ドレス・フォー・サクセスその2
先日、このブログで、米連邦議会上院議員の上院のドレスコード緩和に対する共和党の上院議員らの反発声明に、私は同意見だと書いた。
上院の議場でカジュアルな服装を許容するのは無礼だという内容だ。
そして、「スーツとネクタイが持つ意味は、お客様にあるいは国家に宮仕えをしている意味を示しているのか?」と疑問を投げかけた。
(2023-12-01 07:00:00スーツとネクタイの議論)
すると、それを読んでいた方が、翌日、「市村社長の疑問投げかけは確かに一理ありますね。でも、以前にドレス・フォー・サクセスのこともおはなしされていましたよね。こちらは納得しましたね」と。
そう、以前にアメリカの本『ドレス・フォー・サクセス』(JohnT.Molloy.si著)についてブログに書いた。
「ビジネスの成功のためには、TPOに合わせた服装のルールを自分自身の表現手段として活用することが有効だ」と。
つまり、ビジネスにおいての服装はおしゃれのためではなく、ビジネスで成功するために装うということ。
もっとも本質的なことは、人に会うときの服装は相手への敬意表現であるということを書いたのだ。
相手やその場において失礼の無い服装は、ビジネスや社交の場では必須ではないか。
相手にどのような印象を与えたいのか、相手にこちらの気持ちを伝える装いとはどのようなものか、といった気配りをベースに考えれば迷わないはずだと書いた。
また、パーティ―など、催しの趣旨や目的に合わない装いは場の調和を乱し、主催者に恥をかかせてしまったり、ゲストの感情を害することもある。
それが外交やビジネスであれば、成功は望めないのが本来なのだ。
あと、これはリーダーたちが気付いていないことかもしれないが、紳士淑女(=社会的上位者)には、「見られている意識」と「魅せる美意識」が求められているということだ。
信頼感・安心感・安定感を与えることや、いつ会っても変わらない印象を与えることが必須なのだ。
不信感・不安定感・嫉妬や反感を与えないことも大切なのだ。
せめて、パブリックウェアで重要なこれだけは守っていこう。それは.身だしなみを整え清潔でいること。
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(2022-02-26 07:00:00ドレス・フォー・サクセス)
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