核戦争へのカウントダウン(その2) | so what(だから何なんだ)

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・・・・・・・っということで、前回はイスラエルとイランの戦争は、1,000km以上も離れた国境を接しない戦争である点が特異であると書きました。

 

それが故に、明確な決着のつかない戦争であると指摘しました。

 

ですから、この戦争は長引くことは間違い無いでしょう。

 

ぼくはこの戦争が拡大することを危惧しているのですが、拡大するとすればどのような形になるのでしょうか?

 

この戦争をどう捉えればいいのでしょう?

 

1)宗教対立

 

イランはイスラム教シーア派です。

 

もちろんイスラエルはユダヤ教です。

 

問題はそれだけではなく、イスラム教スンニ派(サウジアラビアが盟主)に別れています。

 

イスラエルはスンニ派のサウジと接近しています。

 

これに、ヒズボラ(シーア派)やハマス(スンニ派だが反イスラエル)が加わると、より複雑な宗教対立となります。

 

2)イデオロギー対立

 

イランは反アメリカを国是とする神権国家。

 

イスラエルは(一応)西側民主主義国家。

 

すると民主主義対反西欧主義のイデオロギー対立となります。

 

宗教対立にせよイデオロギー対立にせよ、着地点を見出すのは不可能に近く、ヒートアップすれば二国間の戦争では収まらず拡大する性質を持つと認識する必要があります。

 

拡大するとどうなるか?

 

周辺国やテロ組織を巻き込むことになるのです。

 

具体的な名前を(とりあえず)挙げれば、以下の通り。

  1. レバノン(ヒズボラは親イラン)
  2. シリア(イランの拠点)
  3. サウジアラビア(スンニ派の盟主)
  4. アメリカ(イスラエルの後ろ盾)
  5. ロシア(シリアとイランとの関係が強い)
  6. トルコ(NATO加盟国だけれど親パレスティナ)

イスラエルとイランが直接戦闘はしないものの、これらの国を巻き込んで「代理戦争」に発展する可能性はとても高いでしょう。

 

この中にロシアが登場しますが、これが大きな不安要素になるとぼくは睨んでいます。

 

ロシアが加わると、この地域一帯がロシアとアメリカの代理戦争に発展する危険を孕んでいるのです。

 

次回は、そのシナリオを書きますが、読むと眠れなくなりますよ。ガーン