ライバル数とヤル気の関係 | 見えない翼をもつ男 | 空飛ぶウェブデザイナー 坂井田 清和の子育て日記


スティーブン・ガルシアとアビシャロム・トーが行った研究によると、「試験会場にいる人の数によって、試験の成績に影響を与える可能性がある」ということがわかっています。

では、「100人の受験者がいる会場と10人の会場では、どちらの方が成績がいいと思いますか?

成績で考えるのはわかりにくいかもしれません。では、こういう質問ではどうでしょう。
どちらの方がヤル気(競争意欲)が湧きますか?

これは会場でなくても、ネット上のコンテンツなどでも同じような結果が出るそうなので、他の例も考えてみてください。

優勝者には、賞金100万円が贈られる、ある有名なエッセイ コンテストが開催されるとします。エントリーすると、一通のメールが送られてきます。メールには応募総数が記載されていました。

【ケース1】応募総数 10人
【ケース2】応募総数 1,000人



あなたは、ケース1とケース2のどちらがヤル気が湧いてきますか?

個人差はあると思いますが、何れもライバルが少ない方がヤル氣が増し、パフォーマンスが高まります。ライバルが全くいなくてもだめで、10人ぐらいが一番現実的なようです。

ここで実は面白い事がおこっています。エントリーした人は実際に他の参加者の顔も見ていなければ、あったこともありません。「もしかしたらメール内容がウソかもしれない」という可能性もあり得ます。これらのことをあまり考えずに、単純に数字を教えられただけで人のヤル氣が左右されてしまっているという事です。

私たちは、普段から知らず知らずのうちにこのような数字のマジックに影響されています。数字が増えれば、確率というものは下がりますが、そこにあるハードルの高さや得られる物の質は何ら変わりません。

ライバルが多いほうが困難に見えるのは、私たちの感情がそう思い込んでいるからです。本質的にはライバルが少ない時と同じです。

本質を追求していれば、ライバルの数など本当は関係ないのです。


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