灯台下暗し・・・ってゆーか、ホントは充分に明るいけど見えてないだけなのかもよ。【追記あり】 | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

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  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』



2014年11月3日(月・祝)。
3週間ぶりに休みが取れた~。


11月にしては少し身体を動かすと汗ばむくらいの陽気と、窓から入るいい風が絶妙なバランスで心地よいのでした。


いろんな意味で ちょっと自分のペースを取り戻さなければと思い、まずは 2F 寝室(和室)の掃除を。
まあ、和室とはいっても単に「畳の部屋」というだけの “ なんちゃって和室 “ ですけど。

それにしても、本気で掃除したのっていったい いつ振りだ? (苦)



先日来の喘息、通院開始直後に 血ぃ採ってアレルゲンの検査してもらっております。
その際、現在の我が家の状況から察するに 間違いなく原因として筆頭に挙がるであろうと思われた『ハウスダスト/ダニ/カビ』。
それらすべて “ 陰性 “ という意外な結果に。
しかも花粉の類いも陰性となると、むしろ「なんで??」という『迷宮入り』の様相を呈してまいりました。

因みに『名球会入り』の条件は、通算 200勝以上 もしくは 2,000安打以上だとか。
私は入会しませんけどね。
(このネタ、2度目だな。)



とはいえ、気分転換も含めて換気とともにマジメに掃除機を掛けたり、布団には専用のあのガンダムチックなマシーンを走らせたり。
気持ち的にはスッキリ。
それはそれで重要かと。





掃除を終えて、午前 11:00 過ぎ。


コンビニへ昼食を買いに出ようと思ったのですが・・・。

せっかくのこの陽気なのに、あまり “ 風情 “ が感じられないな~。
コンビニには日頃からさんざんお世話になっておりますが、それだけに より ” 日常 “ 感を醸してしまうのだな~。

せっかくのこの陽気に 車でスルッと行って/帰って来るだけでは ちょっともったいない気もするので、“ 日常 “ 感の払拭も兼ねて片道 10分程度ながら散歩がてらの「徒歩」を選択。


そこで思い出したのが、先日 新聞で見掛けたある記事。
近所にある『旧マッケンジー住宅』で、建築家の『ヴォーリズ 没後 50周年展』 をやっているというお話。



この『旧マッケンジー住宅』、貿易商の『マッケンジー夫妻』が暮らした洋館で、日米開戦直前くらいに建てられたもの。
日本国内に数多く残る『ヴォーリズ』の手掛けた建築のひとつとして保存/管理され、普段から一般向けに公開もされていて邸内の見学ができます。

以前は『旧マッケンジー “ 邸 “ 』と呼ばれてましたが、その呼び名の変遷のいきさつは存じませぬ。


その邸内で期間限定のパネル展を開催中とのことなのです。






旧マッケンジー住宅は、現在の我が家からは徒歩で約 10分程度の至近距離。
過去に 1度だけ訪問したことがありました。


静岡市内で暮らし始めた 20数年前から 何とな~くその存在は知っていて、

 「いつか行ってみよう。」

と思ったまま、今の自宅に引っ越したのが 10数年前。
改めて、

 「すぐ近所だし、近いうちに行ってみよう。」

と思い続けながらも、結局 実際に足を運んだのは今から 5年ほど前。
同住宅を会場に行われた アコースティック・デュオ『練』さん のライブを観に行ったのが最初。

練さん の音楽と建物の雰囲気がマッチして、ヒジョ~に印象深いライブでした。
そんな具体的なきっかけがなかったら恐らく未だに 1度も訪れていなかったに違いない。

(ってゆーか、実際その 1回しか訪れていないわけなんですが・・・。)



【追記】
~~~~~
ヒジョ~に重要なことを書き忘れておりましたので追記。

「練さん の音楽と建物の雰囲気がマッチして」いるのはもちろんのこと、練さん の『ヴィジュアル』と建物の雰囲気もマッチしまくりです。

その “ 証拠 “ に、勝手にリンク → 『練さん オフィシャルHP』 のトップ画像
~~~~~







海沿いの 150号線パイバスを とぼとぼと歩いて向かいます。





暑くもなく/寒くもなく、とっても快適。



入り口看板。


表記が『旧マッケンジー “ 邸 “ 』のままじゃん。


門を入ると、ちょっと “ 風情 “ に欠ける注意書きが・・・。


くわばら、くわばら。




そして。


ど~~ん。






前回(5年前)の訪問時にも邸内をざっと観て廻ったはずですが、ライブ観覧がメインであったためか あまり記憶に残っておりませんでした。

元「食堂」に当たる広間に展示されたパネルには、『ヴォーリズ』の人となりや建築に対する理念なども紹介されております。
あと、『マッケンジー夫妻』についても。



その「5年前」の訪問の直後、 NHK の『(新?)日曜美術館』(だったと思います)で ヴォーリズ に関する番組の放送がありました。
タイミング的に何か「縁」を感じましたが、単なる「偶然」をどう解釈しようが それは私の勝手なのだ。




日本国内での ヴォーリズ の活動というのは、建築家以前に もともとは宣教師だったりなどなど多岐に渡っており、そのひとつに

 ~ 『メンソレータム』を最初に日本に輸入した。

というのがあり、現『近江兄弟社』の『メンターム』がそれに相当します。
それを知るまで私はてっきり

 ~ 『メンターム』は『メンソレータム』の “ パチもん “

だとばかり思っておりました。
『メンソレータム』の方は現在『ロート製薬』の登録商標になっていて、過去の経緯を鑑みると単に「パチもん」というよりは いわば「元祖 対 本家」的な図式ってことでしょうかね~。
(その辺りのお話はネット検索ですぐに見付かりますので、ご興味ある方はどうぞ。)




今回は、邸内の見学できる部屋は一応 一通り眺めて廻りました。


2F の客間が和室(= 畳の部屋)で、何だか我が家の “ なんちゃって和室 “ の雰囲気に通ずるものあがあり、妙~に親近感が湧きました。

3F の展望室へは初めて上りましたが、ここで雨の日に読書とかしてみたい。

“ 風情 “ のある階段とか/邸内から眺める庭とか、コンパクトながらけっこう見所あります。


余談ですが(全編余談とか言わない)、こういうところに展示してあるベッドって ちょっと苦手です。
“ 風情 “ ならぬ、” 気配 “ 的なヤツがね・・・。



鳶の群れが風に乗って滑空中。こっちも “ 風情 “ あります。










旧マッケンジー住宅を後にして、やっぱりコンビに向かいます。
“ 風情 ” はさておき、そもそもの外出目的はそっちなので。



途中、目に入ったのは・・・。

以前から近所にある しらすの加工/直売店なんですが、確か 1年くらい前から昼時限定で『しらす丼』の販売を始めたっていうチラシを見た記憶がありました。
これまた、

 「そのうち行ってみよう。」

と思ってそのまま忘れてましたけど。
これも何かの「縁」・・・かどうかは私の心の持ち様次第ですが、まあ ちょうど昼時だし。
寄ってみる。


窓口で注文して、テント下の外席で食べるスタイル。
(「テラス席」的な “ 風情 “ はございませんけど・・・。)

丼のメニューは数種類。
残念ながら、『本日は生しらす丼はありません』という札が出てました。

ってことで、今回は『ゆでしらす丼』に。


みそ汁付き、600円。
んまい~。
ご飯より 釜揚げしらす の方がたくさん山盛りになっとる!


スタンプカードいただきました。


スタンプ 10個で丼 1杯無料とな。
通っちゃうじゃんね~。(思うツボか?)

白米と酢飯が選べるので、組み合わせのパターンで 10種類にはなりますか。
次回はやっぱり『生しらす丼』狙いかな~。

(あぁ、よだれが・・・。)





この際、散歩ついでに “ 風情 “ を求めて近所の神社にも寄り道。
と思ったのですが、改めて見てみると お社が近代的な造りでちょっとがっかり。(バチ当たり。)

なので、鳥居だけ。







そういえば・・・。

南天の実が赤く色づいてるのにも気付いてなかったな~。
DSC_1008.JPG



モノで溢れかえった我が家は、マッケンジーさん家 とはあまりに対照的に “ 風情 “ のかけらもございませんが・・・。











■ FJスズキ ■