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ドラッカーなんて深めてみる

「経営者に贈る5つの質問」がよかったよー。

今、明日のイベントで使う映像をとネットで探しています。

僕が見たことがなかった写真や声を聞きました。
今回の災害は、あまりにも大きく、その力は、あまりにも甚大だということを
改めて、今、感じているところです。


たった一人でなにができるんだろう、と
そんな事を考えてしまいます。


映像の中で、中学生の卒業式の一場面が映っていました。
卒業証書授与式の卒業生代表によるコメントです。

彼が、「大切なものが流されてしまって悔しいと」「助け合って生きていくことが僕らの使命です。」

と最後にはっきりと明言していたのを聞き、今の自分にできることはこれだなと、確認できたところです。

人と人とのつながりがあるからこそ、未来を創っていくことが出来る。
その人と人とのつながりにフォーカスした、場を作ろう。

つながりが切れてしまいやすい、分かり合えないという悩みや課題を、乗り越えられる力を付けよう、そのつながりを作ろうと。

大したことはできません。できることからしか始められません。
でも、こんな人間が何千人かに一人くらいはいていいだろうと思います。

今回の開催に協力してくれている人たちに感謝しながら、
明日、お会いできる人たちとの出会いを待ち望みながら、
今日は一日を過ごそうかと思います。



明日のイベント の中で行う、コウノトリゲームというのは、相手を褒めるゲームなんですが。


褒めるって、みなさんどう感じてました?

僕は正直、バカにしていたところがありました。

褒めて何が変わるのかって。



でも、実は、褒めるって相手の話をしっかりと聞かないと、本心から褒めるってできないんですよね。


褒めるって、相手の話をしっかり聞くってことだね。って気付いたのが、コウノトリゲームでした。


3月の末に参加したゲームで、褒めるのがとてうまい人達と一緒にしたんですが、
しかっリと、僕の言葉の背景や心とつながって、褒めてくれた時は、逆に
戒められる感じもするんです。



よく、怒らない親育って本を見かけるけど、あれの本質は、そうい
うことなのかもしれないなと思い始めました。

自分の存在を、絶対的に肯定してくれる人って、そうそう出会い得ないですよね。

今までの経験だと、宗教とかなんか裏の目的があったりする時くらいかなと。


でもこのゲームだと、それが出来るんです。“そこまで言われたら
やるしかないね”的な気持ちになる。

熱いものがこみあげてくるような感じでもあり、安心でもあり。


褒めるって、奥が美しい事だったんですね。

今回開催する“震災から1ヶ月 語り合う場 ”で一緒に手伝ってくれている服部さんという方がいます。


なんと、
米国ダラスバプテスト大学にてマーケティングを専攻し、卒業後大手外資系消費財メーカーに入社。CRM(顧客関係構築)の分野で化粧品の販売促進やグローバル戦略に携わる。


といった経歴の持ち主。


僕とは大違いです。
さすがにシャープです。が、ボ――――ッとするのが幸せなんだそうです。
何よりも、話をよく聞いてくれます。
僕が、漠然としたイメージを伝えてもツッコミはせずに(ツッコまれる時もありますが...)確認のコミュニケーションをしてくれる人です。


や「こーこーこーで、あーなのね。分かる?」かお
は「うーー。分かんない。」
や「ガーンあ、そう。じゃぁ、別の表現すると、こーでこーな感じ。どう?」
は「具体的に言ってみたらこーであーでみたいなこと。」
や「そうね。そこのあそこが、あーなんだ、こーなんだって感じなのよ。」あせる
は「あーあ、そういうこと、だったら、これがこーなったら、こうなるってこと?」
や「そうそうビックリマーク、それにこれがこうなったら、こうなっていくのよ。」
は「やっと分かった。こうこうこうでそういうことでしょう。」
や「その通り!」ニコニコ


こんな会話がいつも繰り返されています。
服部さんがいなかったら、具現化はできなかったかもしれません。
実は、僕ら自らが“分かり合う力”を育んでいるだなと、今気付きました。(^^;)


分かり合う力は、ライフスタイルに深みを増しながら、楽しくしてくれる力のようです。