・・・・・・・っということで、宮崎空港で80年も前の不発爆弾が爆発したというニュースには驚きましたね。
ちょっと調べてみると、太平洋戦争末期の1945年の夏、宮崎県の延岡、宮崎市、都城市に空爆及び艦砲射撃による攻撃が加えられたそうです。
米軍は九州南部への上陸作戦を企画していて、作戦名は「オリンピック作戦」と名付けられていました。
宮崎県への攻撃の詳細はインターネットじゃ分かりません。(アーカイブまで調べる元気はありませんから。)
現在の宮崎空港は当時軍用飛行場で、当然攻撃の目標になったと考えられますが、記録は残っていないそうです。
まあ、不発弾が出てきたので攻撃されたのは間違いないですがね。^m^
爆発したのは500ポンド爆弾(約227キログラム)だそうで、どんな威力があったのでしょう?
この爆弾は空襲の標準的な爆弾として使われました。
半径数十メートルにわたって建物や車両、人命に大きなダメージを与えることができます。
これ以外に、1000ポンド、2000ポンド、焼夷弾などがあって、それぞれ目的によって使い分けられました。
投下された爆弾は焼夷弾を除いて殆どが500ポンド爆弾だったと考えて良いでしょう。
ですから、今回爆発した不発弾は標準的なものだったのですね。
ちなみに、太平洋戦争で日本本土に投下した爆弾の総量は約160万トン(約32億ポンド)だったそうです。
そのうち5%~10%が不発弾で、約8万~16万トンの爆弾が不発だったと推定されるそうです。
あな恐ろしや。