先日、同じ年の経営者の方とお話する機会があったのですが、
「小林さん、僕たちってものすごく頑張ってる世代ですよね」
と言われ、何のことかわからずに理由を尋ねると、
「上の世代の人からはゴリゴリ鍛えられて、ある意味イエスマンでやることが正しいと教えられてきたじゃないですか。
でも今の下の世代の人たちにはそれが通用しない。ちょっとしたことでパワハラ・セクハラと言われるし、どうすれば理解してもらえるかを考えながらやらないとやっていけない。中には部下にものすごく気をつかってる経営者仲間も居るので。
そう考えると僕たちの世代ってものすごく頑張ってると思うんです。」
という理由を聞いてむちゃくちゃ納得したものの、
自分は部下に1ミリも気を使っていないので逆に恵まれすぎてマネジメント力が無いような気がしている経営者こと小林です。
うん、マネジメント力はないな。
というか、好きな人たちとやってるだけ。
そもそもマネジメントをする気がないというほうが正解かもしれません。
マネジメントが必要な人というのは、ツールのような人たち。
そういう人は会社を都合よく使おうとしているので、こちらも都合よく働いてもらえばいいかなと。
だから本当の仲間はマネジメントなんて要らない。
向き合うだけでいいと思っています。
上司から「数字を上げろ」と言わせるような部下は要らない。
逆に「数字を上げろ」しか言わない上司も要らない。
【1作目】では、20代の方にも読んでいただけるよう人間関係についての考え方をライトにまとめましたが、
↓次作では1作目をベースにした内容で、上司部下の向き合い方を書いておりますので、ご興味のある方は刊行の際には是非ご一読いただければ幸いです^^
現在は大企業だけでなく、中小企業でもES(従業員満足度)が大切だと考え、ESに力を入れているところが増えてきているものの、実際のところ地に足ついた企業は少ないのが現状です。
スタッフだけでなく保護者も巻き込んで。
そこにESの概念なんてありません。
なので経営者である自分が、
スタッフや保護者の方、子どもたちから逆に与えられているなと。
つくづく恵まれていて有り難いなぁと思うばかり。
感謝。