空中衝突(その3) | so what(だから何なんだ)

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・・・・・・・っということで、トランプが航空管制は頭が良い天才にしかできない仕事だと言いました。

 

まあ、これを見たら頭が痛くなりますよね。

 

下図はロナルドレーガン国際空港のチャートです。(空港は赤の矢印)

 

 

空港の周囲はRestricted Area(制限区域)に指定されていて、その下にはProhibited Area(禁止区域)があります。

 

まあ、アメリカの首都ですから、特別に警戒する空域に指定されているのは当たり前ですよね。

 

衝突事故が起きた空域は100/SFCという高度制限が設けられていて、地上(Surface)から1000feetまで管制を受けるという意味です。

 

ヘリコプターの場合、飛行最低高度は以下のようになっています。

 

 

日本はメートル表示ですが、300mは約1000ftでアメリカと同じです。

 

離着陸の時はこれ以下を飛ぶことは可能です。(アタリマエだ)

 

衝突高度は400ftと報じられています。

 

1000ft以下ですから合法ですね。

 

チャートには書かれていませんが、こういう複雑な空域では、ヘリコプターの専用コリドー(通路)が設定されています。

 

実はぼくの教え子がここでヘリコプターで飛び回っていました。

 

彼の話によると、ワシントンってすごいんだよ。

 

ぼくのようなアマチュアでも、ワシントンDCの有名な建物の間近を飛べるんだよと興奮していました。

 

ただし、そのルートは川の上空と決まっているとのことでした。

 

ですから、事故を起こしたブラックホークも川の上空を飛んでいたというわけです。

 

下図の飛行経路を見ると、この下を飛ぶなんて正気の沙汰じゃないと思われるでしょうが、ヘリコプターの運用は決められたルートに従っていれば、それほど難しいことではないのです。

 

 

ぼくがヘリコプターの免許を取ったのはシアトル空港(SEA-Tac)↓のすぐ隣の飛行場です。

 

 

2本の並行したランウェイを持つ飛行場(赤の矢印)でしたが、そんなビジーな飛行場でも、管制官1人でコントロールしていましたよ。

 

 

特に、女性管制官の声は聞き取りやすくて良かったです。

 

トランプが言う「頭のいい天才」でなければならない仕事じゃありません。

 

知りもしないくせに勝手なこと言うなと言いたい。(ーー゛)