」という印象。
あくまで結果論なのですが、" この先 47作も続編が作られる " という前提で観ていると、その詰め込み具合にびっくり。
個々のエピソードをバラして少~し膨らませたら、恐らく 5作品撮れる分くらいのネタにはなったんじゃないかな~と思います。(笑)
劇中で印刷工場の若い衆が歌う「スイカの名産地~♪」という歌。
以前『まみめろ』さん がライブで、「小さい頃によく歌っていた歌です。」と言って半分ネタ的に(?)歌っていたのを思い出しました。
その時は、「ん? 静岡ってスイカの名産地だったっけ?」と訝っておりましたが、そういうことではなかったのね。かつてそんな流行歌があったとは・・・。
そんな " にわか " な仕込みで柴又行き。
今回は あえて回り道をして、常磐線 金町駅から柴又方面へ徒歩で南下。
寅さんを気取って、江戸川の河川敷を見下ろしながら土手の上をとぼとぼと。
・・・というのはウソですけど。
金町駅近くの『やよい軒』で昼食を摂りたかっただけなのでした。
時間はたっぷりあるので、柴又まで散歩がてら徒歩移動のつもりで。
地図を見てたらすぐ近くに江戸川が流れているのに気付いたので、そっちを回ってみることに。
この時点では特に確証はなかったものの、「江戸川 といったら 寅さん」みたいな図式もあるような気がしないでもない。
歩きながら、何とな~く「如何にも映画で寅さんが歩いてそうなシチュエーションだよな~。」などと思いながら。
その後に観た 第2作(← これもレコーダーに残ってました。) では、この土手で寅さんがサッカーボールを蹴り損ねてズッコケるシーンなど確認いたしました。(ズッコケ方があまりに絶妙で、「ウマいな~。」と関心してしまいました。)
今は自転車&ジョギング用のコースが整備されていてちょっと趣は異なりますが、河川敷では少年たちが野球をしていたり。
あと、この ↓ メルヘンチックな意匠の取水塔も 第2作 に出ていて、「おぉっ!」ってなりました。
『聖地巡り』とかって「観光」同様に興味の外に置いておりますが、作品とのリンクを目の当たりにすると意外にテンション上がるな~。
『寅さん記念館』に関しては、これまた TV などで概ね内容は存じておりました。
団子屋のセットがそのまま移設されていて、" にわか " の私でもやっぱり少しテンション上がる。
作品が肌身に染みている方々なら、なおさら感慨深いものがあるんじゃないかと。
あと。
隣接の『山田洋次ミュージアム』。
今のところ監督への思い入れはまだまだ薄いのですが、チケットも『寅さん記念館』の料金に込みということで。
まあ、せっかくなので・・・って。結局そうなるのね。
『帝釈天』到着。
まずはお参り。
そして、『彫刻ギャラリー』へ。
透明なガードで囲われた回廊をぐるっと廻りながら観覧。外側から眺めると近未来SF的な趣もあって、ちょっとゾクゾクします。
彫刻は、法華経の説話を題材にしたものだそうですが。
恐らく、元ネタを分かった上で観た方がよいんだろうと思い、帰りに受付で解説書を購入。次回はこれを読んでから望みたいと思います。
チケットは庭園の観覧込みでした。
せっかくなので・・・って。(強迫観念か。)
●4月14日(土) 東京 葛飾区柴又帝釈天 鳳翔会館
18:10 ~
『第31回 女は歌うよ/東北復興応援チャリティー』
◆ オレンチェ
◆ 漣みなみ
そして、主目的のライブ観覧。
ちょっと予想外の出来事もございましたが。
漣みなみ さん、毎日『男はつらいよ』の DVD 観てるそうなのですが、この前日は観れなかったので代わりに移動中にサントラ聴きながらやって来たとか。
台詞を聴いて何作目のどのシーンとかまで分かるらしい。
私も DVD BOX 買っちゃおうかな~と思ってふと棚を見ると・・・。
未開封・新品のあれやこれやが山盛りだ。
(『後編』に つづく。)
■ FJスズキ ■