培養土を再利用するのにロケットストーブを使用し熱処理して雑草の元を根絶する事にしたのが今年の4月。
ただ、効率が悪いので良い方法を考える事となりました。
と言うのも、培養土はそれほど高価ではないので、短時間かつ大量に処理できなければ意味がないです。
しかし、仮にできたとしてもそれを使用するには堆肥などを混ぜ合わせる必要があるので、結局費用がかかる為、労力も含め再生する事自体メリットが無い感じ。
とは言え、必ず出る使用済みの培養土を何とかしなければならないし、ただ捨てるのはもったいないと思うので何とかしたいところ。
SDGsで言うと「つくる責任つかう責任」って事になるのかも。 f(^^;
さて、そんな事で作業効率を改善する為にロケットストーブ仕様の薪ストーブを考えました。
それが下図。
【一斗缶ストーブ】
この薪ストーブでのやり方は、「断熱材として使用済みの培養土を投入し、ヒートライザーが熱くなれば培養土は乾燥するのでそれを下から取り出す」と言った具合。
また、天板も利用します。
基本的にカバー内の乾燥状況はわからないので、取り出した時、十分に乾燥していなければ天板で処理するつもり。
これなら作業効率は良くなるはずなんですが、不安材料もあります。
それは、燃焼室が大きいのでハイカロリーは期待できるけれど、断熱材となる培養土は常に入れ替わるので、ヒートライザー内の温度を保てるのかどうか。
保てなければ2次燃焼は期待できないので煙が出てしまいます。
なので、熱伝導が良くなるようヒートライザーには薄い素材を使いたいけど、赤熱は期待できるものの今度はメルトダウンが心配。
そこで、耐久性を考えパイプを使用すると、それもまた問題。
と言うのは、ロケットストーブには 「ヒートライザーは燃焼室の2倍以上の長さが必要」と言うのがあり、一斗缶で計算すると480mmくらいになるけれど、満足なレベルまで温度が上昇するのか、また、本体とのバランスはどうなのかも心配です。
ちなみに、ヒートライザーの重さは計算上5kg強。
ま、作ってみないとわからないんですが、ただ、制作には時間がかかりそう。 (>_<)
しかし、使用済みの培養土は待ってくれないので、ここまで考えておきながら一旦棚上げ。 f(^^;
現状のロケットストーブで煙が出ない事は実証済みなので、とりあえずその使い方を検討します。
と言っても考えられる使用方法は1つで、ロケットストーブの炎を利用するのがベスト。
本当は直火で炙る事ができればいいんですが、そうもいかないので鉄板を使用します。
それで、ヒートライザー上部を塞ぐのは煙の発生につながるので、炎が届く限界まで五徳を高くしたいところ。
上図の五徳はあくまでもイメージで、実際には使う鉄板に合わせ安定する物を作る予定。
ただ、熱処理に使っているロケットストーブ3号機は今まで単独では使っておらず、炎の高さなど把握していない事もあるので、具体的な事は使いながら決めます。
と言う事で、まずは実践。
では、また! (^o^)/