・・・・・・・っということで、「タイパ」って言葉ご存知?
どうやらtime performanceのつもりで、時間効率の意味らしいけど、ぼくはこの言葉が生理的にイヤです。
単に時間効率という日本語があるのだから、それを使えばイイじゃんというのではありません。
タイパが良い悪いと使うとき、
「時間を費やすこと=損」
「短時間で結果を得る=善」
という価値観が背景にあるのでしょう。
ぼくはこういう考えには反対しません。
こんな「感じ」を表現するのに「時間効率」じゃピンとこない。
コストパフォーマンスを「コスパ」というなら、「タイパ」があってもイイじゃん。
そんな軽いノリ。
そもそも英語ではtime performanceなんて表現しません。
するならば、time efficiencyでしょう。
そこには二つの単語を繋げて喜んでいる幼稚さが感じられます。
外人にタイパの意味を説明している日本人の姿を思い浮かべると、恥ずかしい。
いやいや、日本の若者はそれほどバカじゃありません。
間違った英語の用法だと知った上で使っているのです。
そこを面白がっているのです。
似たような造語に「パリピ」があります。
party people → パーリーピーポー → パリピ
という短縮です。
こちらはparty peopleでそのまま通じます。
パリピに対してぼくはあまり目くじらが立ちません。
なぜなら、ぼくの生活圏でパリピなんて使うチャンスはないからです。
だけどタイパは違う。
そのうちNHKでアナウンサーが使うようになる可能性がある。
これだけは絶対阻止しなければならない。
「この国会での質疑応答はタイパが悪いですね」なんて放送する時代、受け入れられますかぁ?
・・・・・・・
以上、ぼくの拒否反応の理由がわかっていただけたでしょうか?
さらに付け加えるなら「タイパ」という言葉そのものの響きが浅薄すぎる。
単なるジジイの遠吠えにすぎませんがね。
