2015/5/5(火) GW、東京 2回目。 | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

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  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』



『不純な動機』発動!!


毎度 自虐的に『不純な動機』と表現してはおりますが、何かに繋がる『きっかけ』というものは 人それぞれ いろいろあって然るべきと思っております。


ですが・・・。
殊 今回に限っては、初動の時点では

 ~ 不純度 = 100%

で始まり、最終的に

 ~ 不純度 = 80%

くらいのところにまで落ち着いたという感じ。





事の発端は、確か 4月中旬ごろだったかと思います。

Pf. 弾き語りシンガーソングライター『小林未郁』さん のツイッターを覗いていたところ、1件のリツイートが・・・。


ズバリこの文言だったかどうかは定かではありませんが、

 ~ 【J15】AHC / 居眠りの街は、今回も合同ブースでの参加となります。
   大阪ゲームマーケットで頒布した2時間で完売した「犯人はこの中にいる!」
   を東京ゲームマーケットで重版し、頒布致します。
   そして今回は何と、ゲームプレイ中のBGM用テーマ曲、テーマソングCD
   とセットでの頒布となります。

という内容。
「ゲームマーケット」 サイト内、『AHC/居眠りの街』 コメントより引用。)


これだけでは意味不明なところもあり、リンク先 で確認したところ 概ね


 ~ 『小林未郁』さん が『犯人はこの中にいる!』というカードケームとの
   コラボ企画で楽曲の書き下ろし&録り下ろしレコーディングした CD が、
   「東京ゲームマーケット」なるイベントにてカードゲーム本体とセットで
   販売される。

ということなのでした。

ちょっと細かいところ補足すると、

 ・「AHC」と「居眠りの街」というディーラー 2者の合同出展。
 ・【J15】は、その会場でのブース番号。
 ・同人系イベントなどでは、販売することを「頒布する」と表現する(らしい)。



この情報を見て頭をよぎったのは、

 ・同人もしくは個人の出展者による数量限定アイテム販売イベント。
 ・「ワンフェス」若しくは「コミケ」的なノリに近い?
 ・ってことは、数時間の入場待ち??
 ・しか~も、人気商品は即完売、売り切れ御免???

といったイメージ。



正直、

 「あぁ、ムリだ・・・。」

と思いましたが。

何故なら。

 ・CD 入手目的で特に興味もないカードゲーム購入ってのは『不純』に
  過ぎるのでは? という罪悪感。
 ・しかも、東京まで出掛けて行って 何時間も並んで入場した挙げ句に、
  ちゃんと買えるかどうかも分からない・・・。


私にはハードル高過ぎ。




実際には、この時点でいろいろと読み違いとか 勝手な思い込みがあったことが、後々次第に分かって来るのでした。


先に言ってしまうと、

 ・CD は “ 会場でしか手に入らない “ のではなく、ゲームとセットで通販もあり。
 ・「予約取り置き」の依頼をしておけば、会場で確実に購入可能。
 ・ “ 会場でしか手に入らない “ 要素は、CD に『小林未郁』さんご本人のサイン。
  (予約特典として、事前連絡で宛名も入れてもらえる。)

さらに、

 ・会場では、「CD のみ」もしくは「カードゲーム本体のみ」での購入も可能。

という、意外にも(?)良心的な販売形態なのでした。
もっと言うと、

 ・CD は、小林未郁さん ライブ会場物販でも販売される。

・・・かも。




そう考えると無理をしてまで現場に行くこともないな~、というお話。
普段からサインには さほど拘ってはおりませんので。
(但し、状況が許す限り「もらえるものはもらっておこう」という姿勢ではありますけど。)




でもまあ、GW 連休中だし。
ぶらっと行ってみよう、ということに。




● 東京ビッグサイト 『ゲームマーケット2015年春』



事前に、入場チケットを兼ねた公式カタログを購入。
販売チャネルは限られているので、通販を利用。


イベントの趣旨としては「アナログゲームの祭典」というところらしく、取り扱いアイテムは かなりアバウトにですが、

 ◆カードゲーム
  ・トランプ/花札 などの伝統的なプラットフォーム
  ・ストーリーに沿った対戦型カード
  ・トレーディングカード
 ◆ボードゲーム
  ・将棋/チェス などの伝統的な対戦型盤ゲーム
  ・双六の派生的なもの
  ・ウォーゲーム(≒ 陣取り的なもの)

って感じでしょうか。
(毎度の浅~い認識でアレですけど・・・。)


これまでは出展を禁止していた企業展開のトレーディングカードゲームを、今回から解禁とのこと。
恐らく、これまでのイベント規模に対して 大手企業の参入でバランスを欠くことを懸念しての規制だったのではなかろうか。
そして今回、イベント自体がそれなりの規模に成長したことを踏まえて 名実ともに「アナログゲームの祭典」を目指しての措置ってことなんでしょう、きっと。

・・・って、何故に私なんぞが語ってるのか?




何れにしても、当初 私的にはカードゲームには一切興味なし。


ただ。
昔から、

 ~ 外国製のおシャレなデザインのボードゲームとか、インテリアによいかもね。

くらいの感覚は持ち合わせておりました。
実際には全く所有しておりませんけど。


今回の AHC 作『犯人はこの中にいる!』に関しては カードの絵柄のテイストが割と好みのタイプだったので、情報を眺めている内に ゲームとしての実用面はさておき「モノとして所有したい。」という欲求は少なからず湧いてまいりました。
コラボ CD のジャケットもそのテイストに則ったデザインだし。

簡単に言うと、それが即ち「不純度 = 100%」→「不純度 = 80%」への推移の顛末でございます。


 ~ CD を『きっかけ』にカードゲームに興味持ってもいいじゃんね~。

ということで。






となると、その他出展のアイテムも何とな~く気になる。

とりえず公式カタログを一通り眺めつつ。
あとは、公式 HP の「新着情報」に上がった中で気になるモノを ぼちぼちと覗いてみる。
(全出展情報を しらみつぶしに観ている余裕はなかったので。)


その中で気になったものを予約してしまったり、とかも。

たけのこ攻防 作の『STEAM WARS』というボードゲーム(ウォーゲーム)。
こちらもゲームとしての実用面はさておき、「スチームパンク風」なデザインにグッと来たので。


あとは、現場で全ブース廻った中で気になったモノを 3点ほど購入。
その中の とあるブースでは

 「試遊もできますよ。」

と勧められた際に、

 「いえ、実はゲーム自体やらないんですけど。デザインが気に入って・・・。」

と正直にお伝えいたしました。
すると、

 「そう言って頂けるとうれしいです!」

との反応。
まあ、社交辞令半分かとも思いますが。







これもひとつの『きっかけ』としてゲームに興味を持ってみようかな~。

あっ、でも。
そもそも対戦型のゲームって、2人(以上)用なのね。
ってことは対戦相手は必須なんだな・・・。

いません。
(という自虐ネタで終わる。)






あと。
私なりの『(勝手に)会場特典』がございまして。



ディーラーからは『犯人はこの中にいる!』のサイン入り CD セットの受け渡しは「13:00 以降」という事前通知がありました。

想像するに、イベント前日ギリギリまでサイン依頼を受け付けて、当日の午前中にその仕上がった “ ブツ “ の受け渡しがスタッフ間で行われるのではないかと。
恐らく、東京湾内の ○○埠頭/○○号倉庫 の片隅で 人知れず密かに・・・、的な。
(ウソです。)


予約済みのアイテムは売り切れの心配もなし。
むしろ早々に購入してしまっても荷物になるので、遅い時間の受け渡しでも全然 OK。
(そんな事情もあって、結局は開場 10:00 に入場列に並ぶのは避けて 11:00 くらいにゆったりと入場いたしました。(待ち時間なし。))


で、先に他のブースを一通り眺めて気になるモノを物色。

実際は、「一通り眺めてから」というのは ちょっとビミョーだったりもしますけど。
購入しようとして引き返した時には既に売り切れ・・・、という事態もあり得るので そこは その場の即決力に賭けるか/もしくは売り切れたら縁がなかったと諦めるか のどちらか。


そんなこんなで 概ね一廻りしたところ。

視界の右端に『黒髪/ストレート/おかっぱ』の造形物が・・・。

 「うむ! 確実に見覚えはあるけど、これは一体!?」

と、一瞬 混乱。
脳内の記憶を捜し廻る。

結論は一つしかないのですが、

 「何故、今ここに!?」



『小林未郁』さん ご本人でした。
スタッフさん のアテンドで会場内を廻っているところだったらしく、ご自身も 何か気に入ったモノを購入されていた模様。


要するに。
イベント当日に ご本人が直接 AHC のブースに出向いて、現場で依頼分のサインを仕上げていたということなのでした。
考えてみたら、非常に順当なところ。


せっかくなので ひとことだけご挨拶させていただいたところ、

 「サインしておきましたよ~。」

と。

あぁ、「午前中」から “ 稼働 “ されているわけなのね・・・。
そういう意味でも とってもレアな『会場特典』でございました。(笑)






といった感じで、『妄想連鎖』は じわりじわりと染みのように拡がり続けるのであった。





■ FJスズキ ■