宗教が対立に利用されている | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、ガザ戦争の行方は収束するどころか、レバノンのヒズボラとの戦争に拡大しています。

 

歴史を遡れば、イギリス、フランス、ロシアの蒔いた種が原因で、彼らの責任だと分かるのですが、当事者たちにそこまで冷静さを求めるのは無理のようです。

 

表面的に見れば、イスラム教対ユダヤ教の宗教対立に見えますが、「宗教が対立に利用されている」とするのが正しい分析でしょう。

 

宗教は人々のアイデンティティーに強く結びついています。

 

だから、熱くなってしまうのです。

 

ヒズボラとハマスの裏にいるのは、シーア派の盟主であるイランであることは明らかです。

 

一方、イスラエルの裏にいるのは米国です。

 

宗教的に見ればイスラム教vsユダヤ+キリスト教連合の対立に見えます。

 

しかし本質は、政治的、経済的、社会的対立であることは間違いないのです。

 

宗教が対立に利用されているというのはそういうことなのです。

 

ならば、宗教がこの対立を収める力を秘めているとぼくは考えるのです。

 

ヒズボラの指導者ナスララ師(暗殺されました)

 

イランの指導者のハメネイ師

 

この二人、なんか似ているんだよねぇ。

 

オレが常に正しいという態度なんだよねぇ。

 

やっぱり、宗教に寛容性を求めるのは無理だなぁ〜・・・と感じさせられるのはとても残念なことです。