またまた、たまたまですが浜松の話題。
この日、まずは『天神蔵ギャラリー』へ。
私が以前在籍していた『アトリエベベ』人形教室の、教室展におジャマいたしました。
(今回は、古布販売とのコラボ企画。)
焼津と浜松にて創作人形作家として活動中の『いそべまりこ』先生と、その人形/きもの教室生徒作品の展示。
主に球体関節人形や、アンティーク着物を仕立て直した人形用の着物や小物など。
先生作品は販売もあり。
会場は明治時代の酒蔵を改装したギャラリー(2F)で、1F には酒の販売と居酒屋(?)も。
酒蔵に人形や和布が いい感じにマッチしております。
隣接する新しい酒蔵の中には、銅色のでっかいタンクみたいなものがちらりと見えました。
「球体関節人形」というものについては一時期 ブームにもなったのでご存じの方も多いかと思いますが、日本では『四谷シモン』が草分け的存在とされています。
さらに その源流は『ハンス・ベルメール』と言われております。
会場の展示作品は、先生のものも生徒さんのものも含めて 人形単体のみならず周辺の小物やディスプレイにも凝ったものが多い。
単体であっても、基本的に衣装も自作なので その時点で作者が明確な世界観を持ってる様子がうかがえて面白いのです。
加えて、古い酒蔵の醸す雰囲気がもう一段深みを与えている気も。
作品については、やっぱり百聞は一見に如かずということで。
ブログ更新が遅いのでアレですが、明日 3/17(日)まで開催中です。
(3/16 の 中日新聞/静岡新聞 に記事が掲載されてます。)
因みに、私と球体関節人形の関わりは というと、語り出すと長くなるので かなりざっくりとですが・・・。
学生時代に作品集で見た 四谷シモン氏 の作品には惹かれたものの、それが「球体関節人形」であるという認識はなかった。(そういう概念を知らなかっただけ とも言えますが。)
むしろ、その直後に知った ハンス・ベルメール作品 のインパクトで「球体」を明確に意識すると同時に、『天野可淡』作品の妖艶さにヤラレた感じです。
ただ、実際に自分で人形を製作している中で気付いたのは、私の中の「球体関節人形」に関する真の原点は 実は『変身サイボーグ』だったのでした。(マジメな話。)
ハンス・ベルメール については、そのドローイングのインパクトも強烈で、そっちは また別のベクトルの原点にもなっております。
そして。
ライブ観覧。
上島の「なんでモール」へ。
何と、遠鉄上島駅が高架式に!
まあ、実際は新聞記事で知ってましたけど、新しくなってからは初めて。
ホーム階下の改札前のスペースがムダに広い。ホントに、笑っちゃうくらいに広いのです。
周辺はまだ工事中で、駅の足下もなんか落ち着かない感じ。
よくアクション映画とかで見る「工事中で先がちょん切れてる高速道路」によく似た「工事中で先がちょん切れてる歩道橋」。
なかなかワイルドです。
ライブ出演は 3組。
●『亜桜ゆぅき』さん
当ブログでは すでにお馴染みの「パフォーマーソングライター」。
これまで、なんでモール では『Strawberry Shakers』での出演のみでしたが、初のソロ「アイドル」としての出演とのこと。
マスターや旧知の他の出演者さんの前でのアイドル・ライブは、「 " 父兄参観日 " の様な気分」とおっしゃってましたが、何となく分かります。(笑)
オリジナル曲中心に、既存曲のリアレンジ・バージョンも披露。
今後も自主企画ライブや出演映画公開(!)などなど、相変わらずアグレッシブでございます。
●『佐助』さん
アコギ・インスト。
「父兄参観の " 兄 " の方です。」と、拾って行く。(笑)
『さくらさくら』のオリジナルアレンジが かっちょよかった。
●『山下まさき』さん
アコギ弾き語り。
「父兄参観の " 父 " の方です。」と、さらに拾って行く。(笑)
ちょっと意外だったのは、『大塚友紀』さんの「ライフ」を独自アレンジしたカバーを演ってました。
初拝見で " 意外 " ってのもなんですが・・・。
開花はまだのようですが、会場には「桜」があふれておりました。
私もそろそろ、なんでモール 飛び入り企画のデビュー 画策中でこざいます。
■ FJスズキ ■