拝啓 十五の君へ | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
金と暇はあるけど体力と気力がない。
そんなお年頃。
62カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、アンジェラ・アキさんの特集をNHKでやっていました。

 

アンジェラ・アキといえば「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」であります。

 

この歌以外、ぼくは彼女のことを知りません。

 

番組は、アンジェラが取材した当時15歳だった某中学生のクラスが、15年後の30歳になったいまどう変化したかを追うという企画でした。

 

良く出来た番組でした。


アンジェラはいま47歳。

 

彼女が活動を休止して、音楽を学び直すためにアメリカに留学したこと。

 

ミュージカルにチャレンジしていることなどが紹介されました。

 

でも、彼女は「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」以上の作品を残せないだろうと確信しました。

 

彼女には気の毒だけど。

 

神様は気まぐれに、才能がない作曲家にとてつもない音楽を生む瞬間を与えるんです。

 

彼女には悪いけど。

 

・・・・・・・

 

映画【アマデウス】で、サリエリが苦心して作品を生み出すシーンがあります。

 

出来上がった曲を前に、彼は神に感謝します。

 

ところが、モーツァルトはその楽譜を基に、次々と新しいバリエーションを即興でピアノ演奏してしまうのです。

 

天才とはこういうものだと見せつけられて、サリエリは呆然としてしまうのです。

 

音楽に精通した彼だからこそ、モーツァルトの才能を理解できるという皮肉です。

 

モーツァルトの曲を聴いていると、才能を出し惜しみしていないことに驚かされます。

 

曲のバリエーションを次々に注ぎ込むのです。

 

普通なら全部使わずに、次の曲に取っておけよ・・・と思うくらいに。

 

・・・・・・・

 

ここで睡魔に襲われダウン。

 

2度パココンをおでこにぶつけてしまいました。

 

ここまででも言いたいことはわかったと思います。<(_ _)>