2/22(土) 『にゃんにゃんにゃん の日』だがや。 | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

  不定期更新
  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』




名古屋で『袈裟丸祐介』さん ワンマンライブ観覧。



その前に、刈谷に寄り道。


● 刈谷市美術館 『井上洋介図鑑展【漫画、タブロー、絵本】』


ライブは夕方からなので、・・・・・



って、二重投稿ではございません。






(刈谷駅周辺。)



前回記事で書いた油絵作品がもう一度観たい。
どうせ電車で通り道だし。
入場料も 300円。
なら行く。
DSC_0734.JPG


開館 9:30 ちょい過ぎに入場。
私の好きな 10:00 前の開館なので ほぼ貸し切り状態ではないかと期待しておりましたが、甘かった。
けっこうお客入ってる。(対 想像比 10倍)
しかも、あえてこの時間からやって来るお客だけに かなりじっくり眺めるタイプのヒト多し。ビミョ~に(勝手に)シンパシーを覚える反面、観覧の間合いの取り方も似てたりするので ビミョ~に(勝手に)煩わしかったりもしますが。(笑)


今回は ほぼ油絵作品観覧に集中。
件の『図鑑』はまだ読んでないので 深いところは分からず終いですが、それでも前回に比べて冷静に興奮できた。
結果、丸々 1時間。



帰り際にロビーのチラシのラックを眺めていたら、また余計なものを見付けてしまった気が・・・。





それとは別に、ちょっと余談ですが。
刈谷駅から美術館に向かう途中、ちょっと悩ましい交差点を発見。

駅南の交差点を横断しようとしたところ、歩行者用信号が「ありそでなさそでウッフン」な状態であったと言ったらお分かりいただけるだろうか。

そんなに深くは意識してなかったのですが、正面の歩行者信号が『青』になるのを待っていたところ、確かに歩行者用の信号機は " ある " のに なんだか「青でもないし/赤でもない(?)」という状況。
そんな中、正面の自動車用信号機が『青』に変わったので横断歩道を渡って ふと振り返ると・・・。
背後の歩行者用信号機が『赤』!
よくよく見ると そこはスクランブル式の交差点で、まだ歩行者は渡ってはいけない状態でした。
「?」と思いながらも とりあえず美術館に向かい、帰り道に検証。

結果、歩行者用信号機のうち 1機がそっぽを向いていたのが判明。



ちょっと分かり難いですが、写真の中央辺り、建物と重なって見えるところの信号機が 本来はこっちを向いているべき(はず)のところ、左の方を向いております。
何らかのアクシデントと思われます。

ネタにしてるだけではアレなので、先ほど愛知県警のメール送信フォームから連絡させていただきましたよ。(交差点や信号機に関わる問合せや意見などを送るフォームあり。)
下手すると人の命にも関わりかねないので。


それにしても このスクランブル交差点。
すぐ近くに小・中学校があるので安全上の配慮かとは思うのですが、ちょっと唐突な感あり。車の運転者もあまり馴染んでる感じは無く、歩行者のみ『青』なのに つい発進しそうになってたりしてました。


以上、全くの余談でした。






名古屋へ向かいますが、ライブ観覧前にもう 1件。
いや、細かくは 3件か?


まずは、名古屋地下鉄 桜山駅近くの『弐込味停(にこみてい)』という うどん屋さん へ。



15:00 からこのお店で開催されるイベントにおジャマするのを前に、何とな~く下見的に&昼食を、ということで。



お店のおススメという『薬膳味噌煮込みうどん』。
 「あれ? 今回は きしめん じゃないの?」
とか、誰も思ってないか・・・。
こっちも名古屋名物だし。

猫舌の私は 案の定 口の中をヤケドしつつも、暖まった身体でちょっと時間調整へ。
(はっ! 猫舌=『にゃんにゃんにゃん の日』!)




「時間調整」と言ったらシツレイではございますが。


● 名古屋市博物館 常設展 『尾張の歴史』



時期的に企画展の谷間だったので 常設展のみでしたが、すぐ近くにあったのでとりあえず行ってみる。



名古屋市界隈の 古代~中世~近代~現代 の歴史を辿る展示。
地方の博物館の常設展示の定番的な感じでしょうか。
毎度のことながら「マジメに観たらけっこう面白そうなので、また機会があったらじっくりと・・・。」と、不真面目に閲覧。

ちょっとタイムリーなところでいうと、つい先日レプリカによって いわゆる「魔鏡現象」が実証された『三角縁神獣鏡』のレプリカ(こっちは別の個体ですが)の展示が。
犬山市で出土したものだそうなのでズバリ " 名古屋市 " ではありませんけど。
ついつい愛知県周辺を「名古屋」で括ってしまいがちですが、地元の人たちにとってはデリケートな問題だったりしますよね~、きっと。
こんな状況で、外国映画で日本と中国が混同されてることとかに文句は言えない。
(これも余談。)





そして再び。

● 名古屋市 弐込味停 『The WiN WiN』展


主目的は、当ブログにも度々登場のイラストレーター『ニシムラマホ』さん の出展。

このイベント、私なりの理解の範疇でざっと説明させていただくと。

 ~ 「GALLERY APA」の主催。アートをもっと身近なものにという理念で様々なジャンルの作家さんの作品販売や各種イベント企画/出展のサポートなどを行うも、昨年 一旦閉廊。
今回、お客さんからのリクエストもあり、作家さんたちの近況報告的な意味合いも込めての作品展示即売会を開催。

といった感じ。


当初 素朴な疑問として「何故に うどん屋さん?」と思いましたが、経営母体が同じで、しかも元ギャラリーのビルのすぐ隣。
弐込味停 の昼の部と夜の部の営業時間の間を使っての開催ということのようです。

そういえば、以前 ニシムラマホさん が「熱帯魚屋さん」でライブペイントという企画がありましたが、そのお店、弐込味停 の 1F でした。
恐らくこちらも同じ経営母体。ナルホド。



以前も書きましたが、ここ最近 気になる造形作家さんの作品などを少~しずつ購入させていただいだりしております。
とはいえ、なかなか「本格的な " 作品 " 」にまでは手が及ばないのも実状。
「グッズ」的な小作品が中心でございます。
端的に " 経済的な理由 " と同時に、" 作品を保有する責任 " みたいな覚悟がまだまだ出来ていないところもあり。
さらに言うと、" 作品を保全する&楽しめる環境 " が整ってないってもの大きいんですけど。
(家の中が汚な過ぎる・・・。)


モノクロのドローイング作品で出逢った ニシムラマホさん ですが、私的には今回お初のカラーのペインティング作品に進出(?)。
『うちゅうのはしっこ』(10×10cm)という作品を購入。
『うちゅうのすみっこ』~『うちゅうのはしっこ』~『うちゅうのありんこ』~『うちゅうのみじんこ』という一連の作品群の中のひとつ。
作品をちゃんと飾って眺められる環境から整えねば・・・。


因みに、またまた余談ですが。
ニシムラマホさん が昨年( 2013年)10月に「神戸トリエンナーレ」で製作された 4×4m の超大作、どこかに保存されているのかどうか気になってお訊きしたら " 撤去 " とのこと。
もともとライブペイントなど 作品製作の「プロセス」を重視されていて、形として残らない作品も多々手掛けているので、" やはり " という感じではありましたが。
そう考えると「それを観て何を感じるか?」というのもさることながら、「現場で現物を観れた。」ということ自体に意味があるのだと思いたい。
やっぱ、『ライブ』なのか~~~。



この The WiN WiN 展、総勢で 6名の作家さんが出展。
他にビビッと来た作品として、陶芸家『柳本 美帆』さん 作の陶器プレート購入。
こちらは " 作品 " であり " 実用品 " でもあるので、ちゃんと " 実用 " 出来る環境を整えねば・・・。







お昼に味噌煮込みうどん。
でも、やっぱりこれは外せない!



名古屋駅ホームにて、きしめん。

時に 16:30 。
一応、「早い夕食」という解釈で。
(結果的にこの日は「夜食」もなく、ホントに「夕食」となりました。)






最終目的地。

● 伏見 ハートランドスタジオ
   袈裟丸祐介 ワンマンライブ
 『 Kesamaru Yusuke One Man Live ~ CHANGES ~ 』


名古屋を拠点に活動中の Pf. 弾き語りシンガーソングライター『袈裟丸祐介』さん、新ミニアルバム『CHANGES』レコ発を兼ねるワンマンライブ。

これまで弾き語りスタイルでしか拝見したことありませんでしたが、弾き語りに加え、サポートとして G. / B. / Drs. ありのバンド形式の演奏も。
さらに、ゲスト Per. も。


最初に拝見したのは昨年 3月、『グランドスラム~四大鍵盤弾き語りアーティストの祭典2013~』という名古屋での企画ライブ。(これも『妄想連鎖』の一環ですが、今改めて見るとスゴいタイトルだな~。(笑))
その後、浜松/東京 とシリーズで行われた同企画 3回とも拝見いたしました。
その中では「肉食系女子 2名 VS 草食系男子 2名」という図式が定着しておりました。

そんな印象で捉えておりましたが・・・。
ご本人、あるイベントを経て今回のアルバムタイトルやライブのサブタイトルに掲げている『CHANGES』という言葉を意識するようになったとのことで、この言葉に 袈裟丸祐介さん の「今」が詰まっているということでしょうか。
前回記事の『あきいちこ』さん にも通ずるところがありますが、こうして具体的な言葉を意識的に外に出して行くスタイル、「見届けたい!」という気持ちにさせられるところがあります。
まあ、そこは人それぞれなので 何がよいとか/わるいとかいう話ではありませんけど。

ステージングや MC もかなり煮詰めている印象。
時折 ポロッと外しながらも持ち前のキャラでフォローして行く、みたいなところも多分にあり。
恐らく そこは " 変わらない " ところかな~と思いますけど。
あと、『グランドスラム』内でのポジションも " 変わって欲しくない " ところだったり。(笑)



基本的にライブで聴く曲は右から左へ抜けてしまう私ですが、今回 袈裟丸さん のライブを観ながら ようやく自分自身で " 印象に残る楽曲/ミュージシャン " というのがちょっと分かって来た気がする。(今さらながら。)
まあ、これも好みの問題なので 何がよいとか/わるいとかいう話ではございませんが・・・。


『CHANGES』ゲットです。









さて。
私も いろんな意味で足下を見直さねば・・・。
( " い草 " のスリッパも含めて。)




■ FJスズキ ■