・・・・・・・っということで、日本製鉄がUSスティールを買収するという話には感慨深いものがあります。
ぼくが36年間勤めた会社のメイン事業は鉄に関係していました。
当時日本製鉄は新日鐵(NSC)という社名でしたが、鉄製品の源流を牛耳る神様のような存在でした。
当時の会社も新日鐵とのチャンネルを太くするために、天下りを重役に迎えていました。
当時でさえも、USスティールの技術が時代遅れであることは指摘されていました。
とはいうものの、NSCがUSスティールを買収するなんて想像もできませんでした。
「鉄は国家なり」ですから、国家のプライドがかかっています。
・・・・・・・
ぼくのサラリーマン時代は鉄とは関係ない裏街道を歩んでいましたが、USスティールの関連会社を買収したことがあります。
関連会社とはいえ、名門です。
USスティールという名前が社長の判断を狂わせたのでしょう。
結果は大失敗。
なぜか、その会社のプレゼンテーションについて行ったことがあります。
すっげぇ〜プレゼンテーションが上手いのです。
社長でなくとも、あのプレゼンテーションを聞けば買おうという気になったでしょう。^m^
今回の買収失敗の話を聞いて、どうしても当時を思い出してしまいます。
・・・・・・・
スケールとしては全く比較にならないものの、今回も似たような状況じゃないかと想像してしまいます。
無責任なことを言いますが、買わなくて良かったと思います。
ただ、民間の商談に大統領が口を挟むのは問題です。
偉大な国家を目指すのなら、ダブルスタンダードはいけません。
ここで聞きたい。
相手が政治問題化するなら、こちらの総理大臣も一言言うべきじゃないですか?
たぶん黙ったままでしょう。
言うべき時に言わないのが日本なのです。
中国が日本のEEZ内に無断でブイを設置しても撤去できない。
そうすれば、もちろん大問題に発展するでしょう。
それが怖くて黙っていてもいいのでしょうか?
