・・・・・・・っということで、このシリーズも終わりにしなければ。
途中で何を書きたかったか忘れてしまいます。
1)イスラエルを理解するためにはユダヤ教を知らなければならない。
2)ユダヤ教の特徴を知るために戒律を挙げ、かなり厳格であることを知りました。
3)実際は戒律をどれくらいのユダヤ人が守っているか。
4)ハマスやヒズボラとの戦争は宗教戦争だとすれば、ユダヤ教はイスラム教とキリスト教をどう見ているのか。
・・・・・・・
ご存知の通り3つの宗教は同じ神を信仰する一神教です。
キリスト教はユダヤ教から枝分かれして、イスラム教はキリスト教を大いに参考しています。
キリスト教はユダヤ教から派生したとは見ていますが、異端視してはおらず、「別の宗教」と考えています。
大きな理由はイエスをメシア(救世主)と認めていないからです。
苦し紛れの三位一体論も否定しています。
たしかに、ユダヤは宗教裁判やホロコーストによってキリスト教に痛めつけられた過去があります。
それなのにキリスト教に対しては寛大で、お互いの理解を深める努力をしています。
次に、ユダヤ教はイスラム教をどう見ているか。
両宗教は非常に似ており、戒律も共通したものが多いです。
しかし、ユダヤ教はムハンマドを預言者として認めていません。
なぜならモーセがトーラーを受け取った時点で、神の啓示は完結しているからです。
ムハンマドは最初支持を期待したようですが、関係は悪化しました。
そうは言ってもイスラム配下の中世のスペインやオスマン帝国では比較的良い関係を保った時期もあります。
残念なことに、現代ではイスラエル建国によって生じたパレスティナ問題で険悪な関係になっています。
歴史的に見れば、十字軍の遠征などは宗教対立というより、むしろ政治的、社会的、経済的要因が深く絡み合っていて、宗教対立は名目に過ぎないと理解する方が正しいでしょう。
そもそも、宗教というものは寛容であるはずのものです。
国を預かるリーダーは宗教対立を煽るのではなく、逆に宗教における寛容性に解決の糸口を見つけるべきだと思うのですがどうでしょう?
一神教に寛容性を求めるのは土台無理なのかなぁ。
以上、このシリーズ終わり。
