新戦力に対して過度の期待は禁物。希望的観測でものごとを見てはいけない。李にしろ中村紀にしろ、僕は個人的に多くを望んでいなかった。李は昨年のアレックス以下、中村紀に至ってはレギュラーもどうかと思った。しかし3カード終わった段階で期待以上の働きをして、それが開幕ダッシュに繋がったのではないだろうか。ダメ押しの3点が大きかった。

投手でも、ラミレスとグラセスキーが戦力になろうとは。今日はラミレスが打たれたが、二人とも優先的に登板して落合監督は見極めている。仮に年間通しての活躍はしなかったとしても、まだ右では鈴木や中里が、左では石井や久本がいる。支配者登録70人を見渡して、また、長いシーズンを見越して、中日はペナントレースを戦う。まだ10試合も終わっていないが、ここらでペナント制覇宣言をしてしまおうか知らん。

睾丸の袋の、筋のラインがかゆい。すじがゆい。それにしても全体ではなくなぜそこだけ。この経験は以前にも何度かあった。陰股部白癬症 になってからというもの、すじがゆいことが時折ある。夏の暑い時、冬に着膨れしている時ならまだしも、程よい季節の春にこのすじがゆさは耐え難い。かきむしりすぎて皮がめくれ、それを剥がすのがちょっと楽しい三十路の春、睾丸から目を離して窓の外を見ると桜の木は花が散りかけて青葉が覗く。

アスリートたる運動神経で魅了するだけでなく、さあバッテリーはこの場面をどう攻めるのかという心理戦こそ他のスポーツにはない野球の醍醐味だが、カウントが浅い段階でブンッと一振りして打球の行方を悠然と見ながらノシノシ歩くウッズに理屈はない。100キロ超の巨漢の、不惑が近いというウッズの笑顔がまぶしい。14タコから6打数連続安打4本塁打7打点って漫画か。昨年まで試合中も談笑していたアレックスが去り、それが個人的に懸念材料だったがそれも杞憂だった。

巨人は前田と野口が投げた。前田は腕の振りの位置が下がったような気がした。野口はチームメイトと打ち解けられているのだろうか。ベンチ入りメンバーには門倉がいた。そういった選手の名前を見るといつも思うことだが、影ながら応援しているので頑張ってほしい。中日戦以外で。

手前部分を叩けば動きにロスがないもの、低音の時につい奥のほうを叩いてしまう。中音を出す際に人差し指1本で叩けば音がばらつかないため、本来は指全部で叩くべきなのに変な癖がついてしまった。これらのことをダビに再三再四注意されている。沁みついた垢は取り除かなければならない。

久しぶりにトラディショナルのリズムを習った。ジャンサは祝い事で刻まれる、女性的なものらしい。“高低中中高高○高高○中中高○低○”尻と頭を繋げた時の、高音を挟んだ低音の繋がりがイカす。

檸檬のころ 鬱々とした高校時代だった。学校帰りに寄り道することはあまりなく、休日に友人と出かけることもほとんどなく、何かに対して熱くなるなんて皆無で、趣味や友人どころか当時どんなことをしていたかという記憶すらない。しかしその鬱屈した思春期は今の価値観を形成してそれを否定せず、青春を謳歌した人間が羨ましくないといえば嘘になるが、また青春をやり直せるとしても、否やり直したい。女子と話をしたかった。淡い恋を経験したかった。キスやセックスをしなくても手を繋ぎ、髪に触れるだけで満たされた感情を呼び起こす。

同じ学校に通う5人の残りわずかとなった高校生活を切り取る。田舎の風景、純朴な彼ら、不慣れでぎこちない女子と男子の会話にシンパシーを感じるのはマジョリティの意見だろう。卒業を控えて新たな旅立ちに胸を躍らせつつそれは別れの季節でもあり、多感な年頃とあればなおさら彼らは笑い、弾け、悲しみ、傷つく。共通感覚のように岩田ユキ監督はその機微を表現した。

榮倉奈々は、僕が妹にしたくてたまらない宮崎あおいに似ているといった程度の印象だったが、本作にて思い入れが強くなった。こう、みずみずしいタイプの女子が好きなのだ、というとロリコン然となることも否めず、谷村美月もなかなかどうしてその頭を撫でたく、白いハイソックスがたまらなく、結局は自分、ロリコンなのだと知る。

ポラリスが聞きたくなった。梶井基次郎が読みたくなった。

挿入 は断念したのか、もしくは飽きたのか、しかし尻から離れることはなく、専らそこの肉をまさぐられている。流れとしてはまず浅い眠りにつき、それから金縛りにあい、尻をまさぐられ、僕は必死で金縛りを解こうとするが、体の自由がきくようになった瞬間にその手は消えるという、どうしても実態を掴めないこの一連がもどかしかった。

先日の夜は、また触られ放題だったが金縛りが緩く、手が消える前に捕まえてやろうともがいた。抵抗したおかげで犯されている最中に動けるようになり、尻の辺りを探す。考えてみたら姿が見えないから霊であり、向こうは触ることができてもこちらはそれができない。いつまで経っても一方通行である。

プロ野球セ・リーグも開幕した。中日にとってヤクルトとの3連戦は幸先の良いものだった。うちが圧倒的に強いというよりも、相変わらずの緻密な野球で隙を与えない。嫌らしい野球と表現されることもある。皮肉が込められてネガティブなイメージだが、相手のミスを逃さずそこにつけ込むというのは、野球に対して真摯な姿勢で集中力を高め、各々が役割をきっちり果たすという、シンプルかつ基本に忠実なだけのことだ。社会人として然るべきスタンスに過ぎない。先発投手が試合を作りさえすれば負けない。今年もペナントレースは勝つ。今年は日本シリーズも勝つ。
6回裏、1死満塁で僕の名前がコールされた。どうやら中継ぎ投手という設定のようだ。何点かリードしているので勝ちパターンの方程式に組み込まれている。カクテル光線を浴びてマウンドに立った。どこのチームに所属しているのか分からないが、青のユニフォームではないので中日の線は消える。カーブが面白いように曲がり、打者は続けて空を切る。観衆が沸いて地響きがする。雄たけびをあげてベンチに戻り、チームメイトとハイタッチした。実際には野球経験がない。

素粒子 結婚して子どもももうけたブルーノは嫁では勃起しなくなっていた。クローン技術の研究をしてその道で一目置かれているミヒャエルは女性との交際経験がない。異父兄弟の二人は母親に育児放棄され、互いの存在を思春期になるまで知らなかったが、仲が良かった。

それぞれ違う形ではあるが、奔放に生きた母のトラウマから女性に対するコンプレックスを持つ。教え子の女子生徒に挑発されていると思ったブルーノは彼女を誘う。しかし断られて失意の彼は取り乱し、その足で自ら精神科へ行く。なお性的欲求は抑えきれず、ヒッピーだった母を憎みながら彼もそのキャンプに足を踏み入れ、そこでクリスチアーネと出会った。ミヒャエルの場合は母への憎しみがないが拒絶反応を示した。幼馴染の穴ベルに迫られ、彼も彼女に好意を持っていながら応えることができなかった。兄弟の愛の末路は喜劇的と悲劇的と対極に位置するように感じたが、悲劇のほうもまた取りようによっては幸せである。

「ラン・ローラ・ラン」のモーリッツ・ブライプトロイとフランカ・ポテンテが共演、それ以来の二人を見て彼のほうは当時と変わっていないと思ったが、彼女のほうは認識できないほどだった。こんな顔だったっけか。