・・・・・・・っということで、まだ旅行記は終わっていませんよ。
最終日は、アルゼンチン側から滝を見ることになります。
バスに乗ったままで、ガイドだけがパスポートを集めて手続きします。
30分以上かかるかな?
観光目的だけではなく、アルゼンチンの物価が高いのでブラジル側に買い出し目的に越境するのです。
乗用車がずらっと並んでいます。
アルゼンチン側の国立公園入り口。
ブラジル側はトロッコ自動車とジープを乗り継ぎましたが、アルゼンチン側はトロッコ列車で向かいます。
途中に駅が一つあります。
混んでいたら、そこまで歩いてから乗ることもあるそうですが、今回は始発駅から乗れました。
アルゼンチン側はブラジルとは反対に滝を上から見ることになります。
トロッコ駅から降りると、ずいぶん歩かされます。
大洪水で流された歩道橋の残骸がまだ残っています。
日本だったらすぐ片付けるのに、こちらは何をするにも遅いです。
ようやく滝壺らしきものが見えてきました。
轟音が聞こえてきます。
「悪魔の喉笛」と呼ばれる観光の目玉です。
はい、悪魔の喉笛。↓
滝の奥が緑色に見えるでしょう?
この日は風向きが良く、水飛沫が飛んできませんでした。
風向きが悪いと、雨ガッパは必須だそうです。
当然観光客が押し寄せ、歩道から見える箇所に近づくのは至難の業です。
ぼくなんか、次の人に空けようとすぐに離れるのですが、特に欧米人はそんな発想はしません。
いつまでもへばりついて動こうとしません。
ずう〜っと駄弁っていて、後ろからどついてやろうかと思いましたヨ。
(ーー゛)
アルゼンチン側はボートによるアトラクションは出来ませんね。
でも上から見る価値はありますよ。
観光用のヘリコプターが上空を何機も飛んでいます。
これも、予約を取るのが大変みたい。
10分間のフライトで3万円だったかな?
参加者の中には、ビクトリアの滝でもヘリコプターに乗った人が何人かいました。
ぼくは、嫌というほど乗っているので、当然パスです。
お次は、三国国境地点です。
川がTの字に交わる地点です。
立派な斜張橋が架かっていますが、完成はいつになるやら状態だそうです。
橋の左がパラグアイで、右がブラジルです。
みんなが写真を撮っているこちら側が、アルゼンチンです。
アルゼンチンの国旗の色ですね。
ちょっと歩いたところに三国の国旗が掲揚されている場所があり、その前でみんながポーズを取って記念写真を撮っています。
こんな撮影会をいつまでも続けています。
ほんと好きやなぁ〜。(ーー゛)
ぼくは離れた場所から観察しています。
そうそう、撮影で思い出しましたが、「集合写真」を撮らないのです。
ツアーなら必須だとばかり思っていましたが、今はそういう発想はないそうです。
個人情報の保護ってのかな?
これには驚きました。
ツアー参加の常連に聞きましたが、えっ!なぜ?という反応でした。
あとどうでもいい話ですが、こちらの「土の色が赤い」んです。
鉄分を多く含んでいるからだそうですが、あまりの赤さに驚きました。
その影響か、建物の塗装に赤色が多く使われていました。
とても肥沃で、農業に向いているのだそうです。
そういや、アマゾンのジャングルなんか植物の宝庫ですもんね。
・・・・・・・
これにて南米観光は終了です。
サンパウロに飛んで、6時間のフライトでメキシコシティに夜行便で向かいます。
6時間の待ち時間ののち、17時間かけて成田に向かうことになります。
メキシコシティーに行く途中で通過したニカラグア。
実はODA案件で、ぼくが受注した橋梁工事の現場がニカラグアでした。
社長を連れて現場慰問に訪れたことがあります。
↓眼下にニカラグア湖が見えました。
ちょっと見づらいでしょうが、ラテンアメリカにある淡水湖では2番目に大きな湖です。
↓もう12年も前のことなんですね。(^^ゞ
これで今回の旅行記はオワリです。<(_ _)>
あと、気付いたことなんかをポチポチ書きますが。