一方、面白い経営だなと思った話に、予算配分がありました。
管理職の決済の上限を500万円とし、500万円以内であれば現場の長に裁量を任せているのが野田流。
あるホテルの管理職が、日本に二台しかないプジョーの車を買ってきて、価格は480万円だったとか。
野田社長: 「ずいぶん高い車を買ったんだね」
部下 : 「いえ、会社のお金です!」
野田社長: 「笑」
というエピソードがあるくらい、予算の500万円を超えなければ社長への申請は必要なし。
現場に全てを委ねる経営方針は興味深かったです。
ここまでの信念を貫く背景には、直近の39~43歳まで4年間にわたりほとんど会社には出勤せず、海外マーケットの視察をしながら、外から会社を見ていたそうです。
今年になってもう一度現場に復帰し、今までの4倍の利益目標を掲げて邁進されている野田社長。
私はこの話を聞いて、スターバックスやアニエスb等、飲食やファッション業界のオピニオンリーダーであるササビーリーグ鈴木会長の経営手腕と似ているなと思いました。
鈴木会長もまた、1年間の3/4を海外視察に費やし、海外のトレンドをいち早くキャッチしてビジネス化する名経営者です。
野田社長も世界各地を巡り、そこで得た情報を現場へのヒントとして活用されている。
経営手腕に長けた野田社長とは、すっかり意気投合してしまいました。
早速、8月末にはオフィスに伺うことをお約束して、昼食会が終了。
Plan・Do・See 野田豊加(のだ・ゆかた)社長。
今後の活躍が非常に楽しみな若手経営者です。
9月2日(金) 第51回ファーストヴィレッジ経営者倶楽部
「椿山荘
」にて
会員無料 非会員52500円
9月13日(火) 「不況を断ち切る向かい風の中での営業道」セミナー
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弊社担当小野寺までお問い合わせください。
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市村洋文 著書