デザインにおける「ホワイトスペース/白場(しろば)」の重要性は、ここであえて説明するまでもないでしょう。
「ホワイトスペース」は、英語でもそのまま同じで、「white space」と呼ばれています。
実際の色が「白」であるかどうかにかかわらず、残されている空白(blank)のことを指します。
日本語ではあまり耳にしない「active white space」と「passive white space」という言葉もよく使われています。
定義にはいくらかバラつきがありますが、一般に、前者は意図的に作ったスペースで、構図上効果的なものを指します。
後者は、やむをえず生じてしまった効果的でないスペースや、元から定められているマージンなどを指します。
「ポジティブスペース」と「ネガティブスペース」も、英語でも同じく「positive space」と「negative space」と呼ばれています。