(「二日目」からつづく。)
気付いたら月をまたいでしまった・・・。
4/20(日)。
東京の Pf. 弾き語りシンガーソングライター『小林未郁(こばやしみか)』さん ライブ観覧、波乱の三日目。
引き続き 名古屋だがや。
今回の記事。
一旦書き上げたところで いつも以上に「そんなに子細な情報 要る?」とも思いましたが、ここ最近の
~ ライブは「その時間/その場所」に居ないと観れないのだ。
という至極当たり前の感慨(?)を補強するバタバタ感を『覚え書き』ということで。
当初の予定としては、昼 12:00 から栄の「もちの木広場」での屋外フリーライブイベント観覧。
『あきいちこ』さん/『袈裟丸祐介』さん 他、全 10組出演。
このイベント、事前情報によると「小雨決行」とのこと。
ところが、期せずして名古屋遠征中の『小林未郁』さん が「au NAGOYA」前でライブイベントに出演決定と、前夜のワンマンライブにて告知あり。
その後ご本人ツイッターにアップされた情報によると、14:30 からと 16:00 からの 2回出演。
他にもう一組出演者あり。(14:00 からと、15:30 から。)
こちらのイベントについては「雨天中止」との但し書き。
なかなか頭が回らない中、時間割を組み立ててみたら意外にウマく回りそうな気配。
地図上で確認する限り、両会場の距離は片道徒歩 5分といったところ。
主軸に
・14:30 au NAGOYA:小林未郁
・15:00 もちの木広場:あきいちこ
・16:00 au NAGOYA:小林未郁
・16:30 もちの木広場:袈裟丸祐介
を据えて、あとは 両会場の他の組を観れるだけ観ればよいのだ。
但し・・・。
この日の天気予報は曇りから 14:00 ~ 17:00 には雨だと。
う~む、ビミョ~。
スマホでれぞれの出演者さんツイッターを覗きながら、逐一状況を確認。
ライブ開演の 12:00 までは特にプランなし。
ちょっと遅めの 9:00 に宿をチェックアウト。
そういえば。
ライブ会場の「もちの木広場」も「au NAGOYA」も、地図上では確認したし 概ね場所は分かっているつもりではありましたが・・・。
上記のライブ観覧時間割だと転換時間を利用してスムーズに移動完了しないと確実に遅刻なので、実際に現場を確認しておくことにしました。
まずは「もちの木広場」。
セントラルパークの真ん中に、中庭状に囲まれたスペース。
正確にはこの地下 1F のスペースが「もちの木広場」なのだと思いますが、後に実際にステージが組まれていたのは 正に私が立っていた地上のこの場所でした。
ここから地上を移動して「au NAGOYA」へ。
大通りを横断するため、大都市の長~い信号待ち時間がネックになります。
移動時間 約 7分。
今度は地下街を通って「もちの木広場」まで戻ってみると、約 4分。
朝で人出もまばらだったので、実際の昼以降は人ごみをかわしながら 5分といったところでしょう。
いずれにしても地下利用が吉の模様。
現場を確認できて一安心したところで、10:00 までセントラルパーク内で読書。
一応 ここは公園だとは思うのですが、意外にくつろげるような場所は少ないな~。何となく理由は分からんでもないけど。

曇天の下、この日も寒気( “ さむけ “ ではない)の影響で風が冷たくて ちょっと震えながらも読書に集中。
10:00 ~
かな~り久しぶりにセントラルパークまで来たので、ちょっと寄ってみたいところがありまして。
Annex の「東急ハンズ」。
もう 20数年ぶり。
東急ハンズ といえば他にもあちこちあるし今更な感じもありますが、ここのお店だけは ちょっとした思い入れが。
別にマニアとかではないので、店舗の事情に詳しいとかいう話ではなく。
学生時代に名古屋近郊に住んでいて、日曜日となれば毎週のように原付で通ってました。
そこに至る経緯は確か数年前に静岡店が開店した時に某か書いた気もしますが、気が向いたらまた改めてということで。
(だ~れも興味無いと思いますけど・・・。)
やはり、店舗そのものとか 並んでいる商品自体には特に感慨は湧きませぬ。
でも、想ひ出の中でイメージしてたより数段コンパクトなフロアに私的にツボなラインナップが程よい密度で上品に取り揃えられている感覚。改めて好感。
・・・って、私がここで誉めたところで誰の特にもなりませんが。
という感じで思いの外テンション上がって、気付いたらもう 12:00 を回ってた。
この後は長丁場のライブ観覧なので、しっかり腹ごしらえ。
そのままセントラルパークの地下街で食事を・・・、と思ったら 行けども行けども服屋ばっかじゃん。
案内看板で探して、ラーメン店に。
(前日から続いてますが、そんなに麺好きってわけではありません。)
残念ながら、この時点で au NAGOYA の方のライブイベントは中止の告知。
午後の雨予報を鑑みての判断と思われます。
ようやく本題。
12:50 ~
昼食を終えて会場に向かった時には 2組目が終わりかけてました。
● もちの木広場 『Street Fight Gig』

基本的にバンド形態の出演者、全 10組。
なかなかイベントのオフィシャルな情報に辿り着けず、この時点では主催もよく分かっておりませんでした。
ステージ背景のイベントタイトル横断幕は以前にも見掛けたことがあったので、定期開催なのか?
有志による持ち出し企画なのか? とか。
ざっと出演順に。
(敬称略。時間は、当初の告知に基づきます。)
◆ (12:00~) 『Lucy Campanella』
◆ (12:30~) 『ひとひら』
結局ここまでは見逃し。
地上に出たら、ほんのりパラパラと雨の気配。
◆ 13:00~ 『GOLD BUG』
「あぁ、こういう感じあるよね~。」というエンターテイナーな濃厚オヤジバンド(?)。
CD ゲットです。
この辺りでそこそこの雨が。
ステージ前の観客上空は大木の陰で辛うじて雨が凌げておりました。
寒くてあまり記憶がないものの、確か 転換中に耐えられなくなって また地下に避難。
コメダ珈琲店へ。
ここでちょっと 小林未郁さん のツイッターを覗いてみたところ・・・。
なんと、
~ 急遽、7th Cafe の『日中交流イベント』で15:20 から 30分ライブ
との告知が!
またまた唐突な。
こうなれば、『あきいちこ』さん 15:00 から 15:15 まで観た後ダッシュで 7th Cafe だな。
(転換 5分として、なんとか 2曲は聴いた上で・・・。)
因みに。
これまで敬遠してた「シロノワール」にミニサイズがあるのを知って初挑戦。
下のパンの十字切れ込みが底まで達してないので上層から むしって食べましたが、どなたかエレガントな食べ方を教えていただきたい。
◆ (13:30~) 『SPIRAL RING』
◆ (14:00~) 『斉藤利菜』
再び地上に戻ると、1組半見逃して 斉藤利菜さん 中盤。
雨けっこう降っております。
しかも 10分くらい押してます。
ヤバし。
雨対策として ステージ下手の PA ブースと 上手の出演者待機スペースにはテントが展開されておりましたが、肝心のステージは雨曝し。キビシー。
◆ (14:30~) 『CHAI』
なんとな~くお名前は拝見しておりました。4人編成ガールズバンド。
双子のツインヴォーカルという時点でなかなかキャラありますが、それも含めて楽曲も演奏も きっちりキャラ出していて こちらもエンターテイナーだな~。
転換時に上手のテントを移動してステージに被せたものの、 G. と Drs. は相変わらずテントの外に。Drs. はスタンドに傘を固定してましたが、楽器はそのまま雨曝しで叩く度に水しぶきが飛んでおりました。
そんな作業も含めて 20分押し。
さらにヤバし。
◆ (15:00~) 『あきいちこ』
結局、CHAI さん 最後の曲前ですでに 15:10、あきいちこさん は断念して「ナディアパーク」までダッシュ。
15:20~
● 7th Cafe 『チャイナミュージックカフェ』
「チャイナル!日本」という日中交流を目的とした団体のイベントだそうで。
ギリギリ『小林未郁』さん 出演に間に合ったかと思ったら、5階辺りのエスカレータを上っているところですでに『剥製と散歩』が聞こえる。
こちらのイベントは若干 巻きで進んでいた模様。
ステージ背景の壁に手書きのスケジュール表が貼ってあったのですが、なぜか読解できず。(笑)
小林未郁さん MC によると、「中華料理の話」とか「二胡の演奏」とかがあったらしい。
「中華料理の話」を受けての『毒』と『つまみぐい』って・・・。
まあいいか。
冒頭 若干逃したものの、三日連続『猛毒祭り』でした。
小林未郁さん、名古屋では割と “ 昼間のフリーライブ “ 出演が多く(しかも “ 屋外 “ だったりして)なかなかレアなシチュエーションで拝見できてお得感(?)あります。
私的には途中参加で 残念ながらこのイベントの「日中交流」なところは拝見できませんでしたが、最後に締めのあいさつをされた司会の おねいさんのチャイナドレスが唯一「中」な要素でございました。
妙な充実感に包まれつつも、再び もちの木広場 へ。
16:30 ~
◆ (15:30~) 『LindrRond』
こちらも見逃し。
◆ (16:00~) 『dolls』
すでに 30分押し。実際には 16:30 ごろのスタートでした。
女子高校生ハードロック(だったと思います)バンド。
またまた寒くてあまり記憶がありませんが、観客最前列はファンの方々が並んでオフィシャルグッズ(と思われる)タオルを回したりとかパフォーマンスされてました。
3ピースバンドだったので、G. と B. はテントの下で。
この時点では、Dr. の上にもちょっと小振りなテントが被っていて、ようやくそれらしき雨対策完了といった感じになってました。
◆ (16:30~) 『袈裟丸祐介』
今回は Pf. 弾き語りに B. と Drs. のサポートあり。
恐らく、B. の『ヒロ』さん と Drs. 『ミキヒト』さん はこの日 あきいちこさん のサポートもされてたはずなのですが、ヒロさん の「3ピースにおける “ 攻めるベース “ 」が好きなので 半分は観れてよかった。
あっ、もちろん 袈裟丸さん の歌も粘った甲斐ありましたし。
予定より 30分遅れの 17:30 終了。
雨も相変わらずの かなりの本降り。
今回は買い逃したと思った CHAIさん CD、終演後も猛烈に物販アピールされたのでゲットできました。
以上、特にまとめはございませんが「結果 三日連続『猛毒祭り』」を軸に諸々堪能させていただきました。

以下、まったくの「余計なお世話」。
後のネット検索でようやく分かりましたが、「Street Fight Gig」と「au NAGOYA」のイベント、どちらも「HeatLand STUDIO」主催の模様。
au の方は恐らく “ 客寄せ “ とか “ 顧客サービス “ 的な意味合いも含んでいるであろうことを考えると、もともとの『雨天中止』という設定は頷けます。
一方、「Street ~」の方の『小雨決行』については自主企画のフリーライブということで、出演者も同意の上での開催と考えればこちらも頷けます。観客の方は “ 自己責任 “ だし。
が。
『小雨決行』を謳うには、「(少なくとも演奏時に対しての)基本的な雨対策済み」が前提で、その上で「強雨/暴風などの天候不良の場合は中止」ってのが筋かな~、と。 (← これこそが「余計なお世話」たる所以ですが・・・。)
拝見していると、出演者さん MC で「逆境に打ち勝ってこそのロックだ!」という強気な発言とか、後にブログなどで「雨でテンション上がった!」という前向きな発言されたりしてました。
みなさん やっぱり「音楽を届けたい。」という思いは強い方々ばかりだろうし、実際 お客さんもそれなりに集まっている状況での偽り無い心境でしょう、きっと。
ただ、現実的な問題として 楽器/機材 を雨に曝すというのは下手したら致命的な故障を招きかねないことを思うと、「雨に濡れたくないので辞退します。」とは言い出し難い “ ノリ “ に支配されているってことはないのか? という老婆心。
そういう意味で先の「基本的な雨対策」というのが少なくとも “ 建前上 “ 必要なんじゃないのかな~、なんて。
もっとも、PA機材に関しては主催のハートランド持ち出しとすれば それこそ自己責任かと思うのでそこは何ら問題はありませんが・・・。

なんだか締めのベクトルがアレですが、一応『覚え書き』として。
三日連続『猛毒祭り』、完。
■ FJスズキ ■