中堅手を二塁付近に据えて内野5人体制にするブラウンシフトに井端は引っかかったが、パスボールが決勝点というあっけない幕切れで延長12回に及ぶ総力戦を中日が制した。広島は集中力を切らしてしまった。

マルチネスが初回でノックアウトされ、継いだ石井が4回を1安打に抑えた。延長に入ってからは朝倉が2回と2/3を完璧に近い形で繋ぐ。たとえスターターが崩れても、ゲームを立て直す投手がいることはかなりの強みになっている。先発候補を余剰に抱えている利点を存分に発揮した試合展開だ。細い糸を慎重に手繰り寄せ、勝ち星をすくう。

石井や朝倉に限らず、スタメンではないサブの存在は大きい。今日投げたガルバや小林が左の中継ぎとして機能すると今後もより楽になる。野手も控えの活躍が光って全員野球。一丸となって光り輝くペナントもはっきりと見える。4月でそんなことを確信めいた風に。

徹底したリアリズムで女性警察官を描写したのは著者ローリー・リン・ドラモンド、彼女自身がそうだったからであって、臨場感と繊細さが一貫している。緊迫して感情が高まったとしても簡潔を心がける。五感が研ぎ澄まされる様子は伝染した。

僕には事象を女性的または男性的と捉えることが多い。「女って」「男なら」「女のほうが」「男とは」フェミニストとはかけ離れている。分からないものは女性的。そこにあるのは畏怖か。

ローリー・リン ドラモンド
あなたに不利な証拠として

カットは美容師に任せる。「格好良く」とか「似合う髪型で」と言っている。普段、店には彼女が一人だけ。「髪結いの亭主 」現象だと思っていたその美容室にはオーナーがいて、今日はきれいな女性の髪を切っていた。鏡越しにその女性、透き通る肌と涼しげな表情がまぶしく、中でも切れ長の眼が美しい。どこかで見たことがある。僕の髪結いが教えてくれた。

荒野の二人

こうやって、帰ってから検索をかけてオフィシャルサイトを探し、さらに僕はトラックバックを企んでいる。それに先がけてYouTubeで映像を漁る。そのかわいさたるや。しかし自分の一連の行動が気持ち悪い。

いつも僕のブログを紹介してくださる「とみのひとりごと 」とみさんから、似たようなバトンは回ってきたり自分で作ったりしたが、純然たる映画バトンはまだやっておらず、趣味マジョリティを赤裸々に。

1.持っているDVD、あるいはビデオの数
作品を2度以上見ることは稀でDVDを購入することはない。録画したビデオはあるが、何が手元にあるか忘れた。

2.あなたのお気に入りの監督・俳優・脚本家などの映画人(5人まで)
黒沢清
緒方明
豊田利晃
アッバス・キアロスタミ
キム・ギドク
ジャ・ジャンクー
ジャン=リュック&ピエール・ダルデンヌ

現役の映画監督を。ダルデンヌ兄弟を二人で一人と数えていいものかと、それを考えていたらルールがどうでもよくなって、8人7組を選んだ。緒方明とキム・ギドクはブログを始めてから知った。豊田利晃は「空中庭園」で評価が一変した。

3.一番最近観た映画
「怪談 蛇女」を先日。天気の良い昼下がりにラピュタの1階は太陽を多く取り込んで、素晴らしい日だった。

4.人生で初めて観た映画
覚えていない。幼少の頃に見た映画では「グーニーズ」が印象に残っている。

5.今、観たい映画
「ニュー・ワールド」テレンス・マリック
「残菊物語」溝口謙二
「瞼の母」加藤泰
「ゆれる」西川美和
「弓」キム・ギドク
「LOFT」黒沢清

パッと思いつくのはこの辺り。名画をかじろうと試みている。テレンス・マリックの作品を見るのは怖い気持ちもある。「LOFT」は待たせすぎだ。

6.何度も観てしまう映画、あるいは特別な思い入れがある映画(5本)
「晩春」小津安二郎
「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」ラッセ・ハルストレム
「遊びの時間は終わらない」萩庭貞明
「そして人生はつづく」アッバス・キアロスタミ
「デッドマン・ウォーキング」ティム・ロビンス

難しすぎる。中学校の学年全員参加の課外授業で劇場に行ったもの、深夜に放送されているのを偶然見て妙にのめり込んだもの、人目をはばからず号泣したもの。しかし明日には違う作品を挙げている。

7、バトンを回したい人
回したくない

準追記
やりたいようでやりたくないバトンでした。なぜなら凄まじく悩むからです。どれも絶対的な回答ではありません。映画は、打率の低いものだと思っています。映画館で鑑賞して「これはビデオかDVDをレンタルで見ても良かったな」と、これを「まあまあ」と仮定して、するとこの「まあまあ」は1000円以上を払ってしかし500円弱で済んだことになり、損失になります。それならば心から「劇場で見て正解だった」と思える作品など1割に満たないのです。それでも映画を見るのは、その1割弱の作品が何物にもかえ難い記憶になるからです。さらにその傑作の余韻といったら、生きる糧にもなり得ます。そして映画のある人生はつづく。

2006.6.11 V∞REDOMS vs. ゆらゆら帝国  @日比谷野外音楽堂

山塚アイは世間一般の人と見えているものが違うと、先日友人が言っていた。たしかにそうだと思う。同じものを捉えても彼には常人に想像し得ない形で見えるのだろう。そして坂本慎太郎もそうではないだろうか。言ってしまえば狂人。彼の紡ぐ詩を読むとこちらも狂れそうになる。初夏の野音というのもまたそそる。トリップは確実とみる。突き抜けたい。

ゆらゆら帝国
3×3×3

蛇女 明治初期、封建社会と民主主義の狭間で、地方の豪族は時代の波に逆らう。地主の大沼家は小作人を人間として扱わない。借金に苦しむ弥助は「土を食ってでも借金を返すから」と畑を返してもらえるよう大沼長兵衛に懇願するが、取り合ってもらえず失意のまま病死する。弥助の妻のすえと娘のあさは長兵衛の屋敷で住み込みながら返済することになった。栄養が足りていないだろうと、すえは卵を盗みそれをあさに渡すが、長兵衛の妻にばれて炭を食わされる。立場を利用されてすえは長兵衛に、あさは長兵衛の息子・武雄に言い寄られる。

二人はよく仏壇の裏でランプを磨くことを命じられる。神の裏、宿す光が何かを案じているようだった。体を壊すも無理を強いられてすえは病死し、あさもまた傷物にされて自殺する。あさと婚約していた小作人の捨松はそれを知ると怒りに身を任せて大沼家に単身乗り込むが、返り討ちにあった。持たざる者の無念が蛇に姿を変えて、大沼一族を苦しめる。

中川信夫の誕生日ということで、彼の助監督を何度か務めた坂下正尚がゲストとして登場し、トークイベントがあった。中川監督が亡くなってからも中川組は酒を酌み交わしているという話を聞く。撮影時、監督はスタッフに手紙をしたため、毎日それが手渡された。役者にはそのラブレターはなく、裏方を大切にする姿勢が今日の繋がりに至っているようで、氏は誇らしげだった。

中田が朝倉や山井と対極にあるのはその学習能力。同じ失敗を繰り返さず、些細なことからも多くを学ぶ。公立大学卒業は伊達ではない。長い手足は躍動感に溢れ、直球は伸び、変化球は切れ、制球は乱れない。完璧超人と呼ばれるゆえんである。研ぎ澄まされた集中力で阪神打線を無失点に抑えた。彼の今季の目標である初完投はおあずけとなったが、近いうちに達成できるだろう。

井端・福留に続き、荒木・ウッズにも復活を予感させる打球が飛んだ。ウッズは守備でもめずらしく冴える。一塁線のファールなどいつも荒木に任せていたのに置物返上、巨体を揺らした。加えて英智。打席での粘りと次塁への果敢な攻めはレギュラーを引き寄せる。藤井の加入で影が薄くなったと思いきや、静かな闘志を燃やしていた。英智の打席中に落合監督が抜かれ、その時に薄笑いを浮かべていたのは、成長を確認・確信したからだと思う。

ビーチでボサノバ、ロマンスでタンゴ、サッカーでサンバ。ブラジルには音楽が流れている。スラム“神の街”は生と死が隣り合わせで、年端のいかない子供まで銃を持ち、年齢による実力が拮抗する。黒人の、しなやかな筋肉は常夏による汗で濡れて光り、褐色に映える白目と歯が際立つ。

カメラマン志望のブスカペは銃が怖かった。兄のマヘクは街で最も有名なギャング3人組の一人で、父親に勘当されながらも強盗して手に入れた金をブスカペに渡す。この地では血の繋がりが何よりも濃い。3人組の取り巻きだったリトル・ダイスは野心家で、体が成長しきってない時から既に殺しを経験する。欲望に身を任せる彼はリトル・ゼと改名し、親友のベネと共にのし上がって街を支配するようになった。ブスカペは彼と何度も顔を合わせているが「お前、名前は」とその度に名乗らされる。“神の街”のそんな一般市民として、ブスカペが見るブラジルの60年代から70年代を映した。

賄賂がまかり通り、皆が自衛しなければならない。持たざる者は淘汰される。細かいカットと手持ちカメラで臨場感のあるリズムで、監督フェルナンド・メイレレスはブラジルの現状を突きつける。実話を基にしているという。映画によって明るみに出す。

この5日間で100近いトラックバックスパムが送られた。IPアドレス禁止も意味はない。アメーバもそろそろ対策を立てる頃ではないだろうか。特に多いのが下の3つと、海外からのもの。

奈々子の素敵な日々
あかねの姫ブログ
ゆりちゃんの乙女心ブログ

これを逐一削除する作業にもはや慣れた。表現が悪いかも知らんが、送りつけている人間の鼻をへし折り、指を1本ずつ砕きたいと、そう思っている。

そういう僕も自らの記事のトラックバックを送ることが多々ある。一応、礼儀をわきまえているつもりだが、それは自らが決めたルール、もしくは価値観にのっとっているだけで、そのマナーが他人と一緒とは限らない。ネチケットは難しい。

うしろまえHAPPY SMILE! with fireflies 」のsugarさんからは4本目のバトン。着の身着のまま、宵越しの金は持たず、その日暮らしのスタイルは褒められたものではない。

Q1 起きてまず始めにする事は?
タバコを吸おうとするが、起きぬけの一服 は体に良くないという話を最近聞いて、まず我慢する。

Q2 これだけは欠かせない日常の事は?
食事、睡眠、ブログネタ。

Q3 好きな食べ物を3つ挙げて下さい
1カレーライスは何杯でも食べられるから不思議、2ギョーザというかニンニクが入っているものは大概うまい、3魚卵系。

Q4 嫌いな食べ物を3つ挙げて下さい
ニンジン 、2ゴボウ、3キウイ、4翌日のポテトサラダのタマネギは辛さが尋常でない。

Q5 アナタが踏まれたくない地雷は?
将来に触れること。

Q6 ココ一週間で嬉しかった出来事は?
かわいい服を立て続けに買った。カラフルな刺繍は派手好きだから。ドラゴン プリントは野球観戦の時にでも。

Q7 ココ一週間で悲しかった事は?
爪切りが見当たらない。

Q8 今使っているシャンプー&リンスは?
パッケージと中身が違う もの。

Q9 お風呂で体を洗う時どこから洗う?
決めていない。髪だったり股間だったり。

Q10 アナタにとって恋愛とは?
持ちつ持たれつ。

Q11 恋愛で手のひらで転がるタイプ?
女性を掌で転がしているようで、実際は女性の掌で転がって、結局は自分が回っているのだ。

Q12 アナタの長所は?
食いっぷりが男前だと自負している。

Q13 アナタの短所は?
集中力の乏しさが脅威である。

Q14 アナタを動物に例えるなら?
頑なに

Q15 アナタのウィークポイントは?
首、脇の下、脇腹、足の裏。

Q16 寝る前に必ずする事は?
何らかの淫らな妄想をして、そのような夢が見られるように祈る。

Q17 リラックス&ストレス発散にする事は?
銭湯に入り、コーヒー牛乳を飲んで一服。または映画館に行ってその作品の余韻。しかし映画の場合は当たり外れがあり、確率的には1割に満たない。

Q18 四季で一番好きな季節は?
ちょうどこの季節、陽が長くなりつつある春がポジティブになりやすい。

Q19 好きな香水 思い出の香水 いつも付けている香水は?
夏場、自分の汗がツンとくることがあるので、その時期だけつけているのは、ETERNITYのrose blush。ただしブンレツさんが人からもらったものをもらったもの。

Q20 回す人5人
回さないスタイル。

追記庵
バトンも多少したためていると、質問内容が被ってきますね。至極一般的なスタイルです。目新しいものなどございません。所詮全てただごと。バトンは回しません。しかし1ヶ月以上もバトンが回ってこなかったこの現状、一抹の寂しさがあったことを吐露します。だけどやっぱり回しません。