タイラバでのフッキングのやり方は永遠のテーマになっています。
今回はタイラバで即合わせできる可能性が見えたので解説したいと思います。
【結論】
タイラバで即合わせが成立する条件!
①鯛との距離(=バイトしてくる水深)が40m未満
②BINBIN SWICHのタイラバを使用
では、以下に解説をします。
即合わせとは!
ブラックバスをやってる感じで、バイトが出た瞬間にばしっとあわせるということです。
よくある送り込んで・・・とか無しで、当たった瞬間に掛けるということです。
タイラバの常識としては、バシッあわせてはダメで、巻き続ける・・・というのが王道ですし、あわせるにしても、バイトを感じつつ巻いて、送り込んで合わせる、あるいは巻き合わせるといったのが通常です。この理由は下の方に補足説明で書いてます。
即合わせは常識を覆してバシッとあわせる!
でも、これは特殊なんです、やっぱり。
普通の条件でやってもキャッチ率は下がると思います。
ですから、始めの条件があるわけで、以下にその条件と理由を解説します。
①魚との距離が近くないと成立しない
みなさん、ラインの伸びがどの程度あるかご存知でしょうか?
ナイロンやフロロに比べたら伸びないPEラインですが、それでも3~7%は伸びるそうです。
タイラバでは感度が命ですので、できるだけ伸びの少ないラインを使いたくて、私はファイヤーラインを使っています。
では、仮に伸びにくいPEラインで3%の伸びがあるとして、魚との距離が40mあったとすると、ラインはいくら伸びるかというと、約1.2mとなります。タイラバロッドは6ft~7ftが平均だと思いますので、6.5ftとして約2mぐらい。グリップが0.5mぐらいですから、下向き45°ぐらいでかまえて、頭の上、つまり90°まであわせると、ストロークは2.5mぐらいになります。図化するとこんな感じ。
実際には真上まではあわせられないし、ロッドも曲がるので、ストロークは2mぐらいだと思いますので、タイラバ鈎のところでは0.8mぐらい動くことになります。
現実には、ここに潮によるラインのたるみとか、リーダーの伸びとかが加わって、実際に動くのは半分の0.4mぐらいじゃないかな・・・
まあ、40cm動けば、鈎は掛かりそうなので、水深40mぐらいならロッドでばしっと合わせても力は伝わりそうです。
これがもし50mなら、伸びは1.5mになって、さらにラインもたるむので・・・ほとんど力は伝わらないのではと思います。
ですから、一応の目安としてロッドでバシッとあわせるなら、40mぐらいが限界ということになります。
②BINBIN SWICH型のタイラバを使用
今回私が即合わせをしようと思ったのは、SWICH型タイラバを使っていて起こった現象からでした。
それは、やたらと口の中に鈎がかかる、という現象です。
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口の中に鈎が入るの当たり前じゃない?
そう思いますよね?
でも、タイラバをよくやられている方なら解ると思うのですが、タイラバって口の中に鈎が入らない場合が多いんですよ。
とても大事な事で、当たり前で、でもみんなが忘れていることがあって、それは、タイラバは餌ではない、ということです。
偽物、ルアーです。
なのに、みんな鯛がタイラバにバイトしてくると、口の中に鈎が入ると思っています。だから、スレ掛かりか・・・みたいに言うんですが、タイラバではスレ掛かりは当たり前です。
釣りにおいて、根本的に、鈎が口の中に入るのは、鈎に餌が付いているからです。
あと、魚のバイトの仕方の違いもあって、ブラックバスやハマチは吸い込み型のバイトをします。
だから、ブラックバスならルアー全体が口の中に入りますし、ハマチもジグが口の中に入ってしまうか、フワフワしている鈎が吸い込むことで口の中に入るのです。
でも、鯛は違います。
多少吸い込むこともできるんですが、基本的には噛みつき型のバイトをしていると思います。
動かないフワフワしたノリとかアミとかは吸い込んでいると思いますが、ちょっと動くものは噛みついていると思います。
これが、エビが付いた鈎なら、噛みついてのみ込もうとするので、鈎は口の中に入りますが、タイラバの場合はネクタイの前方ぐらいを中心に、どこかに噛みついてきていると思います。
だから、鈎はフラフラ噛みついてきたその周りにあるだけで、鈎自体を噛みに来ているわけではないので、口の中にはいるのは運良くという時だけなのです。
説明がくどくなりましたが、要するに本来タイラバを噛みに来て、そこにある鈎に引っ掛かるというような掛かり方をする鯛が、SWICH型のタイラバを使うと鈎が口の中に入る確率が上がっている、ということです。
この理由はシルエットが小さく、シンカーという物体にそって鈎がある、ということだと思います。
鯛がバイトする時、ネクタイがシンカーに重なっているので、ちゃんと実体のあるシンカー部分を噛みに来て、鈎はシンカーに沿ってあるので、口の中に鈎がはいる・・・・あくまで推定ですが、そんな理由だと思っています。
まあ、理由はどうあれ、、実際に口の中に鈎が入っていることが多いという事実はあるので、これは即合わせすればかかるのでは?と思ったわけです。
むしろ、即合わせすべきだとも言えます。
SWICH型タイラバで普通に巻きかけをしていたとき、急にフッキングが悪くなった時がありました。
その時は潮も緩くなってきていたのでバイトが浅くなったのかな?ぐらいに思っていたのですが、先の口の中に鈎が入る、そして、その時にシンカーも一緒に口の中に入っているとしたら・・・硬いタングステンの塊が口の中に入った鯛は、きっと嫌がって吐くのではと思ったのです。
それならば、ファーストバイトで口の中に鈎とシンカーまで入っちゃったならば、即合わせてフッキングさせるのが良いのでは?!
という考えになったわけです。
ということで、以上、即合わせタイラバの条件解説でした。
他にも、ロッドの条件だったり、いろいろ有るのですが、根本的に大事なのはこの2点だと思います。
以下動画で実際に即合わせして掛けてますので、みていただければと思います。
それと、通常タイラバのフッキング方法についても以下補足説明をしています。そちらも読んでいただければと思います。こっちの方が基本で大事ですので!
ではでは!
あわせかたの分類
・あわせない
これは初心者が始めに教わることが多いです。
実は、タイラバが出回り始めた初期は、シンカー固定式が主流であって、信じられないぐらいバレてました。
なので、ドラグをゆるゆるにして、掛かるのは運任せで、それよりは、ファイト中にバレないように、できるだ暴れさせず、首のふりの衝撃をロッドとドラグで吸収しつつなんとかあげてくる・・・というのが、あわせるな!っていうタイラバだったように思います。
・おくりあわせ
これは、バイトがあったら巻きながらも巻きをゆっくりにしつつ、ロッドも向こうに送り込みつつ、魚が反転した瞬間にロッドをあおってあわせる、というようなやり方です。
フッキングタイラバとか、ロッドで合わせている釣り方はだいたいこのやり方のように思います。
フックが軽く掛かった状態で、魚が向こう向くまでは耐えて、反転した瞬間を狙って、鈎を深く挿すというやり方です。
ロッドでフッキングするので、掛けた!感があっていいのですが、反転をちゃんと解ってやらないと、せっかく軽く掛かっているのに、瞬間的に力をかけることで身切れしてしまったり、水深が深いところではラインの伸びがあるので、ロッドであわせたところで、鈎に力が掛かっておらず、意味が無くて、余計なラインテンションの変化を作ってしまうことになります。
ですから、浅い海域(40m目安、理由は後述)で、ちゃんと魚の反転を感じられる上級者向けの合わせ方だと思います。
・巻き合わせ
これが私のやっている方法です。
バイトがあってからのやりとりは先のおくりあわせと同じで、反転してからロッドをあおって合わせるかわりに、ロッドをまっすぐにしてリールをぐりぐりと巻いてあわせます。
この方法の良いところは、魚が反転していれば当然引っ張り合いになるので鈎は刺さります。また、こっちを向いていたとしても、瞬間的に力がかかるわけではないので身切れの心配が少ないです。そして、何よりも、ラインの伸びがあってもぐりぐり巻き続けることで、ロッドをあおったときのようなストローク不足は発生せず、鈎に力をかけることができます。
欠点は・・・地味・・・ww
でも、確実に魚を捕りたい人にはオススメです!
以上、通常タイラバのフッキング方法について、補足説明でした。






