日本人の英語下手はDNAのせい? | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
62カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、皆さんにはあまり興味の無い話題のようでしたが続けます。

 

 

フランス語を話すノルマン朝がイングランドを征服したのに、何でイギリスは英語なのか?

 

それでも英語はフランス語をかなり取り入れたそうです。

 

「court(宮廷)」「judge(裁判官)」「beef(牛肉)」「government(政府)」など。

 

次に世界史的に見て、支配者の言語に変化した国と、現地語がそのまま残った国があることについて。

 

南米は支配者のスペイン語やポルトガル語に変化しましたよね。

 

実はこの言語シフトについての研究がたくさんあるようです。

 

ぼくが興味を持つくらいの疑問は、学者はとっくに研究し尽くしているんですね。(^^ゞ

 

その理由は、支配者の数が少なかったり、宗教や文化に対して寛容だったり、イギリスのように支配者側の事情だったり。

 

ひとつ興味深いのが、南米の場合、疫病(天然痘など)で先住民が激減し、人口のバランスが崩れたなんて理由があります。

 

イギリスがインディアンを殲滅するために、わざと天然痘を使ったことを思い出して、嫌な気分になります。

 

参考に言語シフトの事例を貼り付けておきます。

 

【言語交代が起こったケース】

ローマ帝国:ラテン語 → フランス語・スペイン語・イタリア語に変化
ただし、ギリシャ・中東ではラテン語は定着せず、ギリシャ語やアラビア語が生き残った。
 
イスラム帝国の拡大→アラビア語
ただし、ペルシャ語(イラン)は独自に存続した。
 
南米征服スペイン語・ポルトガル語

 

 【言語交代が起こらなかったケース】

 

モンゴル帝国 → 中国・イラン・ロシア

 

満洲語(清朝)→ 中国語(北京語)

 

オスマン帝国 → アラビア語・ギリシャ語・アルバニア語など

 

日本はアメリカに占領されましたが、英語にはなりませんでしたね。

 

インド、フィリピン、香港は英語との共存ですね。

 

日本人が英語が苦手なのは、DNAのせいにしたくないです。