今までロケットストーブなどの薪は、間伐材や朽ちた枝を拾って来ては100均で購入したノコギリで短くカットしていました。

中には太い物もあり、また、今後は市販の薪を購入する事があるかもしれないので、薪を割る為に、以前から「鉈(なた)とか斧(おの)があればいいな。」と思っていました。
You Tubeのキャンプ動画ではサバイバルナイフで割っているのを見ますが、私もサバイバルナイフは所有しているものの、大きさ的にいささかパワー不足の感が否めません。
で、ふと、今は亡き親父が鉈を持っていた事を思い出し母親に聞いたところ、 「 刃が怖いから捨てた。 」 と言う事でした。
親父は “ 道具は一生もの ” と言う人でしたから、多分良い物を持っていたはずなんです。
まあ、この辺が男と女の違いと言いますか、物の価値がわからないと申しますか、残念に思ったのであります。
思えば、うちの奥さんにしてもすぐに捨てたがる。
「何かに使えるかも?」とは思わないんですねぇ・・・。(><)
前に書いたようにうちは共働きですから、奥さんが稼いだ金で何を買おうと自由なわけで、捨てるのも自由なわけです。
ところが、「アレどうした?」と尋ねて、「 捨てちゃった。 」 と言う事が多々あるもので、非常にもったいなく思う次第です。
先日も汚れていた為なのか、娘のお気に入りらしいスリッパを捨てて、娘と喧嘩になりまして、お互い未だに口をきいておりません。 (><)
逆に、私は捨てられない性格なものですから物が増えて仕方がない。
最近では整理もままならない状態です。(><)
しかしながら、「 アレが使えるかも! 」 と思って再利用出来た時の喜びは代えがたい・・・。f(^^;
さて、話が逸れてしまいましたが、そんな事でネット検索であります。
ホームセンターでも取り扱いはあるでしょうが、アイテム数と探す手間を考えると、やはりネットの方が早い。
鉈を検索してみると、色々とあり価格も様々。
もちろん “ 良い物は高い ” と言う事なんでしょうが、普段使いではないのでそれほど高い物でなくても良いのです。
で、考えてみると目的は薪割りなので、「 鉈よりも斧の方が良いだろう。 」 と言う結論に達し、今度は斧を検索。
斧の価格もピンキリなんですが、そんな中このような物を発見。
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これなら価格も安いしサイズも手ごろ。
で、レビューを見てみると、見た目とは違って粗悪品のようでした。(><)
まあ、満足している人もいましたが、多かった意見は “ 作りが雑 ” と言うところ。
どうやら刃と柄の接合に問題があるようで、グラグラと言いますか、取れそうなんだそうです。
使用していると刃がすっぽ抜けそうで、中には 「 これは道具ではなくて、凶器だ。 」 と言う人もいました。
これではさすがに購入しづらい。
と言う事で、次に見つけたのがコレ。
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このシリーズには “ 大・中・小 ” あって、その中の小。
ただ、小でも刃を含めた全長が440mmと、若干長い感じ。
それに、重量が1.2kgと言うので、これまた若干重い感じです。
その代わりパワーがあるでしょうから、少しくらい太い薪でも簡単に割れそうです。
と言う事で、とりあえず保留。
次に見つけたのがコレ。
刃と柄が一体となった物で、これはなかなか良い。
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と言うのは、斧にしてもハンマーにしても柄には硬い木を使用しますが、経年劣化で刃に挿入している部分が潰れてきます。
すると、クサビを打っていてもガタついてくるので、柄を交換しなければなりません。
しかし、この商品は柄も金属で一体化している為劣化する事がありません。
なので、「 これはいい! 」 とは思ったものの、長さが290mmで重量が520g、若干小さい感じ。
小さいのは扱いやすく持ち運ぶのにも便利だとは思うのですが、薪を割る時に力が必要な感じ。
更に検索して以下の物を発見。
ROTHCO 手斧 コンパクトアックス 組み立て式 | ハチェット オノ 薪割り 薪わり

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これと同じ仕組みのシャベルを持っており、分解出来て持ち運びが便利。
けれど、これは刃が付いていない模造品なんだそうな・・・。(><)
そこで、送料無料と言う事もあり、¥2980の “ 割り用斧小型モデル ” に決めました。
ただ、あいにくGWだった為に手元に届くまでには日数がかかりました。
それで、ようやく届いて包みを開けてみると、やはり大きい感じ。
特に、柄が思っていたよりも太く、もうちょっと細ければ持ちやすかったですね。

それと、刃と柄の接合部には大きなクサビが打ってありますが、刃先側の隙間を見ると、どうにも間に合わせで柄を取り付けたようで、ちょっとガッカリでした。
まあ、価格が価格ですから、あまり文句は言いますまい・・・。

さて、見ていると試してみたくなるのが人情。
太めの薪を用意して早速やってみます。
ただ、あいにく台座がないのでブロックの上に端材を置いて代用します。

太い薪にしてもそうですが、素人がいきなり上から斧を振り下ろすのは 愚の骨頂 。
まずは確実に刃を薪に食い込ませ、

その上で台座に当てて刃を進めます。

そして、最後に振り下ろして完了。

こうして何本か割ってみました。
節のあるヤツはきれいに割れませんでしたが、それでもある程度は分割出来ました。

包丁とは勝手が違うのでなかなか上手くいかない感じですが、まあ、慣れれば何とかなるでしょ。 f(^^;
とりあえず、台座は必要ですね。