・・・・・・・っということで、日本の歴史において、武力を持った者が直接的に朝廷に対してクーデターを起こしていませんよね。
これって、世界の歴史の中で特異なことじゃないですか?
何故でしょう?
朝廷は天皇を頂点とする貴族社会です。
なんで「寸鉄を帯びない」彼らが、武装集団をコントロールできたのでしょう?
確かに鎌倉時代や室町時代に、朝廷から派遣された軍と戦ったことはあります。
しかし、朝廷そのものを排除しようはしませんでした。
この理由を天皇を頂点とする「権威付け」が強固だからと説明されています。
ホントーかな?
ぼくが考えるのは、朝廷が持つ「外交権」が理由です。
日本は島国だから外交とは無縁だと考えがちです。
ところが、卑弥呼(2〜3世紀)が中国に朝貢したのですよ。
あの頃すでに、大陸とは太い外交で繋がっていたのです。
外交の専任事項は朝廷が握っていたのです。
一方、武士は(教養のない田舎者だったから)外交に手が出なかったのです。
江戸時代に鎖国したのも外交が苦手だったからです。
明治維新になって大政奉還したのは、幕府が外交に無能だったからです。
じゃあ、なんで昔から朝廷が外交を担っていたのか?
それは、彼らが朝鮮半島からやって来たからです。
朝廷の中枢に渡来人が多く存在したと言われていますが、ぼくは彼らが主導権を握っていたと考えています。
何故彼らが主導権を握れたのか?
それは、縄文人や弥生人を武力によって駆逐し、日本に政権を打ち立てたからです。
こう考えると、竪穴住居の世界から平安のやんごとなき(光る君への)世界への飛躍が説明できるのです。
例外なく世界の歴史では、まず武力があって、その後に貴族の世界が現れるのです。
日本だけが例外であるはずがありません。
これは、古事記や日本書紀によって朝廷の神話化に成功したからです。
武士がクーデターを起こせないのは、相手が神だからです。
・・・・・・・
こういう視点を持っている人はぼく以外にたくさんいるはずです。
言い出せないのは、この説は天皇のルーツに触れざるを得ないからです。
天皇は現在でもアンタッチャブルなのです。
これがある限り、日本の古代史はベールに包まれたままなのです。
日本人が自らの歴史に対して、思考停止したままでいいとは思いません。
歴史が学問である限り、論理的であらねばなりません。
そろそろ前方後円墳を発掘し、DNA検査をする時期になっているのではないですか?^m^
