アスリートたる運動神経で魅了するだけでなく、さあバッテリーはこの場面をどう攻めるのかという心理戦こそ他のスポーツにはない野球の醍醐味だが、カウントが浅い段階でブンッと一振りして打球の行方を悠然と見ながらノシノシ歩くウッズに理屈はない。100キロ超の巨漢の、不惑が近いというウッズの笑顔がまぶしい。14タコから6打数連続安打4本塁打7打点って漫画か。昨年まで試合中も談笑していたアレックスが去り、それが個人的に懸念材料だったがそれも杞憂だった。
巨人は前田と野口が投げた。前田は腕の振りの位置が下がったような気がした。野口はチームメイトと打ち解けられているのだろうか。ベンチ入りメンバーには門倉がいた。そういった選手の名前を見るといつも思うことだが、影ながら応援しているので頑張ってほしい。中日戦以外で。