
緑溢れる日本国を守るために
日本はいい国だ。
この緑溢れる素晴らしい国を守っていくために、日本の政治指導者の最も大事な事は何か。
それは日本を不必要な戦争に巻き込まないという事だ。
これが我々日本人が学んだ戦後80年の教訓である。
高市首相は国会審議において、従来日本が回避してきた「戦略的曖昧作戦」の可能性を否定した。
そして、集団的自衛権(存立危機事態)に踏み込んだ発言をした。
台湾有事イコール存立危機事態とすることに危うさが出たが、現首相としての明確な意思表示は称賛に値する。
そうした高市首相の発言に対しての中国の日本への極めて格下感あふれる無礼な態度には呆れ果てる。
ここは日本人として冷静にものごとを見直すことだろう。
そもそも日本と台湾に正式な国交はない。
1972年の日中国交回復の際に「一つの中国論」に立ち、台湾と断交している。
民間外交しか存在していない。
又、台湾には米軍基地はない。
台湾有事で米軍が動けば被害を受けるのは最も近い日本の沖縄であるということ。
国交のない台湾の危機に対して、日本がリスクとコストを負って集団的自衛権を発動すべきかどうかは真剣に考えておく問題である。
又、日本としては、アジアでの平和構築にもっと力を入れるべきであろう。
日本にとってアジアとの経済連携が重要課題となっていく。
中国は今、経済失速と混迷の中にある。
実質GDPは鈍化し、若者の失業率も3割もある。
富裕層の国外流出も続いており、少なくとも10万人を超す富裕層が国外へ流出している。
日本にも100万ドル以上を持つ資産家が7,000人程度来ている。
在日中国人は100万人を超えた。
日本は経済国家として、アジアが持つ重みをしっかりと踏まえて進路を考えるべきであろう。
多国間協調と開かれた経済秩序、非核・平和主義を掲げ、明確な日本の立ち位置に理解を求めることが日本の政治家の役割である。
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今の若手はすごい!
若い20代の社員の人たち向けの研修を行っていて思うことがある。
それは日本の将来は明るいということだ。
今の若いもんはなどと私は講師をしていて感じたことは一度もない。
どの企業の若手社員も私の話を喰い入るような視線で聞いている。
私は常々20代、30代の若者は可能性の塊でしかないと言っている。
この黄金の20代、30代に、今の仕事を通じてどれだけ自分自身にビジネススキルを身に付けられるかどうかが、40代以降の自分自身の人生を決定付けると私は教える。
日本の就業者の平均年収である400万円台でいいのかとも指摘する。
医師免許もアナリストや弁護士の資格もない一般ビジネスマンが、資格取得者より高給を取るためには若いうちに何をしておくべきなのか。
資格を持っているから食べられる時代ではない。
高学歴だけで生きていけるほど世の中は甘くない。
ビジネスの世界は優勝劣敗の世界、弱肉強食の世界であることも率直に若手に伝える。
そもそも、我々のビジネスの中で大切なことは、ゼロから1を創ることが出来ることなのだ。
井戸を掘り当てることができなければ、水を汲み上げることは出来ない。
つまり、若手に課された重要任務はゼロからの新規開拓能力を身に付けることなのだ。
私は知人も親戚も誰もいない仙台で新規開拓営業をスタートした。
どこに株式を買ってくれる人がいるのかと、足を棒にして一日に200軒も飛び込み営業をした。
そこから、マーケティングの大切さや端的に商材を話すコミュニケーションを身に付けた。
自分の行動管理や無駄をなくすために、ビジネスダイアリーでタイムマネジメントも実践した。
要は若いうちは試行錯誤の繰り返しなのだ。
この反復により身体が色々なことを学んでいく。
若いうちから明確な自分の将来に対しての夢と目標を持っている人は強い。
目指すべき目標がある若手になって欲しい。
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大学時代のバイトの思い出
大学に入った時など金など全くなかった。
いつもピーピー言っていた。
昭和のスーパーアナログの時代だったから、大学に入ってアルバイトニュースを買ってバイト先を探した。
自宅に近くて時給の高いバイトを探していたら、西武池袋線の練馬駅前で「甘栗太郎」が店員のバイトを求めていた。
早速、練馬駅の区役所側にある「甘栗太郎」でバイトすることになった。
私の母親と同じくらいの年齢の女性が私の教育担当として、仕事を教えてくれた。
先ずは栗の焼き方。
大釜で石焼イモの感じで栗を本格的に焼くのである。
中国産の栗を麻袋から出し、水で良く洗う。
次に洗った栗を大・中・小と分類する。
分類した栗を大きなものから順次、時間差で窯に入れていく。
小さい焼けた石とともに栗を焼いていく。
小さい栗はすぐに焼けるので最後に入れるのだ。
全ての栗がいい感じに焼けると、水あめを満遍無く振り掛ける。
これで終了。
すぐには上手に焼けないが、1カ月もすると結構上手に焼けるようになった。
私のバイトをしていた「甘栗太郎・練馬店」の前はキャバレーであった。
「ヤングパンチ」と「ロンドン」が目の前にあって、呼び込みの黒服が威勢のいい声で呼び込みをしていた。
電車が到着して階段を降りてくる客を目当てに黒服は勧誘をする。
「いい子いますよ。当店はハズレなし。全て大当たりの子ばかり。デブとブスとチビのいない店。」
全部ウソ。
デブと年増の女の人しかいないのを私は知っている。
毎日店先で出勤するホステスを見ているから。
あの呼び込みの兄さんは今どこにいるのだろう。
店先で2人で撮った写真は今も私のアルバムの中にある。
名前も忘れてしまった。
私が20歳の時、28歳と言っていたから今は74歳になっているのか。
一度だけ、一緒に海に行った時、私の車の助手席で彼は私にこんなことを言っていた。
「いっちゃんはいいよ。俺なんか中学中退だよ。新聞、読めないんだ。偉くなれよ。」
元気にしているだろうか。
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若者との飲み会
若者の飲み会離れが語られていたのは、ほんの数年前だ。
ところが最新の調査では、職場の忘年会に最も参加したいのは20代という結果が出ている。
年代が上がるほど参加意欲は低下し、参加したい派は全体で60.1%と過半数を占めた。
パーソルキャリアの調査機関が、社会人500名弱を対象に実施したものだ。
参加理由のトップは、全年代で「メンバーとの関係構築」。
20代は特に「職場でのつながりを感じたい」「飲みの席ならではの話を聞きたい」という声が強い。
一方、30代は「仕事以外の話をしたい」が最多だ。
やはり、コロナ禍で社会人生活をスタートさせた世代の特殊性がある。
対面の雑談や何気ない会話は、彼らにとって決して当たり前ではなく「貴重な体験」なのだ。
テレワークによるコミュニケーションのズレを、リアルの場で補いたいのだろう。
一方で、参加しない理由を見ると「プライベートを優先したい」が最多。
ハラスメントへの懸念や飲み会のノリへの不安も確かに根強い。
つまり忘年会文化は依然として過渡期にある。
それでも「職場の忘年会文化は必要だと思う」が過半数を占める。
理由は「対面交流の重要性」「普段関わらない人と話せる」「仕事以外の話ができる」というものだ。
結局のところ、20代の高い参加意欲は「若者が積極的になった」のではなく、「働く環境の変化が彼らにリアルを求めさせている」だけなのだ。
私のコンサルや研修の場での質問でも、Z世代との接し方に難しさを感じる上司は多い。
しかし調査を読む限り、若者ほど「リアルな場」に飢えている。
遠慮して近づけていないのは、実は我々大人の側だ。
まさに今続く忘年会、年明けの新年会、さらには年度末の納会など。
こんな時期にこそ、若者とじっくり向き合う絶好のチャンスである。
会食の場は、世代を超える一番の近道だ。
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若き38歳の青年社長の言葉
第222回のファーストヴィレッジ経営者俱楽部は「クリスマスパーティー」と称して、銀座の「Zouk Tokyo」で開催をした。
日本最大のクラブを貸し切ってのクリスマスパーティーを毎年行なっているが、今年は今までで一番多くのお客様にご来場頂いたのではないだろうか。
1席10万円のVIP席100席は販売後即日完売し、2階席の上場企業役員招待席も満席、1階のフロア席も一杯となった。
やはり、日経平均株価5万円超えと日本の景気が大きく上向いていることが影響しているのかもしれない。
今回も、ユニ・チャームの高原オーナー、ベルーナの安野社長、クリーク・アンド・リバー社の井川オーナー始め、私の証券時代にお世話になった上場企業の重鎮の方々が多数ご参加頂いた。
上場企業の経営者とベンチャー企業の若手経営者との出会いは多くのビジネスを創り出す切っ掛けとなる。
こうしたビジネス上の化学反応を見れるのも、この経営者倶楽部運営者の喜びでもある。
そして、今回の会の乾杯の挨拶のご発声はピーエムジーHDの佐藤貢代表にお願いをした。
6年前に私が主催している「特設経営者合宿」に参加し、その後売上も経常も社員数も10倍以上に拡大したと挨拶をしてくれた。
若き38歳の青年社長である。
6年前に私が佐藤代表と出会った時に、ご自身の学歴、経歴についての悩みを聞いた。
私がその時に彼に助言したことは「バックミラーに未来は映らない。フロントガラスだけを見て、サイドブレーキもブレーキも外してアクセルベタ踏みで突っ走ったらいいじゃないか。一度の一生なのだから。」の言葉。
佐藤氏はこの言葉を覚えてくれていて、会場で披露してくれた
又、「市村社長への恩返しは、自分の会社が市村社長のお陰で成長しましたと言えることだと思います。」と言い放った。
彼のスピーチで私の涙腺は決壊した。
そして、人は本当に自分の意思でいつでも変わることができるのだと佐藤貢氏から逆に教えてもらった。
感謝である。
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