私が精神を病んだ理由はもしかして? | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

私はよく既存の自動車メディアに批判的な事を言います。仕方ないですよ、プロファイルにも明かしている様にカーグラフィックを創設した故小林彰太郎さんを尊敬しているのですから。
 
しかし最近Xで公式RTしたポストでちょっと考えてしまいました。クルマとは関係無いと思っていた永江一石さんがこんな事を。
 

 

確かにそうなんですよね。それでだまされたと思った事も多いです。実際小林彰太郎さんも実家は太くて、あの老舗大企業ライオンの御曹司だった経歴の持ち主です。でもクルマに関しては決して実家の太さに依存していた訳でないのは、関連書籍を読めばわかるとは思います。

 

しかしそれ以上に思ったのは引用したポストのこのくだり”カーグラフィック編集部員がいってました。入社試験の時に「給料がなくても食える実家はありますか」って聞かれたって”。

 

バブル真っ盛りの80年代後半に地方から東京の大学に出た貧乏学生の私は、そんな状況にも係わらず既にクルマ好きで、だから精神を病んでました。当時自分の周りには実家通いだからという事を考慮しても学生の分際で分不相応のクルマに乗る同級生が結構いたのです。

 

そしてクルマ関連のマスコミから発信される情報はそういう(自分の目で見たら)現実離れしたものばかり。その当時の情報発信源の現実がこれだったのですね。確かに今思えばそんなだったからああいう記事が書けたのでしょうとも思われます。そしてそれはもう既に私が尊敬している小林彰太郎さんの世界とはかけ離れていました。

 

今ではそれに対していくらでも言えるのですが、当時は何も出来ずただ心を病むばかりでした。

 

バブルってもう来て欲しくないです。もちろんデフレが30年以上も続くのは異常ですが、だからと言ってあの頃には戻りたくない。

 

そんな事をたった1つのツィートから考えてしまいました。