サ高住 入居生活その86 | FITSTAGE 笠原清志 ブログ

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フィットステージ代表 笠原 清志のブログです。


今日は火曜日

いつも通り母に朝食を届けに行きました


足りない物は把握してるので、買って行くと

あんたは何でも知ってるねと感心されます(笑)


枯れたお花を持って帰ろうとすると

可哀想だから捨てないでと...


枯れた花はそれはそれで綺麗だね と置いてきました


買い物袋をいつも服と一緒にタンスに入れるんです


お袋、そこは服を入れるタンスだよ

台所の下のケースの一番下にビニール袋入れるところあるよ

と伝えると見に行って

「本当だ」と、毎週同じパターンを繰り返す


どこにしまっても良いんだけど、タンスに干し芋入ってた時はワロタ


さて今日は母に伝えるミッションがありました


来週デイサービスの体験に行く事を🏃‍♂️どううまく伝えるか...


基本母は行きたくない人なので...


早速切り出してみた


自分「いつもお袋が話ししてる人が、楽しい所に行ってるみたいだよー  その日はラーメン作って食べるみたいだよ 1回行ってみたら? 知ってる人と一緒だしね」

と言ってみた...



すると母が「私話するような人居ないよ...誰と行くの?」と...


そうきたか...


自分「ご飯食べるとき隣の席の人だよー

たまにお袋一緒に廊下で話してる人だよ」と伝えると

母「覚えてないなあ...


ここは切り替えて


自分「部屋に篭もりっきりより、出てみて1回だけでも行ってみたら?嫌だったら行かなきゃいいし、楽しかったら毎週行けばいいっしょ」と...


母「1人で行くの?」


自分「お袋がたまに話してる人が一緒だよ」

母「私話するような人いないよ」


.......


やばいこの無限ループに入った...



自分「行けば見たことある人居るから行ってみたら」と切り返すと


一瞬苦笑いの表情を見せたけど なんとか行ってみることになりました


カレンダーに🗓時間と外出と書き込むと

母は頭をかきながら ずっと見てました


多分 何をするのか?どこに行くのか?理解してないのだと思います...



日曜日に一緒にご飯を食べに行った事、靴買ってアイス食べて帰った事も忘れてました(笑)


頭も使わないと衰えるかならねー!

来週か再来週か、花🌸を見に行ったり、これから散歩もできるけど、会えない時はお袋も頭使って頑張ってと言うと笑ってました


今日のミッションは終わって

帰るときに ふと

「お袋、俺が誰かわかってるよね?」って聞いてみた

お袋って言ってるけどね...


母は笑いながら 

「さすがにそれはまだわかってるよ」と...


自分「じゃあ俺は誰?」と聞くと...


まさかの答えが...


母「あれ... 私の兄妹の子供かい?」


自分「..................


今まで病院に行った時など環境が変わると、私を弟とか旦那とか間違うことはよくありましたが、母の部屋では認識してると思ってました...


自分「俺はお袋の子供だよ お袋が腹痛めて産んだ子供だよ」と笑いながら伝えると


母「あんた私の子供かい!」

自分「頼むでほんまに! じゃあね」と笑いながら手を振って帰りました


母もまんべんの笑顔で手を振っていました


廊下の角を曲がって、私の顔から笑顔は消えました

認知症をわかってはいますが、さすがにショックでした...


元気ならそれで良いんですが...


今まで毎週誰が来てると思ってたんだろう?


つい数ヶ月前には私の名前を呼んでたから

認識してると思ってましたが...


これはコロナで部屋に閉じ込めて生活させてるリスクもあるよなぁ...

一緒に話す友達も居ないようだし...


何だか母が可哀想になってしまって...


来週は一緒に花見に行けると良いな...


近くを散歩したり


もう少し会える環境を作ろうと考える1日となりました