藤原俊成・定家父子を祖先に持ち、800年の歴史をがあり、その蔵で貴重な文書を数多く守ってきた冷泉家に一子相伝で代々伝承されてきた木箱が130年ぶりに開かれ、藤原定家直筆の「顕注密勘」〈古今和歌集の注釈書〉が見つかった。
定家は鎌倉時代初期に活躍した歌人で、『源氏物語』『土佐日記』などの古典の書写・注釈にも携わり、『源氏物語』が今なお読み継がれるために重要な役割を果たした人物である。
6/11(火) 6:12 Yahoo!ニュース 29、文藝春秋オンライン参照
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2019年10月7日、『源氏物語』の光源氏が後に妻「紫の上」となる少女と出会い、自ら育てると決める重要な巻「若紫」が、東京の大河内家より出現し、冷泉家の「冷泉家時雨亭文庫」(京都市)が鑑定し、藤原定家本と確認されたと発表された。と言うニュースがありました。
物語全54巻のうち現存する定家の写本は、「行幸」、「柏木」、「早蕨」、「野分」、「若紫」「花散里(はなちるさと)」の6巻で、青表紙本。
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薄曇りで凌ぎやすかった土曜日❗️
久保惣美術館市民ホールでの歌の先生のコンサートへ
童謡、ポップス、クラッシックと色々なジャンルを姉妹での美しいニ重唱で存分に楽しんできました。
火曜日のレッスン 気を引き締めて向かいます❗️
を通り抜けた本館では、源氏・応挙おうきょ・若冲じゃくちゅう ―近世絵画と久保惣の名品―展が開催されていました❗️
折しも行われていた「源氏物語手鑑」の展示は、興味深く見て回りました。
「源氏物語手鑑」は、近世初頭に泉州で活躍した土佐派の絵師土佐光吉が絵を担当。大和絵の技法で、金箔や銀箔を多用し、色鮮やかな絢爛たる世界を表現する。「空蝉(うつせみ)」「若紫」「明石」など全80面あり、対応する物語中の文章を18人の公家が分担して書写した詞書(こどばがき)と対になっている。慶長17年(1612)に石川忠総の要請により製作されたことがわかる基準作である。
[美術館解説より]