terroir 愛と胃袋:八ヶ岳のお勧めのお店。本気で美味しいジビエ料理といったらここしかない! | 編集者福田清峰の八ヶ岳南麓田舎暮らし 天使のように大胆に悪魔のように繊細に 八美里ファームと実践出版塾と

編集者福田清峰の八ヶ岳南麓田舎暮らし 天使のように大胆に悪魔のように繊細に 八美里ファームと実践出版塾と

八ヶ岳南麓で田舎暮らし。「森の中に暮らす生活」を楽しむ「八美里ファーム」におけるDIY、八ヶ岳周辺の大人の散歩道、主宰している八ヶ岳自然教室のことなどもを紹介。「5年愛される本づくり、そして10年愛される本づくりへ」をモットーに書籍を編んでいます。

terroir 愛と胃袋:甲斐大泉・甲斐小泉・長坂・小淵沢・清里(八ヶ岳)
・フレンチ、ジビエ料理
・住 所:山梨県北杜市高根町長澤414
terroir 愛と胃袋 アクセスマップ
・電 話:0551-30-9199
・営業時間:【Lunch】11:30〜14:00 
          【Dinner】17:30-21:00
                    ※ランチ・ディナーともに要予約
・定休日:月曜日・火曜日
・駐車場:有
terroir 愛と胃袋
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
【八ヶ岳・小淵沢・甲斐小泉・甲斐大泉・清里】おすすめレストラン まとめ 人気店ランキング

 

2017年4月にオープンしたばかりの「terroir 愛と胃袋」。

有機栽培の野菜や放牧の畜産、ときにはシェフが山に入って摘んできた自然の恵みや川魚など、八ヶ岳の旬の食材を厳選して食べさせてくれます。

 

入り口の看板は夜だとまったくわかラないので要注意です。

 

 

佐久甲州街道最後の宿場、 長澤宿にたたずむ築170年の古民家をリノベーションしたつくりは、見事です。

 

 

広い土間をエントランスのように使い、地元の物が販売されています。

 

 

厨房を横目に見ながら客席に向かいます。

 

 

派手さはないけれど、なんだか落ち着く、不思議なテーブルセットです。

 

 

素敵なメッセージカードが迎えてくれます。

「ご来袋」の文字がしゃれていて、いいですね。

 

 

一見、使いにくそうに見えるカトラリーも使いやすさに驚きます。

このカトラリー、それぞれ席によって違います。

 

 

おしぼりも素敵な器に乗って出てきます。

 

 

お茶もほっこりしていて美味しい。

身体の芯から緩みます。

 

 

コースメニューの内容は来店してみてのお楽しみ。

 

 

もちろんお料理も素敵な器に乗せられて運ばれてきます。

八ヶ岳のクラフト作家たちの手仕事を感じる器でTerroir(テロワール/この土地ならではの味わい)をもてなしてくれます。

 

 

ひと品なめのプレートは、季節感満載の「花豆 平飼いの鶏のたまご」。

アーリーレッド。

花豆と花豆のムース。

卵のきみの燻製。

栗のムース(最後に桜のチップの煙を封じ込めているそうな)。

 

 

ふた品めのプレートは、楽しみにしていたジビエプレート「パテアンクルート」。

 

 

鹿のロースト。

鹿の独特の硬さがなく、やわらかくて美味なり。

 

 

ツキノワグマのグリル。

やわらかさの中にしっかりしたこってりさが残り、これは美味い!

八ヶ岳を50年登ったり、歩いたりしていますが、熊に出会ったことはありません。

明野猟友会が仕留めたそうな。

もしかすると、、南アルプスの麓か茅ヶ岳周辺産かもしれません。

 

 

鹿と豚のペーストうり坊のジュレ乗せパイ包み焼き。

 

 

オリーブ茶、やわらかい味わいが癖になりそう。

 

 

3品目は「明野金時」。

放牧豚のリエットにりんごの酵母を使ったカンパーニュ。

 

 

4品目は「ブラウンマッシュルーム・トリュフ」。

ブラウンマッシュルームのぴゅれにジャンボマッシュルーム+トリュフ。

 

 

5品目は「愛媛県産舌平目」。

舌平目の骨でつくったトマトベースのブイヤベース。

 

 

6品目は「新生姜」。

新生姜のグラニテ(かき氷)に炭酸水をかけて、ジンジャーエール仕立。

新鮮なお味。

 

 

7品目は「猪・鹿」
 

 

イノシシのヒレ肉。

ほどよい固さが口の中で溶けます。

 

 

鹿のもも肉(しんたま)。

 

 

このナイフ、よく切れます。

ナイフフェチとしてはたまりません。

 

 

本日のデザートは「りんご」だそうな。

 

 

りんごのタルトタターン(焼きリンゴ)

ジューシなりんごが口の中に広がります。

これは幸せです。

 

 

牛乳のアイスにザクロ。

ザクロが味を引き立ててくれます。

 

 

デザートと共に出てくるコーヒーも香り高くて落ち着きます。

 

 

最後の「フィナンシェ」。

花豆の上に乗ったかわいいひと口サイズのパウンドケーキ。

 

 

窓の大きなレストランは大好きです。

八ヶ岳の恵みを受けた食材に、光と空(宙)のエネルギーが注がれる気がします。

 

 

座席数はそんなに多くないので、サービスも温かいものです。

 

 

細かい装飾品にもセンスが見え隠れします。

 

 

こだわりぬいた厨房は、きっと使いやすいものなのでしょう。

 

 

 

ドリンクメニューです。

寒い季節限定の食前食中のハーブティーが断然お勧めです。

中でもオリーブ茶が絶品!

 

 

ジビエ料理が苦手な人でも、「terroir 愛と胃袋」なら大丈夫かもしれません。

ぜひ、八ヶ岳の恵みとして、ジビエ料理も楽しんでみてください。

 

     AD