メインのコントロールパネルはリアに設置し、サブとして最低限操作出来るスイッチを運転席に設置します。
あいにく取り付けた画像がなく、残っているのは下画像の自作したパネルだけです。
これはインパネ、メーターパネルと言った方が良いかもしれませんが、そのパネルの空いている部分の形状に合わせてアルミ板を加工しました。
LIGHT と TUNER の印字は レタリングシート を使用し、印字が剥がれないように つや消しのクリアスプレー でコーティングしています。
LIGHTは室内照明 、 TUNERは地デジチューナー の事で、丸い穴にはそれぞれの ON と OFF の スイッチが取り付けられ、その線はリアに設置するコントロールパネル内の自己保持回路に接続します。
このスイッチにより運転している時でもリアに設置した地デジチューナーの電源を入れる事が出来ます。
室内照明も同様で、1人で乗っている時には必要ないように思うでしょうが、夜間走行の場合、リアでは寝ている事が多いので、何かあった場合、手っ取り早く運転席で照明を点けます。
昔子供が小さかった頃は ミルクだ、おむつ替えだ、で奥さんから 『 お父さん、照明点けて 』 とリクエストがあったものです。
まあ、今はその必要はないんですが、他に何かあるかもしれないと思い、付けました。 f(^^;
ちなみにリアの照明に関して言うと、マイクロバスでは運転席で ON-OFF や 明るさ までコントロール出来るようになっています。
ところで、室内照明と言っていますが、車に室内照明がないわけではなく、ここでは追加で取り付ける室内照明の事を言っています。
下の画像で両サイドに見えるキャビネットの下に既存の蛍光灯の照明が付いています。
この他にバンクベッドにもありますから十分明るいのですが、やはり照明はルーフに取り付けたい。
そこで、新規にLEDの照明を取り付ける事にしました。
ただ、前回の LEDユニット の記事中でも書いたように、自作する気がなくなって既製品を探しているうちに車を処分する事になったので、実現には至りませんでしたけどね。 (><)
そして、四角の穴にはスイッチがONになった時、それがわかるように緑のLEDを取り付けます。
冒頭で書いたように表側の画像はないんですけど、裏側の画像はありまして、それが下の画像です。
それぞれの線は 熱収縮チューブ と 結束バンド でまとめてあり、末端にはギボシ端子ではなく カプラー を取り付けました。
と言うのも、画像のようにパネルを外す必要があった場合、ギボシ端子では取り外すのも接続するのも作業が面倒ですし、誤配線の元になります。
特に車を修理に出すような場合、整備工場にはこの配線をわかる人はいませんからね。
従って、誰でもわかるようにカプラーにし、かつその種類を変えています。
それで、詳細が下の画像です。
上の画像に記入し忘れたんですけど、スイッチがONになった時に点灯する LED(緑) の所から上に線が延びているのが見えると思いますが、これは イルミネーション用 の線で、車のライトを点灯した時に連動して点灯するようLEDを取り付けています。
このLED照明がないと夜はスイッチの場所がわからないんです。 (><)
上記でわかるように、これは実際に取り付けたあとに気付いた事で、当初このLEDは予定に入っていませんでした。 f(^^;
メーターの灯りで見えると思っていたんですけどね ・・・・・。
ついでなので個々に説明すると、その下に行って、以前紹介したアクセサリー電源の切り替えスイッチはここに取り付けています。
このスイッチによりリレーを動かして、運転席のアクセサリー電源をメインバッテリーにするかサブバッテリーからにするかの選択が出来ます。
その下は既存のフォグランプスイッチだったと思います。
そして一番下にあるのはエントランス照明のスイッチで、下画像が取り外した物です。
画像で左側上に延びている熱収縮チューブの先には確認用のLED(赤)が取り付けられていました。
このスイッチを入れると下画像のようにエントランスの照明が点灯します。
元々エントランスには照明がなく、暗い為に靴を履くのに不便で取り付ける事にしたのですが、取り付けられる照明がないのでトラック用品を扱っているショップで探していたら、 マーカー のクリアレンズがあったので、 『 とりあえずこれでいいか。 』 と購入し、12V/5Wの電球を装着して取り付けました。
とりあえずこれでOKだったんですけど、画像を見ての通り、レンズの関係で灯りが均一でないのが若干不満なところ。
しかし、 名より実 と申しましょうか、これでも十分役に立ったし、そもそもマーカーの価格は¥380だったと思うので、文句は言えないところです。 f(^^;
それから、エントランスの照明ですから当然エントランスでも点けられ、そのスイッチはエントランス横にある下画像の赤丸○になります。
ここには上から ランプ (外部電源が入力されると点灯)、 スイッチ 、 ACコンセント が1つになった物が取り付けられていて、前のオーナーはこのスイッチでインバーターの電源を入れていたようですが、もう必要ないので流用しました。
なお、このスイッチはオルタネイトスイッチだったので、運転席のスイッチもオルタネイトスイッチにするしかなく、当然どちらか片方のスイッチが入ればもう片方のスイッチでは切る事が出来ません。
ただ、使用方法が限られていて、どちらか片方しか操作しないのでそれほど不便はなかったです。
たとえば運転席のスイッチは、キャビンに人が乗っていて降りる時に運転席でスイッチを入れてエントランスを明るくする、と言った具合。
暗いですからエントランスにあるスイッチを探すのも大変かと思いましてね。
そして、エントランスにあるスイッチは、キャンプ時など主にエントランスからの出入り時に使用しますから、この時、運転席のスイッチには触れる事がないのでオルタネイトスイッチでも問題ありません。
このパネルを考えた時に描いたのが以下の図です。
図中右側上にある エントランスライトSW の赤い部分は、インパネから外した物に埋め込んだLEDで、スイッチを入れると点灯します。
図にはカプラーの配線図も描いておいたので、あとから何かあっても大丈夫です。
何しろ時間が経過するとお父さんの記憶も曖昧になるもんでね。 (><)
さて、続けてリアのメインコントロールパネルについて書こうと思ったのですが、今回の記事よりも更に長くなるので次回にします。