・・・・・・・っということで、この映画はずいぶん昔に観ました。
2003年公開ですから、もう22年も昔の映画。
映画館で見たわけではないので、たぶんTVだったはず。
このブログを書き始めたのが2007年ですから、検索しても無駄でした。
ビル・マーレイ、スカーレト・ヨハンセン、ジョバンニ・リビシそして監督がソフィア・コッポラという、今からすると贅沢な顔ぶれです。
タイトルは「翻訳不能」かな?
舞台は日本ですから、日本社会の奇妙さを茶化した内容だと容易に想像がつくはずです。
内容はまさしくそうなのです。
しかし、ぼくもあれから大人になった。
確かに日本の奇妙さを利用しているけれど、そうじゃないんだと今なら分かるのです。
ソフィア・コッポラは逆に日本に対する愛で溢れているのです。
「西洋人の傲慢さvs日本の素朴さ」と捉えることもできるのですが、そんな単純な比較ではないのです。
スカヨハもあの時19歳。
若かったなぁ〜、ハナっからパンツ一丁で現れます。
いっぽうお相手のマーレイは53歳。
二人が結ばれるはずもありません。
しかし映画はこの二人の愛の物語なのです。
ウン、無理があります。
いつ二人は肌を重ねるのだろう?(要はセックスね)と引っ張り続けますけど、それは起きない。
タイトルは言葉のすれ違いですが、実は人間と人間のすれ違いを表しているのです。
文化のすれ違いを背景にして、男女のすれ違い、年齢のすれ違い、生き方のすれ違いを描いているのです。
人が他人を愛するということは、それらを超越しているべきだ。
22年前は気付かなかったことを今になって気付かされます。
もう一度同じ映画を撮れといってもそれは無理でしょう。
日本もずいぶん国際化してしまいましたからね。(^^ゞ
