こんにちは。橘田です。前回に引き続き、行灯制作過程の部門紹介からです。
色塗り・墨入れ
→貼ってから紙に色を塗るクラスと紙に色を塗ってから貼るクラスがありました。
前者は下級生、後者は上級生が多かったように思います。
また墨で顔や物体の輪郭をかたどります。
墨入れをすると一気に行灯がかっこよくなります。
電飾
→電球を光らせるための回路を考え、それを作ります。
北高の行灯は発電機を使って光らせるため、発電機の許容電圧を考慮しなければなりません。
また、電球の位置も考えなければなりません。最悪の場合、行灯が燃えます。
(燃えたのは見たことないですが…)
部門ごとに人を分けて作業するクラスが多かったように思います。
こう見ると、下級生、特に一年生は何もわからないまま本当に行灯が作れるの?
と思う方もいるかもしれません。
でも、安心してください。
なんと、部門ごとに、三年生主催の講習会があるのです。
そして部門ごとに、代々引き継がれている行灯マニュアルがあります。
さらに、一年生のうちは特に兄弟学級(同じ組)の三年生にお手伝いしてもらえたり、アドバイスをもらえたりもするのです!
こういった上下間での繋がりも北高の魅力といえます。
大抵、学校祭の一日目に行灯行列があるのですが、開会式の真っ最中でさえ、三年生は行灯を作っています。
(ホントはダメなのですが…)
行灯作業は本当にどこまでも突き詰められるので奥が深いのです。
行灯行列は一年生からスタートします。
肝心な行灯行列の説明を忘れていましたが、完成した行灯をクラスのみんなで担いで、学校外を歩き回るのが行灯行列です。
私が三年の時はコロナの影響で校舎の周りを歩いただけでしたが、それだけでももう、これぞ青春、と感じました。
本来は、北高周辺を歩行者天国にしてたくさんの地域の人や保護者の方に囲まれながら歩きます。
歩き回って校舎に帰ってきたときに、先生による行灯審査が行われます。
賞については、各学年金賞、銀賞、同窓会賞があり、全学年で一つだけ行灯大賞があります。
みんなでワイワイ作って楽しいだけでなく、ちゃんと勝負要素もあります。
以上を踏まえて、興味を持った方はぜひ一度、行灯行列を見に行ってみてください!
……しかし実は、北高の歴代の行灯作品や先程述べたマニュアル等が載っているサイトがあるのです…!
以下のサイトになります。こちらもぜひご覧ください。
以上が一連の行灯準備から行列までの流れになります。
まだまだ書きたいことが山ほどあるので終わるのが惜しいですが、少しでも興味を持っていただければ幸いです。
↑これは、私が三年生の時の行灯です。惜しくも行灯大賞は逃しましたが、金賞を受賞しました。
このときの思い出は一生忘れないと思います。
次回はいよいよ最後の部門、全行についての紹介です。
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