「ratio(比率)」という単語は、みなさんもよくご存じのことでしょう。
「golden ratio」といえば「黄金比」、「silver ratio」といえば「白銀比」のことです。
英語でも、「2:3」のように、「コロン(:)」を使って比率を書き表すことがよくありますが、いざ、「これを声に出して英語で読んでください」と言われると、すぐに言葉が思い浮かばない方も多いのではないでしょうか。
比率のコロンは、通常、「to」と読みます。
「The ratio of width to height is 2:3.」
であれば、
「The ratio of width to height is two to three.」と読みます。
「ratio of width to height(幅と高さの比率)」は、「width-to-height ratio」、「aspect ratio」と言い換えることもできます。
日本語で「アスペクト比」というと、モニターやデジタル画像のことだけを連想しがちですが、「aspect ratio」という言葉は、紙や写真など、長辺と短辺の比率を指すときに広く使われています。
Illustratorの「変形パレット」の「縦横比を固定」は、「Constrain Width and Height Proportions」といいます。
【追記】2014年1月21日
「ratio 発音」というキーワードを検索してこのブログに辿り着かれる方が多くいらっしゃるので、追記します。
「ratio」の英語での発音は[réɪʃoʊ(レイショウ)]です。
日本人の苦手な「r」の発音には気をつけましょう。
ネイティブの発音は、Dictionary.comやWeblio辞書などのオンライン辞書で確認することができます。
片仮名では、とりわけ株式関連などで、「レシオ」と表記されます。