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【書評】スゴイといわれるプレスになる。

スゴイといわれるプレスになる。―ファッションプレスのためのステップアップレクチャー/著者不明
¥2,000
Amazon.co.jp

が、画像がない!!!!

まあ、いいか笑
amazonでもカバーしきれないものってあるのね。


本書はベネトンジャパンの取締役広報宣伝部部長(現)が著し
03年に初版発行、06年に第三刷を迎えた自伝でありビジネス書。

大学&サンガカレッジの先輩に、「PRなら、ここらへんかな」と
就職祝いに頂いた2冊のうちの1つなのです。

***

ファッションブランドのインハウスPR担当を「アタッシェ・ドゥ・プレス」、
略して「プレス」と言います。
ベネトンという世界的なメーカーでPRを担ってきた氏が、それまでの
新人時代からの経験と、そこから次代へと授けるエッセンスを記しています。

販売営業からプレスまでの仕事経験の広さと、広報・宣伝の統括から
地域でのCSR的な活動まで、真の「PR」を行ってきた経験には興味がそそられる。
さらに一代でベネトンジャパンのPRを作り上げてきた破天荒さには驚くばかり。

『マニュアルやハウツーなんてないから、渡辺教子流の中からなにかを掴んでね』
そうアドバイスされるような、体験談ベースの一冊です。

同時に、「ファッション」というジャンルにもPRが存在して
これもまた面白いなー!!と思わせてくれた本です。

***(プレスとは)

「トレンドやはやりの情報だけなら、いくらでも情報誌やファッション誌から得ることができる。しかしそれを分析、解釈でき、さらに自分のブランドに投影するには、自分にストックされた知識のタンスのどの扉をあけて話せるかが問われる。」

「すべての業務に通じていればいるほど、的を得たいい仕事ができる」

「一歩引いてビジネスを俯瞰できるクールな判断力」

「あらゆるメディアに精通する」

「なるべく他のブランドの手垢がついた場所は避ける」

「パブリシティは毎年投資金額の10倍以上は獲得する」

「私のやり方を見て、なるほどと思ったら真似てちょうだい。そんなやり方ではなくこうする、と思うのだったら、思うようにやって成功例を見せてちょうだい」

「フィールドワークを先に立て、解説書で確認する」

「日常の基本業務を最優先し、きちんと組織人としての仕事をこなしたうえで、「何か新しいこと」に挑戦し続ける」

「計算された転職を繰り返し、ありとあらゆるPRの仕方を学ぶ」

「日常に流されてばかりいると、ただのトレンドフリークになってしまう」

「日々是勉強」

「三毒。貧・瞋・痴」

***

啓太郎くん、ありがとうございました!!!!

【書評】相手に「伝わる」話し方

相手に「伝わる」話し方 (講談社現代新書)/池上 彰
¥756
Amazon.co.jp



会社の同期がたまたま持っていたところ
何かと最近よく聞く「池上彰」に触れたくて、貸してもらいました。*

ちょいとWikiで調べたところ
(NHK記者からキャスターは本書にあるので省きますが)
TVでブレイクしたのは05'に退社後の「世界一受けたい授業」からだそうで、
09'「学べる!!ニュースショー!」から10'の「学べるニュース」へとの運びとのこと。

ちなみに僕、「学べるニュース」は結構見てます。
芸人・芸能人とのぐだぐだした絡みは要らなくて、テンポは遅いんだけど
「聞くに聞けない」ことを教えてくれて、ありがたい笑

***(概要)

本書では池上氏の記者~キャスター時代の経験から、
相手に「伝わる」ために話すよう、ポイントとして以下の5つを挙げている。

①むずかしい言葉をわかりやすくかみ砕く
②身近なたとえに置き換える
③抽象的な概念を図式化する
④「分ける」ことは「分かる」こと
⑤バラバラの知識をつなぎ合わせる

書の最後には「話すべき内容と情熱があれば相手に伝わる」と言って
しまうのですが、まあそれは原点というか前提のところであって
「なんだよ結局それかよ」という子どもみたいな態度は厳禁です笑

***(本書は何に役立つのか)

細かい内容どうこうの前に、本書のポジションを私なりに確認してみました。
一般生活で他愛のない話をするならともかく、なんらかの目的があっての会話や
ビジネスシーンは全てコミュニケーションによって賄われています。

そしてコミュニケーションの目的とは何か。

それは、「相手を動かす」こと。
手段は様々あるとして、その際に配慮できるシーンは5つ。

*Source
*Message
*Channel
*Receiver
*Effect

チャネルが喋りや会話など人によるものだった場合、

*Presenter
*Message
*Scenario
*Delivery
*Receiver

である。さらに
どちらも加えて、論理・情熱・情緒も持ち合わせねばならない。

***

つまり、『相手に「伝わる」話し方』と銘打っている本書では
コミュニケーションにおけるFace to Faceの中で
「デリバリーの」部分に関わることを解説している。

それを理解した上で読み進めると、
よく身に染みてくることも多いと思う。
(分かることは分けることだからね:>)

***(内容)

内容としては、記者やキャスターとして「伝える」ために
いかに頭を働かせてきたか、を当時の経験に載せて紹介しています。

当時の多忙の中、気をつけていたほんの細かいことが積み重なっている。
それを今俯瞰して振り返ってみた、というような印象で、

これを常々気をつけましょう。私はそうしたから成功したのです。という
類のものではありません。

***

記者ってこんなに忙しいんだ!!と知ったり
(デスク以外では外を回ってばかり。PR会社が入る余地は、、と;)

記者の組織の仕組みを確認できたり
(デスク、記者クラブ、遊軍、サツ廻り、、)

と、中々興味深かったのです。
そう。僕は話し方どうこうというより、記者・キャスターの経験談のが
面白かった、、笑

***

それから他に面白いなあと思ったのは
読み手によって印象に残るところが全然違う笑

「そこにマーカーかー!」という部分がたくさんあったし
「ここマーカー引きたいなー」というところも沢山でした。

【人は見たいものだけを見、聞きたいものだけを聞く】
その通り。

グランズウェルを支援する

クーリエ5・6月号 、「未来を創る『新エクセレントカンパニー』BEST50」より。

23位は「Patients Like Me」。
治療や使用薬剤に関するユーザー同士のオンライン・コミュニティ。
ユーザーが持ち寄る情報で豊富なデータ・アーカイブを構築。とあります。

典型的なCGM。
ちょうど以前「グランズウェル」を読んだのでHitしたのでした。

***

グランズウェルを支援する
― 顧客の相互扶助を促進することで、企業はコストを削減できるだけでなく、洞察(インサイト)も得られるようになる。

「グランズウェル」では企業のグランズウェルの活用にポイントを置いているから、純粋なSNSを展開する企業(Facebookやmixi等も)とは立ち位置が違う。

SNSはプラットフォーム志向で、人が集まることがビジネスのリソースになるが
(広告やリサーチ、マーケティング支援など)
他の企業はグランズウェルを活用し、本業に活かすことを目的とする。

Patients~もSNS。
それでも「つながりたい」という人の根本欲求を満たし
課題(困りごと)を解決していく(プラットフォームを作り、人々が解決しあうことを支援する、と言った方が正しい)というのは、真っ当なグランズウェルとの付き合い方だと思う。



「Patients Like Me」


COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2010年 06月号 [雑誌]/著者不明
¥780
Amazon.co.jp

グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business Sc.../シャーリーン・リー
¥2,100
Amazon.co.jp