2024年長良川 鮎釣り始動 | 長良川と郡上竿の世界

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2024年 長良川鮎釣りシーズン始動

長いことブログ更新してせんでしたが、無事生きておりました(笑)

今シーズンも始動しましたのでボチボチ再開いたします。

よろしければ、またお付き合いください。

 

 

私の今年の解禁は、6月08日(土)から

長良川中央を見るが5月末の増水の爪痕があちこちに残っており、その後一週間の照り込みでも、まだ垢つきは悪い。

下流域で竿を出してみたい誘惑を抑えて、友人の待つ郡上白鳥まで北上する。

ここまで上がると垢は十分すぎるほどついていた。

でも、解禁から一週間で一番鮎は抜かれているだろうなぁ。

案の定、サイズは小さい。

(写真をとるのも恥ずかしいくらい)

念のため強い瀬の中も探ってみるが音沙汰は無い。

仕方なく、立て竿でチビ鮎と遊ぶが・・・

なんだかなぁ(笑)

 

翌6月09日(日)

今にも泣きだしそうな曇天の空を見上げながら、ゆっくり朝のコーヒーを飲む。

昨日のような釣りは性に合わないので、釣れなくてもいいから水量の多い下流に向かうことにする。

大和と八幡の堺くらいまで来ると、水量が増えるにつれて釣り人が減ってきた。

解禁初期のセオリーに反して荒瀬を狙うのだ。

昨日までの照り込みで新垢がつきだすタイミングで、解禁からまだ誰も触っていない瀬には一番鮎がついているはず。

引き水時の今日が千載一隅のチャンスだろう。

トコトン「荒瀬バカ」である(笑)

荒瀬の真ん中に立ち、白っぽい石を歩くとタビが滑る。

(やはり新垢がつきはじめている・・・鮎がいれば間違いなく掛かる)

急瀬竿に複合メタル0.1号のベタ竿仕掛け、針は8号、ハリス1.5号。

躊躇なく強気で攻める。

ダメ元で、養殖鮎を荒瀬の白泡から底流れに引き込む。

瞬殺だった。

竿先をひったくったのは真っ黄色のヌルヌル鮎。

それからは怒涛の入れ掛かり。

1時間ちょっとで12匹。

今年の長良川の鮎は、背びれも長くて鱗も細かく、見とれるほど美しい。

場所を移動して新しい荒瀬でも追加する。

やはり荒瀬釣りは面白い。

たくさん掛かったビリは全部放流してもこれだけ。

氷水で絞めてお土産にする。

この時期にしては型揃いの20センチ前後ばかり。

今年の長良川は楽しくなりそうな予感がする。