乗務日誌 11(孤独な後期高齢者) | お父さんの工作室

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無い物は作る、出来る物なら作りたい。

2年くらい前の事、お客さんは後期高齢者と思われる方で、目的地は隣の市にある眼科。

 

お客さんの方から話しかけて来るので色々と話をしましたが、お父さんは主に聞き役。

 

話をする内に旦那さんに先立たれ今は寂しく過ごしていると言うのがわかり、最初は「話好きなのかも」と思っていたのが、「普段は話をする人がいなくて会話に飢えているのかも」となりました。

 

そこで、「お子さんは?」と家族について訊ねたのだけど、何も返って来ないのでスルーしました。

 

シールドのせいで聞こえなかったのかもしれないし、もしかしたら言いたくなかったのかもしれません。

 

しかし、考えてみれば、寂しくしているなら子供の有無にかかわらず孤独であるとわかるので、ちょっと想像力が足りなかったですかねぇ。 (>_<)

 

で、唐突に「死にたい.....。」と言い出しまして、いきなりの事に返す言葉が見つかりませんでした。

 

 

その時は色々考えてガーデニングを勧めてみたりもしましたが、果たして生きる気力が沸いたのかどうか.....。

 

ただ、本当に死にたいと思っているなら眼科であろうがわざわざ遠い病院には行かないでしょうからそこは救いに思うけど、人って病気になると気弱になるからどうなんだろう。

 

お父さんにしてもギックリ腰で仕事を休んでからもうすぐ1か月、未だ完治せずと言った具合で、最近、病症がギックリ腰とは違うのではないかと思うところがあって気が滅入っちゃいます。

 

なので、他人事とは思えないです。

 

だからと言って死にたいわけじゃないけどね。  f(^^;

 

では、また! (^o^)/