・・・・・・・っということで、国民レベルで民主主義を正しく理解し、機能させるためにはどうすればいいかという話題の続きです。
平たく言えば民主主義は「賢い民衆」を前提にしているのです。
共産主義や社会主義は集団指導の体裁ですが、実態は独裁主義に変貌していくのは歴史が示すとおりです。
語弊があるでしょうが、それらは「民衆は賢くない」が前提なのです。
いま民主主義が機能不全に陥っているとしか見えません。
民主主義の騎手であるアメリカがアレですからね。
日本も例外ではありません。
なぜ機能不全に陥るのでしょうか。
1)大衆の短期的な感情に左右されやすい。
恐怖・怒り・不満などに駆られたとき、冷静な議論よりも「強いリーダー」を求めがち。
2)情報の質が低下する
統制の効かないソーシャルメディアが国民が正しく判断する障害になっている。
3)選挙は人気投票化している
何度も失敗したにも関わらず、カリスマや煽動力がある人物が台頭しやすく、「政策内容」より「イメージ」で決める傾向が強い。
民主主義が「賢い民衆」を前提にしているのに、一向に賢くなる様子が見えません。
だからと言って「愚民」という言葉を使いたくありませんが。
「由らしむべし、知らしむべからず」と喝破した孔子の時代から何ら進歩していないではないですか。
民主主義を維持する難しさがここにあるのです。
では、どうすれば民主主義は機能するのか?
次に考えたいと思います。
・・・つづく。
