10/20(日)、雨のせいで & 雨のおかげで・・・ (中編) | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

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  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』




(『前編』からつづく。)



横浜の『ホッチポッチミュージックフェスティバル』が(私的には)半分 雨で流れた隙を縫って、町田まで行って/帰って来ようという場当たり的行動に打って出ることに。



とか言いながら、2~3日前から すでに「大雨」は想定内だったので、移動の段取りとか/会場の場所の確認とか、おおよそのシミュレートはしておりました。



● 町田市相原町 『コミンカミンカ~ゆるフェスだとか 、カフェだとか~』


古民家で ゆるフェス。

当初「古民家」と聞いて、例えば 町田市とかが管理していて郷土資料館みたいな展示がされているところかな~なんて想像をいたしましたが、違った。
フツーに個人のお宅です。

音楽あり、カフェあり。
音楽担当として『相模の風THEめをと』さん と、『Monchika』さん のライブありとのことで。
その他いろいろな仕掛けも用意されているらしく。


横浜から電車で 1時間とちょっと。
JR相原駅から徒歩 10分くらい。
会場のお宅の場所は事前に THEめをと のお二人のブログに掲載された手描きの地図で確認済み。念のため、ネットの地図と照らし合わせて確認もしてました。

線路沿いにちょっと歩いて広い通りに出たら、あとはひたすら真っすぐ。
まあ、行けば分かるだろう・・・、という感じ。



駅を出たら、やっぱりまだまだ土砂降り。(知ってたけど。)


地図で見ると、目的地まで ビミョ~にショートカットできそうな斜めの道が記されています。
実際に歩いてみてその斜めの道の入り口に違いない場所に来たけど、やめておく。アドリブが利かない私は、ほぼ 九割方 道に迷うパターンなので。
素直に通りまで出て、直角に行きます。

13:00 のライブ開演に何とかぎりぎり間に合いそうなタイミング。
万が一迷ったらアウトなんですが、案の定迷った。
一本道なのに。
というか、会場のお宅へ入る路地の前を行き過ぎて ちょっと周辺をぐるっとしてしまった。
(毎度お馴染みの「ライブ観に行ったら迷った/遅刻した」話です。(苦))


ちょっと遅れて滑り込み、正に『Monchika』さん のライブが始まるところでした。


◆ 『Monchika』さん
Vo. 『Monchika』さん と、Pf. / G. のサポート 『溝呂木奏』さん。
ユーミン特集でした。
会場に合わせて 生音/生歌 での演奏。
これまで ユーミンの曲って特に積極的に聴いたことがないけど、有名な曲はそれなりに知ってるつもりでした。今回、改めて「あぁ、そういうことを歌ってたのね・・・。」と再認識した感じ。
" 生歌 " だから より伝わった気がします。なんとなく。
(あくまで、なんとなく。)


ライブの会場は畳のお座敷。縁側までお客さんがいっぱい。
壁や建具の黒光りした木材が何とも風情があります。
昔 実家の近所にあった親戚の家を思い出しました。
そっちは「古民家」というより単に「古い家」だったのですが。
やっぱり黒光りした床材とか 当時は何気なく見過ごしてましたが、今にして思うと そこに積み重なった時間があったんだな~と。
その板でギターとか作ったら 渋~い感じになったかも、とか。
20年くらい前いには建て替えられてしまったのですが、まあ、フツーに「老朽化したので建て替えた」という話以上でも以下でもなし。外から見てる私が「もったいないな~。」とか思うのは無責任でしかないな。
そういう意味ではこちらの古民家も 実際に暮らすとか/建物を維持するとか、「風情があるな~。」なんて能天気に言い放ってしまう私なんかの及ばないご苦労もあおりなんでしょう、きっと。
(どっちにしても無責任な まとめ。)


カフェメニューのキッシュとコーヒーをいただきながら。


◆ 『相模の風THEめをと』さん
今回の演目、地元の伝承をベースとした唄語り「照手姫と小栗判官」。
(てるてひめ と おぐりほうがん)

「唄語り」の名の通り、物語りの朗読/お芝居 + 演奏。
『いしはらとしひろ』さん が G. + Vo. + 語り、『風来直』さん が Vo. + 語り + Per.(SE etc.)を担当。

唄語りを拝見するのは今回 2度目でしたが、普段の夫婦漫才(笑)のノリとはまた違ったベクトルで、ストーリーに惹き込まれました。
この " 幅 " & " 奥行き " がエンターテイナーだな~、と。
(こっちもなんとなく無責任な まとめ。)



この後、ゲームやライブの第2部もあったそうですが、私はここで退座。
再び横浜へ。




古民家から相原駅まで、帰りはショートカットの道を選んだら 迷わず行けた!





雨は相変わらず。

道すがら、傘を差してるのに妙に頭が濡れる。
そんなに雨風を巻き込んでる感じはしないんだけど・・・。

 「はっ! 傘が " 雨漏り " してる!!」


・・・って、おい!





(思いの外 細切れになりそうなので、『後編』あるいは『中後編』につづく。(予定))




■ FJスズキ ■