・・・・・・・っということで、これが今回シリーズの最後です。
これまで述べてきたように弱いロシア軍が今回のウクライナ戦争で、さらに弱くなっていると言いたいのです。
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ウクライナ軍の越境攻撃で急遽開かれた、プーチンを議長とした軍事会議の様子を見ました。
侵略を受けたクルスク州の首長代理が陥落した村の数など具体的な数字を挙げて説明していた時です。
プーチンは彼の発言を遮り、軍事的な情報は軍人に任せておけばいい。
君は住民をどう援助するかに集中しろと言い放ったのです。
他の将軍たちの複雑な表情が映し出されました。
何でこのTV会議を公開したのか、気が知れません。
KGB出身のプーチンが情報は自分が統制すると宣言しているのです。
彼のこの経歴が、ロシア軍の組織に悪影響を与えているのです。
どのような影響かは以下の通りです。
1. 相互監視の文化
(不信の醸成)
プーチン政権下では、KGBやFSB(ロシア連邦保安庁)に由来する相互監視の文化が軍や政府組織に持ち込まれました。このような環境では、軍内部での不信感が高まり、チームワークや協力が阻害されるのです。
(内部競争と疑心暗鬼)
上司や同僚からの評価や監視を意識することで、兵士や指揮官が保身に走り、リスクを取って積極的な行動をすることがなくなるのです。これが、現場での柔軟な対応力を損なう要因となっているのです。
2. 創造性と柔軟性の抑制
(トップダウンの意思決定)
相互監視によって、現場の指揮官が自主的に意思決定を行うことが難しくなり、上層部の指示に依存する傾向が強まります。
(リスク回避の文化)
監視体制の強化により、失敗を恐れるあまり、無難な選択を好む傾向が強まります。
3. 改革の阻害
(保守的な体制維持)
監視体制が強化されると、改革に対する抵抗が増し、既存の体制や方法に固執する傾向が強まります。
(情報の流通制限)
情報が監視されることにより、必要な情報の流通が滞り、迅速な対応や意思決定が困難になります。
4. 信頼関係の欠如
(指揮官と兵士の間の信頼関係)
相互監視が強化されると、指揮官と兵士の間の信頼関係が築きにくくなります。
(協力の阻害)
監視が強化されると、情報の共有や協力が阻害され、組織全体の効率が低下します。
以上のように、プーチンがロシア軍の欠点である柔軟性や創造性の欠如を助長していることがわかります。
プーチンの本質はケチなスパイですが、恐怖で人を支配するのが得意です。
彼に逆らうと毒殺されたり、窓から突き落とされたり、飛行機に爆弾を仕掛けられたりと、怖くて仕方ないはずです。
かといって彼は自身で責任を取ろうとせず、他人に転嫁します。
こんな人物に作戦に口出しされたら、勝利が得られるはずがありません。
そうは言っても、ロシアは大国です。
内部からの崩壊を期待する以外ないのが残念なところです。
ぼくはウクライナ戦争を見て、日露戦争を連想してしまいます。
あの時、ロシア軍は戦いに負けているにもかかわらず、体力で乗り切ったのです。
そして、最後はロシア革命がとどめを刺したのです。
今回の戦争を終わらせるにはプーチンを排除するしかないでしょう。
排除といっても暗殺ではなく、彼の失墜が必要なのです。
ロシア軍とは反対に、ウクライナ軍はますます進化しています。
両国はキエフ・ルーシという中世国家にルーツを持つのに面白いですね。
以上、ロシア軍についての考察でした。(^^)/
