・・・・・・・っということで、美術史を読んでいたら、こんな絵が載っていました。
ニコラ・プッサンの作品で、1637年から1638年ごろの作です。
3人の羊飼いが古い墓に刻まれた文字を読んでいます。
身なりのいい端正な顔の女性が描かれていますが、どういう意味でしょう?
刻まれた文字は「Et in Arcadia ego」です。
「アルカディアにも私は居る」という意味だそうです。
Egoは「私」といいう意味ですが、墓ですから「死」と解釈していいでしょう。
理想郷にも死神はいるというという意味で、誰も死から逃れられないってことですね。
以前、関連した言葉として「Memento mori」(死を思え)について書きました。
さらに対語として「Carpe diem」(今を生きよ)も紹介しました。
若い時には刺さらなかった言葉も、歳をとった今なら刺さります。(^^ゞ


