こんにちは。芦屋の癒し人、松村知典です。
虎の威を借る狐たち
自分自身が素っ裸になった時、
あなたは自分が自分であることを誇れるだろうか。
権威をたよって、暴政を行う総理大臣。
自分たちに都合がよい法のもとで、利益をむさぼる官僚。
横暴なふるまいをしても平気な、大企業の肩書がある者。
見えない世界においては、
有名人の名を借りて、自分を誇示するセラピスト。
認定書を振りかざして、自分の優秀さをアピールするヒーラー。
自分の特殊な能力で、自分のエゴを満たす霊能者。
「私は大天使ミカエルと契約があるのです」
「私は地球でセントジャーメインをチャネリングできる100人の中のひとりです」
「私が過去や未来が見えるのは、私の霊格が高いからです」
どれもこれも
「虎の威を借りる狐たち」
だ。
「私の視力（肉眼）が高いのは、私の人格が高いからです」
と聞いて、鼻で笑ってしまうのと同じ感覚。
自分をよく見せる、
自分を高く見せる、
自分が優れていると見せる。
エゴ満載のひと。
彼らの表面のベールがはがれてなくなった時、
彼らに残るものは頑迷なエゴ。
それが消え失せるとき、
虎の威を借りていたときに彼の近くに居た人たちは、彼から離れていく。
まわりに居るひとたちは、彼と同じく、彼の写し鏡。
彼を利用する価値や必要がなければ、はい、サヨナラだ。
見せかけばかりを気にして、
利益を得ようとする。
名誉を得ようとする。
金銭を得ようとする。
本当の彼は何も持っていないのだ。
外にある虎の光を見るのでなく、自分の内なる光を見つけること。
それが人間に必要なことだ。
ちょっとシニカルだったか。。
芦屋の癒し人
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