遭難注意。 | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

  不定期更新
  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』

日曜日、久々にちゃんと休みが取れたので、裏庭の草取りを敢行。



なんだか定期的にブログネタになってる気がします。
常々マメにやってれば 何てことはない日常の一コマなんですが、我が家では 年に 2~3回限定の一大イベントでございます。
要するに、サボりにサボって、いよいよ限界となったところで ようやく重~い腰を上げるということなんですが・・・。



ほぼ放置状態のため、シーズンによって生態系に変化が観られて なかなかおもしろい。


この夏のトレンドとしては、相変わらず名前は分かりませんが、軽く 2m越えの草が蔓延。
昨年から急速に勢力を拡大しております。
恐らく、昨年は秋口のすでに種をバラまき始めるころまで放置してしまったからでしょう。
そいつらが順当に育ったものと思われます。



《BEFORE》

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

(こちらもお馴染み(?)、『糸崎公朗』先生直伝の「ツギラマ」の手法にて。ケータイ写真による簡易版ですけど。)



写真ではちょっと伝わりにくいのですが、最早 壮観ですらありました。

このまま放置すれば、もしかしたら調子に乗って増え過ぎて自家中毒で自滅とかしてくれるかも。
まあ でも、さすがにそれは待てないので。



「調子に乗る」といえば、これも数年前から幅を利かせている蔓系の草 2種。
ひとつは もしかしたら山芋かな? とも思える葉っぱの形。
もうひとつは、細かい葉がちりちりと密集した なんか癇に障るタイプ。
どちらも、立ち木に絡まってどんどん上に伸びて来る寄生系ですが、ホントに調子に乗り過ぎて宿主の立ち木を枯らす勢いです。
「共存共栄」を目指そうとかいう奥ゆかしさは微塵も感じられない。頭悪過ぎ。



あと、もう枯れてしまいましたが、先週前半くらいまで 百合が けっこう立派な花を咲かせておりました。




いつもは、草取りしながらあれこれ考えていると あたかも自分が哲学者になったかのような錯覚を起こしますが・・・。(笑)


ただ、さすがにこの暑さだと そんな自分自身が暑苦しくてかなわんので、今回は iPod で音楽聴きながら、余計なことは考えずに作業することにしました。


相変わらず何らか恣意的なものを感じさせる iPod touch の「シャッフル」モードの選曲ではありますが、このタイミングで


  『庭師KING / 平沢進』


とか、


  『中庭の獏 / 小林未郁』


とかを放り込んで来られると、思わず「おっ! 粋だね~。」と声を掛けてしまいますね。
もちろん「脳内」で、ですけど。
(因みに、上記楽曲の内容と「草取り」とは一切関係はございません。)




朝 8:00 に始めて、約 1時間半。


一応 熱中症対策ということで、マメに水分補給したり 首に巻く保冷剤なんかも利用しましたが、ちょっと指先がピリピリとしびれて来た(!)ので切り上げ。

とりあえず 背丈のあるものは一掃できたかな? というところまで。


下草とか/やっかいな笹とか/南天の間引きとか は次回に持ち越しとしました。
(「次回」って いつだ?)



《AFTER》

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』


そして、今回の収穫。

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

思ってたより こぢんまりまとまってしまった。


それにしても、これ 喰えないかな~。



考えてみると、これに相当する分を家庭菜園とかにすれば 喰えるじゃんね~。

もっとも、こんな草取り 1回分の何十~何百倍の手間をかけないといかんのでしょうけど・・・。



あと、家庭菜園とかをやるには絶対的に足りないものが ふたつある。


ひとつめ


  ・日当たり


ふたつめ


  ・愛


う~む。
からい。




そいうえば、作業中 蚊に耳たぶを相当数 刺されました。
出血大サービス。
この程度の血だったら黙ってくれてやるから、余計な置き土産は いらんのだが。

もしかすると、彼らは調子に乗って増え過ぎるのを自制するため、あえて宿主に適度な警戒心を植え付けようと かゆみ成分を注入してるんでしょうか。
だとしたらストイックな生き方だな~。


ぜひ見習ってみたい・・・、とは思えませんけど。




■ FJスズキ ■