今回、製作の模様はビデオに収めました。
なので、ビデオを観ればわかるわけですが、編集がまだです。 f(^^;
ただ、確認したところ撮影時間がトータルで2時間弱ありまして、仮に、重複している部分やムダな部分が半分だとしても1時間ほどになるわけですから編集は大変そうです。
まあ、倍速にすれば全てが観られますが、それでは良くわかりませんしね。
なので、 前・後半 にしようかとも思いましたが、長くてもつまらないかもしれませんし、それよりも肝心なところだけまとめた1本の動画の方が良いように思います。
そこで、編集でカットする事を考慮し、出来るだけ詳細に書こうと思います。
と言う事で、動画の方はプロローグを入れはするけど、 製作した と言うだけの動画になりますね。 f(^^;
では、開始。 (^o^)/
まず、ホームセンターでカットしてもらった板 (1820mm X 334mm) 4枚の中から天板に使用する木目がきれいな板を選択し、残った板をそれぞれどこで使用するか決めます。
その作業の中で、裏面にシールの貼ってある板を発見しました。
思えば購入時には表面のきれいな物を選別していましたから裏面など見ておらず全然気が付きませんでした。
で、そのシールを見ると規格が書いてあり、ナント! 1820 X 910 X 11.8 と書いてあるではないの!! (゚o゚;)
店頭には 11mm と書いてあったので、それで設計しましたから 0.8mm の違いとは言え側板と仕切り板3枚合わせて 2.4mm となると天板の長さが合わなくなります。
そこで、実測。
【 板厚 】
表面の加工をしていないですから多少ざらついているのでしょう、それに湿気によるものかもしれませんが、実測で 12mm でした。
これなら当初の設計図で良かったんですよねぇ ・・・・・。 (><)
それで、 虫のしらせ と言うのか、気になって板の長さも計測。
すると、これもまた違う。 (゚o゚;)
【 全長 】
使用したスケールの精度もありますが、とりあえず 2mm ほど長い。
まあ、考えてみれば規格として通常は1800mmですから、確実に1800mm取れるように1820mmになっているだけで、それがたまたま1822mmになっているだけなのかもしれません。
とは言え、設計図は全長1820mmで描いていますから、このままではマズイ。
仮にスケールの精度に問題があったとしても、ここから先は自分のスケールが頼りですから、それに合わせるしかありません。
それに、そもそも板厚が違うので、そこは訂正しなければなりませんから急遽手書きで要所を描き直し。
板厚は12mmにしました。
【 設計図変更 】
今見てみると、なんか数字が違うような気がしますが、もう完成しているので、気が付いたけれど直していなかっただけなのかもしれません。 f(^^;
実際、 寸法を間違った と言う事はありませんでしたからね。
しかし、まあ、世の中こんな突発的な事が起きた時に間違いはあるもので、冷静に対処すれば良いのだけれど、平常心ではないからミスを犯す ・・・・・。 (><)
特に、限られた時間内で物事を行うとなると急ぐあまりにミスをするもんです ・・・・・。 f(^^;
さて、次はケガキ。
ケガキは刃厚を加味して描くのではなく、ケガキしたらカットする方法を取りました。
カットに使用するのは 丸ノコ 。
ただ、今まで使用していた丸ノコの調子がイマイチよろしくないと思っていたら、先日とうとう壊れてしまいました。
バラしていないので詳細はわからないのですが、中で “ カタカタ ” 音がするので、何か部品が壊れたか、あるいは外れたのだと思います。
バラしても直るかどうかわからないので、とりあえず新規に購入しました。
【 丸ノコ 】
奥にあるのが今まで使用していたヤツで、手前の黄色いヤツが新規購入の物。
付属の刃 (チップソー) は刃数が 52 。
出来るだけきれいに切断したいのでそれを 60 に換えます。
【 刃数 52 】
【 刃数 60 】
一応言っておくと、この165mmの丸ノコの場合、52が一般的らしいです。
刃数が多くなると切り口はきれいになりますが、チップソーへの負担が大きくなりブレやすくなるので直進性が悪くなるそうです。
なので、30mm厚以上の縦切りに60は不向きだそうですよ。
まあ、このくらいの板厚なら大丈夫だと思いますが ・・・・・。 f(^^;
ついでに言うと、切断出来る板厚は刃の外径の 6分の1 となっているので、165mmでは 27.5mm となります。
この事は購入後に知りまして、それまでは板厚38mmのSPF材もカットしておりました。 (><)
しかし、逆に 『 何で切る? 』 となったら、ノコギリを使用するのは面倒ですしね ・・・・・。
とりあえず、また壊れるまではこれを使用し、次回は240mmくらいのチップソーが使用出来る丸ノコを購入しようと思います。
それから、工具を使用する時は習慣で手袋をする事が多いんですが、丸ノコの場合、回転に巻き込まれないように軍手などの手袋は使用してはいけないそうですよ。 (><)
動画では手袋を使用しているので、この辺の事は一言書いておかないとマズイですね。 f(^^;
何しろ一般公開ですから間違っていると指摘が来ます。
過去の動画で1回ありましたが、お父さん的にはどうにも納得出来ない内容でしたけどね ・・・・・。 f(^^;
そう言えば、テレビでもそうですが、金属の溶接シーンでは溶接面は使用しているものの マスク を使用しているのをほとんど観た事がありません。
溶接時には ヒューム が発生し、それが人体には良くないので法令でマスクの着用が義務化されているはずなんですが、誰も指摘しないんでしょうか ・・・・・。
特にテレビの場合は影響力が大きいので、知らない人はそれでいいものだと思ってしまいますからマズイですよね。
違反しているのを公開しているようなものです。
ただし、 局所集塵 がある場合はこの限りではないので、建て前はそう言う事なのかもしれませんが、果たして事実はどうなんでしょうか ・・・・・。
さて、側板など脚になる板の下部は、角の所を 弧 でカットするつもりでしたが、実際にケガいてみると小さく、カットするのが大変そうなので 30mm の正方形の対角線でカットする事にしました。
【 側板の下部分 】
ここのカットに使用するのは ジグソー 。
【 ジグソー 】
こうして材料を揃えていき、切り終えたところで、ふと 『 ホームセンターでカットしてもらったのは本当に 334mm なんだろうか? 』 と言う疑問が沸いてきまして、一応板の幅を計測。
数枚計測すると、確かに 334mm ではあったのですが、側板に 336mm と言うのがありました。 (゚o゚;)
最初にサイズを合わせてカットし、次はそれに合わせてカットするだけですからズレるはずはないのですが、重ねてカットしてもらいましたから、もしかしたら重ね合わせる時にズレたのかもしれませんね。
と言う事で、2mmほど長い板がありましたが、他にはどの板が336mmなのか怖くて全ての板を計測しませんでした。 f(^^;
と言うのも、 “ 今更・・・・・ ” と言う感覚でして、あとは “ 出たとこ勝負 ” 、組み立ての時に対応する事にしました。
それに、最悪の場合前面だけを揃えて長い部分は背面に持っていけば良いですから。
困るのはタイプレートを取り付ける面だけで、それも対応策はすぐに浮かびました。
と言う事で、次にそれぞれの加工をします。
まず、タイプレート。
タイプレートの縁は鋭利になっています。
おそらく、プレスしてカットするからそのようになっていると思いますが、そこをヤスリで 面取り します。
その模様は動画で確認して下さい。 m(_ _)m
【 タイプレート 】
そして、タイプレートの素材は鉄ですから、このままでは錆びてしまうので、保護の為に塗装します。
タイプレートを取り付けるトラスネジも色を合わせる為に塗装します。
【 トラスタッピングネジ (4mm X 12mm) 】
ネジをドライバーで板に取り付けてセットし、 スプレー (つや消し 黒) で塗装します。
【 タイプレート と トラスネジ の塗装 】
次に板の加工。
金折れを取り付ける位置のマーキングをし、そこに 2.5mm の下穴を開けておきます。
こうしておけば組み立てる時にネジの位置合わせが簡単になります。
ただし、下穴が確実に金折れのネジ穴のセンターになっているとは限らないので、取り付ける時は金折れの面に木を宛がってズレないようにします。
ダボ は以前何かで使用した 35mm でカットした 6φ の物が残っていたでそれを使用する事にし、取り付け穴に入りやすいように ヤスリ で面取りします。
【 ダボ 】
そして、そのダボを取り付ける テーブル受け と ストッパー の穴加工。
皿ネジ用の4φ と ダボ用の6φ の穴開けは ボール盤 を使用する事にしました。
ドリルでも出来ますが、ダボ穴が曲がってしまっては困るので念の為です。
【 テーブル受け と ストッパー の加工 】
そして、テーブルの加工。
それはテーブルの引き手で、最初は簡単にジグソーで穴を開けてしまおうかと思いましたが、それでは芸がないので ノミ なんぞを使用してみました。
引き手のサイズは 60mm X 15mm 。
削るサイズに合わせて 15mm幅 のノミを使用しました。
【 テーブル加工 】
ただね、慣れていないものですから、ちょっとミスりました。
と言うのは、削る前のノミを打つ作業で、画像で言うと、上下はもちろん必要ですが、両サイドは必要なかったです。
お陰で打った痕が残ってしまいました。 (><)
それでも、まあ、上出来ですし、そもそも裏面ですから大丈夫です。 f(^^;
材料が揃ったところで ヤスリ掛け 。
使用するのは サンダー で、サンドペーパーは #100 と #240 。
【 サンダー 】
【 サンドペーパー 】
#100で研磨したあと#240を使用し、状況を見て #400 を使用してみようかと。
終わったところでテーブル受けとストッパーを取り付けます。
【 テーブル受け 】
ダボの取り付けとその周辺には 木工用ボンド を使用します。
ネジ周辺に木工用ボンドを使用するのは、テーブルを引き出した時にテーブル受けの 角 が 支点 となりネジ1本では支えられない可能性があるので、木工用ボンドで接着し 面 で支えるようにします。
【 テーブル受け と ストッパー 】
木工用ボンドが乾燥したところで先に塗装します。
先に塗装するのは、完成後では外側は塗りやすいですが、内部は塗り難く、またムラにもなりやすいからです。
特に裏面は本体をひっくり返さないと塗りづらいし、木工用ボンドの拭き忘れがあると塗料の乗りが悪いです。
で、塗装しようと思って天板を見ると 反り が ・・・・・。 (><)
【 天板の反り 】
画像ではちょっとわかりづらいですが、板の先の方が結構反っています。
とりあえず、ここは一つ様子見で、最終的に何とかします。
塗装の模様は撮っておらず、1回目と2回目の比較映像だけ残しました。
塗装は標準が2回塗り、それでもイマイチ艶が出ないので天板の裏と棚板の裏以外は3回、天板に至っては4回塗りました。
もちろん日を置いての話ですが、乾燥したら #400 で研磨し、その後 タオル で磨きまた塗装するといった具合。
こうする事で表面をきれいに仕上げられます。
【 サンドペーパー と タオル 】
ちなみに、画像のタオルはハンドタオルとかフェイスタオルではなく、日本手拭いと言うか、サラシのような綿のタオルです。
以前何気にやってみたら結構良かったので、好んで使用しています。
乾燥を待っている間に他の部品加工をします。
まず、金折れの穴径は 3mm なので、これを 4mm にします。
穴の拡張にはボール盤を使用します。
【 金折れ 】
3つの穴の内、上と下の2ヵ所を拡張しました。
次に、クギの加工。
デスク右側の仕切り板の固定にはクギを使用する事にしました。
ただし、頭を潰しただけでは打ち込んだ痕がきれいではないので、頭をカットして全体を埋め込む事にします。
それと、側板の取り付け等も金折れだけでは弱いので、その部分も 木工用ボンド と クギ を併用する事にします。
この2つの作業の様子は動画で確認して下さい。
既存のマウステーブルを流用する作業に取り掛かります。
既存のマウステーブルと言うのは、若い頃、当時 ファッションテーブル と言ったでしょうか、テーブルとイスがセットになった物を購入しまして、のちにイスが壊れ残ったのがテーブルで、そのテーブルを捨てるのがもったいないのでマウステーブルを取り付けてパソコンデスクにしました。
今回パソコンデスクを作ればもうそのパソコンデスクは完全に必要ありませんから、それに使用したマウステーブルを流用しようと言う事です。
【 パソコンデスク 】
テーブルの支えとなるパイプに板を取り付け、小物が置けるようにしたり引き出しも作りました。
使用する板には余っていたカッティングシートを貼って見栄えを良くしました。
しかし、経年劣化でそのシートも剥がれたりしております。 (><)
引き出しは2段にし、更に小さい物を収納出来るようにしました。
今はもうほとんど活用しておりませんでして、見たところホッチキスの針が数種類と他はほとんど使用しない物ばかりが入っています。
そして、右側にマウステーブルを取り付けています。
このマウステーブルを受けているのがコレ。
【 テーブル受け 】
画像は取り外した物で、ベニア板 (単板) と 15mm の角材で作り、ボンドとネジで固定していました。
これだけではテンションが掛かった時に弱いので支える為にこの下に角材を取り付けていました。
今回は側板が支えとなるのでその角材は使用しません。
ただ、このままではちょっと具合が悪い。
と言うのは、マウステーブルに使用している板が 12mm のベニア合板で角材が 15mm角 ですから隙間が 3mm になるので、マウステーブルは斜めになり見た目がよろしくない。
それはマウステーブルを引き出した上の画像を見ればわかるところで、製作した当時は使用する事だけ考えてそこにはこだわっていませんでした。
しかし、今回は昨年購入して未だ使用していない 電動カンナ があるので、試しにちょっと削ってみようと思います。
【 電動カンナ 】
それで、角材が15mmですから 刃をマックスの 1mm にセットし、2回削って 13mm にしました。
これで、マウステーブルの板厚との差は1mmになります。
それで、この模様は時間の都合で動画の本編ではカットする予定です。
なので、完成後はいきなりこのテーブルが出てくる形になりますが、前面のテーブルの模様は出てきますから、同様だと思ってもらえるかと思います。
ただ、折角動画に収めたので、 “ カンナ掛け ” と題してその模様を単独でタブレットからアップロードするつもりです。
本編の編集にはまだ時間がかかりそうなので、こちらのアップロードが先になりますね。
あとは乾燥を待って組み立てとなるのですが、そこはやはりニス、なかなか乾燥しない。 (><)
結局、組み立てたのは塗装を開始してから1週間後の事です。
本当は完璧な乾燥とは言えなかったのですが、ま、お父さんも時間的に余裕がなくて ・・・・・。 f(^^;
と言う事で、組み立ての模様は次回。