・・・・・・・っということで、12年前に書いた自分のブログです。
こう書いても、実際に過去のブログに遡って読んでくれる人は少ないのは分かっていますが。(^^ゞ
あの頃はトランプなんて影も形も無かった。
いまになってMAGAなんてホザいているけれど、結局のところアメリカは行き詰まった。
だから、MAGAと言うんでしょう?
日本人は敗戦によってアメリカから与えられた民主主義を崇(あが)めた。
そう、崇めた。
訳も分からずに。
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来年2025年は敗戦(1945年)後、80周年になるのですよ。
その80年の時間の中で、日本において民主主義は順調に成長しただろうか?
ぼくの人生は、奇しくも戦後日本とシンクロしていました。
今から思うと、ぼくの人生72年間は日本で民主主義が根付く過程であったとも言えます。
好むと好まざるに関わらず、ぼくはダイナミックな時代の目撃者となったのです。
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さて、民主主義は日本に正しく定着したのでしょうか?
残念ながら、それを見届けるには与えられた人生は短過ぎますね。
少なくとも言えることは、民主主義を定着させるにはアメリカの背中を追っていては不可能であることです。
いつまでも「与えられた民主主義」なんて言われ続けるのがオチです。
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日本は技術にしろ、文化にしろ、美術にしろ、文明を最終形として完成させる国なのです。
ならば、民主主義もその理想の姿を日本で実現させると考えるのは自然ではないのでしょうか。
ぼくは理想主義的な気(け)が強いので、民主主義のエル・ドラード、あるいはアルカディアになっている日本の姿を夢想してしまうのです。